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公開番号2025031260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023137370
出願日2023-08-25
発明の名称撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、及びシステム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250228BHJP(電気通信技術)
要約【課題】被写体の特定の領域への侵入に関する誤検知を抑制する。
【解決手段】撮像装置の撮像手段は、第1の波長を用いて所定の画角で撮像した第1の画像と、前記第1の波長とは異なる第2の波長を用いて前記所定の画角で撮像した第2の画像を取得し、特定手段は、前記第1の画像において被写体が検出された領域を第1領域として特定し、前記第2の画像において前記被写体が検出された領域を第2領域として特定し、判定手段は、前記第1領域または前記第2領域の少なくとも一部があらかじめ設定された検知領域に入ったかを判定する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
第1の波長を用いて所定の画角で撮像した第1の画像と、前記第1の波長とは異なる第2の波長を用いて前記所定の画角で撮像した第2の画像を取得する撮像手段と、
前記第1の画像において被写体が検出された領域を第1領域として特定し、前記第2の画像において前記被写体が検出された領域を第2領域として特定する特定手段と、
前記第1領域または前記第2領域の少なくとも一部があらかじめ設定された検知領域に入ったかを判定する判定手段と、を有し、
前記判定手段は、前記検知領域に前記第1領域の少なくとも一部が入ったと判定した場合に、前記第2領域の少なくとも一部が前記検知領域に入ったかを判定することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2の波長の光を照射する照射手段を有し、
前記照射手段は、前記判定手段によって前記検知領域に前記第1領域の少なくとも一部が入ったと判定された後、前記第2の波長の光を照射することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記撮像手段は、前記照射手段によって前記第2の波長の光が照射された後に、前記第2の画像を取得することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記判定手段は、前記検知領域に前記第1領域の少なくとも一部が入ったと判定した場合で、前記第2領域の少なくとも一部が前記検知領域に入っていないと判定した場合、誤検知であるとする情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記判定手段は、前記検知領域に前記第1領域の少なくとも一部が入ったと判定した場合で、前記第2領域の少なくとも一部が前記検知領域に入っていないと判定した場合、前記被写体の影が前記検知領域に入ったと判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記判定手段は、前記検知領域の座標情報と前記第1領域の座標情報とを比較することで、前記被写体が前記検知領域に入ったかを判定し、
前記検知領域の座標情報と前記第2領域の座標情報とを比較することで、前記被写体が前記検知領域に入ったかを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1の波長は、可視光線の波長を含み、前記第1の画像は前記被写体を含む可視光画像であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第2の波長は、非可視光線の波長を含み、前記第2の画像は前記被写体を含む非可視光画像であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記判定手段は、前記第1領域及び前記第2領域における前記被写体の足元の位置を被写体の存在する特徴点として設定し、
前記検知領域が地面に設定されていた場合に、前記特徴点を用いて前記第1領域または前記第2領域が前記地面に設定された検知領域に入ったかを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記特定手段は、前記第1領域と前記第2領域に基づき、前記第1領域と前記第2領域が重複する領域である第3領域を特定し、
前記判定手段は、前記第3領域の少なくとも一部が、前記検知領域に入ったかを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像に基づいて所定の領域への侵入の判定処理に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、監視カメラ等の撮像装置によって、撮影された撮影画像を解析することにより、所定の領域へ第三者が侵入したかを検出することがなされている。特許文献1には、監視カメラによって撮像された映像を解析し、侵入禁止領域に存在する侵入者を検出する装置が記載されている。
【0003】
特許文献1では、撮影画像内の被写体を矩形領域として検出する特定部を備え、矩形領域における注目点のすべてが侵入禁止領域に含まれるかを判定することで、被写体か侵入禁止領域に侵入したことを検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6341388号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の技術では、外光によって輝度変化を生じる場合に、侵入を正しく検出することが困難になる恐れがある。例えば、照明によって強い光が被写体へ照射されている場合、照明の設置状態や照射状態によっては影が生成され、影を被写体の一部であると誤検出する場合がある。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、被写体が特定の領域へ侵入することに関する誤検知を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての撮像装置は、第1の波長を用いて所定の画角で撮像した第1の画像と、前記第1の波長とは異なる第2の波長を用いて前記所定の画角で撮像した第2の画像を取得する撮像手段と、前記第1の画像において被写体が検出された領域を第1領域として特定し、前記第2の画像において前記被写体が検出された領域を第2領域として特定する特定手段と、前記第1領域または前記第2領域の少なくとも一部があらかじめ設定された検知領域に入っているかどうかを判定する判定手段と、を有し、前記判定手段は、前記検知領域に前記第1領域の少なくとも一部が入ったと判定した場合に、前記第2領域の少なくとも一部が前記検知領域に入っているかを判定する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、被写体が特定の領域へ侵入することに関する誤検知を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮像装置とクライアント装置の構成を示すブロック図である。
撮像装置の解析処理を説明する模式図である。
撮像装置の解析処理を説明する模式図である。
撮像装置の解析処理動作を説明するフローチャートである。
撮像装置の解析処理を説明する模式図である。
撮像装置の解析処理動作を説明するフローチャートである。
撮像装置の解析処理を説明する模式図である。
撮像装置の解析処理動作を説明するフローチャートである。
撮像装置の撮像部を説明するブロック図である。
撮像装置の解析処理動作を説明するタイミングチャートである。
撮像装置の解析処理動作を説明するタイミングチャートである。
撮像装置と外部情報機器の構成を示すブロック図である。
撮像装置の解析処理を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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