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公開番号2025068914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023179030
出願日2023-10-17
発明の名称管理システム及び管理方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06Q 10/06 20230101AFI20250422BHJP(計算;計数)
要約【課題】印刷物を製造する工程のうち人が行うオフライン工程に関しては工程管理の自動化が困難であった。
【解決手段】管理システムは、印刷物の識別情報を格納するデータベースと、印刷物の識別情報の入力に応じてタグを発行し、印刷物の識別情報と発行したタグの識別情報とを紐づけてデータベースに格納する。また発行されたタグの識別情報を読み取って取得するリーダを有する。さらにリーダによりタグの識別情報が取得されたときのタグの位置情報を、タグの識別情報に紐づけられた位置情報としてデータベースに記録する。さらにデータベースに格納された印刷物の識別情報に紐づけられた位置情報に基づいて、印刷物の工程情報を管理する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも印刷物の識別情報を格納する格納手段と、
前記印刷物の識別情報の入力に応じてタグを発行し、前記印刷物の識別情報と発行した前記タグの識別情報とを紐づけて前記格納手段に格納させるタグ発行手段と、
前記タグ発行手段により発行されたタグの識別情報を読み取って取得する取得手段と、
前記取得手段により前記タグの識別情報が取得されたときの前記タグの位置の位置情報を、前記タグの識別情報に紐づけられた位置情報として前記格納手段に記録する位置管理手段と、
前記格納手段に格納された前記印刷物の識別情報に紐づけられた前記位置情報に基づいて、前記印刷物の工程情報を管理する工程管理手段と、を有する
ことを特徴とする管理システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記タグ発行手段は、前記印刷物の識別情報とともに印刷の種類が入力され、前記印刷の種類に応じた数の前記タグを発行し、前記印刷物の識別情報と発行した前記タグの識別情報それぞれとを紐づけて前記格納手段に格納させる
ことを特徴とする管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の管理システムであって、
前記タグ発行手段により、第1の印刷物の識別情報の入力に応じて複数のタグが発行された場合には、前記工程管理手段は、前記格納手段に格納された前記複数のタグの識別情報に紐づけられた位置情報がすべて同じ位置を示す場合に、前記第1の印刷物の識別情報に紐づけられた前記位置情報に基づいて前記第1の印刷物の工程情報を更新する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項4】
請求項2に記載の管理システムであって、
前記タグ発行手段は、前記印刷の種類に応じて発行するタグに印刷する項目と内容とを特定し、特定した項目と内容とを印刷したタグを発行する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項5】
請求項4に記載の管理システムであって、
前記項目には、印刷の種類とタイトルと前記印刷物の識別情報とを含む
ことを特徴とする管理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記印刷物を印刷する際に、前記印刷物の識別情報を含む情報をコード化したコード画像を付加的に印刷する印刷手段をさらに有し、
前記タグ発行手段は、前記コード画像からコード化された情報を読み取る読み取り手段を含み、前記読み取り手段により前記印刷物の識別情報を読み取って入力する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項7】
請求項1に記載の管理システムであって、
位置情報と前記位置情報に対応する工程情報とを紐づけて格納した第2の格納手段をさらに有し、
前記工程管理手段は、前記格納手段に格納した前記タグの位置情報に紐づけられた前記工程情報を、前記印刷物の工程情報として管理する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項8】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記格納手段は、前記印刷物の識別情報および前記タグの識別情報に紐づけた時刻を更に格納し、
前記位置管理手段は、前記読み取り手段により前記タグの識別情報が取得されたときの時刻を、前記タグの識別情報に紐づけて前記格納手段に格納し、
前記工程管理手段は、前記格納手段に格納された前記印刷物の識別情報に紐づけられた前記時刻により示される、前記印刷物の識別情報に紐づけられた最新の前記位置情報に基づいて、前記印刷物の工程情報を管理する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項9】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記タグは無線タグである
ことを特徴とする管理システム。
【請求項10】
少なくとも印刷物の識別情報を格納する格納手段と、タグ発行手段と、取得手段と、位置管理手段と、工程管理手段とを有する管理システムによる管理方法であって、
前記タグ発行手段が、前記印刷物の識別情報の入力に応じてタグを発行し、前記印刷物の識別情報と発行した前記タグの識別情報とを紐づけて前記格納手段に格納し、
前記取得手段が、前記タグ発行手段により発行されたタグの識別情報を読み取って取得し、
前記位置管理手段が、前記取得手段により前記タグの識別情報が取得されたときの前記タグの位置の位置情報を、前記タグの識別情報に紐づけられた位置情報として前記格納手段に記録し、
前記工程管理手段が、前記格納手段に格納された前記印刷物の識別情報に紐づけられた前記位置情報に基づいて、前記印刷物の工程情報を管理する
ことを特徴とする管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば商業印刷のオフライン工程において、各工程の待機ジョブ数を管理する管理システム及び管理方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
商業印刷における「受発注」から「印刷工程」に関しては印刷工程管理システムによって管理、可視化が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-149342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
商業印刷の印刷工程管理システムは、オフライン工程作業、すなわち、人が行う作業である「梱包工程」や「出荷工程」などに関してはネットワークを介してジョブの情報収集を行うことができない。このためオフライン工程については、各工程でどのくらいジョブが待機しているか、どのジョブがどの工程にあるかといった状況の管理、可視化が行えない。
【0005】
また、作業者によるバーコードの読み取りなどにより、オフライン工程の管理、可視化を行う方法においては、人為的なミスや、作業の手間がかかっていた。
【0006】
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、オフライン工程で作業中のジョブも管理可能なオフライン工程管理システム、および管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の第一の態様によれば、少なくとも印刷物の識別情報を格納する格納手段と、前記印刷物の識別情報の入力に応じてタグを発行し、前記印刷物の識別情報と発行した前記タグの識別情報とを紐づけて前記格納手段に格納させるタグ発行手段と、
前記タグ発行手段により発行されたタグの識別情報を読み取って取得する取得手段と、
前記読み取り手段により前記タグの識別情報が取得されたときの前記タグの位置の位置情報を、前記タグの識別情報に紐づけられた位置情報として前記格納手段に記録する位置管理手段と、
前記格納手段に格納された前記印刷物の識別情報に紐づけられた前記位置情報に基づいて、前記印刷物の工程情報を管理する工程管理手段と、を有する
ことを特徴とする管理システムが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、オフライン工程で作業中のジョブも管理可能な印刷物製造管理システム、および印刷物製造管理方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1のハードウェアのネットワーク接続の構成図
実施形態1の工程管理システム10の構成図
実施形態1のRFIDタグ発行システム20の構成図
実施形態1の位置管理システム30の構成図
実施形態1の印刷工程の説明図
実施形態1のRFIDタグの説明図
実施形態1の工程管理システム10の制御フローチャート図
実施形態1のRFIDタグ発行システム20の制御フローチャート図
実施形態1の位置管理システム30の制御フローチャート図
実施形態1のデータベース15の説明図
実施形態1のデータベース35の説明図
実施形態2のデータベース15bの説明図
実施形態2のRFIDタグ発行システム20の制御フローチャート図
情報処理装置のハードウェア構成を示す図
印刷の種類の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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