TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025022150
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126451
出願日
2023-08-02
発明の名称
画像読取装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250206BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】シートの浮きを抑制することが可能な画像読取装置を提供する。
【解決手段】原稿の搬送機構と、搬送方向との交差方向に伸びる読取位置にて原稿を読み取る読取ユニットと、第一搬送ガイドと第二搬送ガイドを備え、搬送方向において上流から順に第一搬送ガイド、第二搬送ガイド、読取位置の順に配置され、原稿の搬送路は、交差方向において、第一搬送領域と、第一搬送領域と異なる位置の第二搬送領域を含み、原稿は、第一搬送領域においては第一搬送ガイドから読取位置にガイドされ、第二搬送領域においては第一搬送ガイド、第二搬送ガイド、読取位置の順にガイドされる画像読取装置を用いる。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿を搬送する搬送機構と、
前記搬送機構で搬送された原稿の画像を読取位置で読み取る読取ユニットと、
前記搬送機構により搬送方向に搬送される原稿をガイドする第一搬送ガイドと、
前記搬送方向において少なくとも一部が前記第一搬送ガイドの下流に配され、前記搬送方向に搬送される原稿をガイドする第二搬送ガイドと、
を備える画像読取装置であって、
前記第一搬送ガイドおよび前記第二搬送ガイドで形成される搬送路は、前記搬送方向と交差する交差方向において、第一搬送領域と、前記第一搬送領域と異なる第二搬送領域と、を含み、
前記原稿は、前記第一搬送領域においては、前記第一搬送ガイドから前記読取位置にガイドされ、前記第二搬送領域においては、前記第一搬送ガイド、前記第二搬送ガイド、前記読取位置の順にガイドされる
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第一搬送領域は前記交差方向において中央部にある
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記第二搬送領域は前記交差方向において中央部にある
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記第一搬送ガイドは、前記第一搬送領域における下流側の端部が、前記第二搬送領域における下流側の端部よりも、前記読取位置に近い構成である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記第二搬送ガイドは、前記第二搬送領域における下流側の端部が、前記第一搬送領域における下流側の端部よりも、前記読取位置に近い構成である
ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記第一搬送ガイドと前記第二搬送ガイドは、櫛歯状に重なり合って前記搬送路を構成する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記読取ユニットを有する画像読取部を備え、
前記第二搬送ガイドは、前記画像読取部に取り付けられている
ことを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記画像読取部は、読み取りの際に前記原稿が配置される一方の面と、前記読取ユニットが配置される他方の面を有する平板部材を備え、
前記読取ユニットは、前記平板部材を介して前記原稿を読み取る
ことを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記搬送機構を有する原稿搬送部を備え、
前記第一搬送ガイドは、前記原稿搬送部に取り付けられ、
前記原稿搬送部は、前記画像読取部に対して開閉可能に構成されており、
前記原稿搬送部が閉じた状態のときに、前記搬送機構は前記原稿を搬送し、かつ、前記読取ユニットは前記読取位置で前記原稿の画像を読み取る
ことを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記第二搬送ガイドは、前記画像読取部に対して着脱可能に構成され、
前記第二搬送ガイドは、前記交差方向において前記画像読取部と係合する係合形状を前記搬送路の外側に有する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インクジェットプリンタ、複合機、複写機、あるいは、ファクシミリ装置などに搭載される、原稿上に記録される画像を読み取る読取装置が知られている。また、このような読取装置において、読取部へシートを搬送するシート搬送手段と、シートをガイドするシート搬送路を備える搬送装置が用いられている。このような搬送装置でシートを搬送する際には、画像の読み取りの精度を低下させないために、読取部においてシートが浮かないように搬送する必要がある。例えば特許文献1(特開2013-251692号公報)には、読取部の搬送方向上流側に、断面が円弧状の搬送ガイドを有しており、シートを円弧状の搬送ガイドを経て読取部へ搬送するシート搬送装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-251692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、円弧状の搬送ガイドの先端が反りなどの要因により変形すると、読取部でシートの紙浮きが発生し、画像不良が生じるという課題がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、シートの浮きを抑制することが可能な画像読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、
原稿を搬送する搬送機構と、
前記搬送機構で搬送された原稿の画像を読取位置で読み取る読取ユニットと、
前記搬送機構により搬送方向に搬送される原稿をガイドする第一搬送ガイドと、
前記搬送方向において少なくとも一部が前記第一搬送ガイドの下流に配され、前記搬送方向に搬送される原稿をガイドする第二搬送ガイドと、
を備える画像読取装置であって、
前記第一搬送ガイドおよび前記第二搬送ガイドで形成される搬送路は、前記搬送方向と交差する交差方向において、第一搬送領域と、前記第一搬送領域と異なる第二搬送領域と、を含み、
前記原稿は、前記第一搬送領域においては、前記第一搬送ガイドから前記読取位置にガイドされ、前記第二搬送領域においては、前記第一搬送ガイド、前記第二搬送ガイド、前記読取位置の順にガイドされることを特徴とする画像読取装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シートの浮きを抑制することが可能な画像読取装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像読取装置の開いた状態の斜視図
画像読取装置の閉じた状態の斜視図
自動シート送り装置を閉じた時の画像読取装置断面図
自動シート送り装置を閉じた時の画像読取装置の部分拡大断面図
(A)はスキャナ部の上視図、(B)~(D)は断面図
ガラスフレームユニットの裏面図
画像読取装置内部構成を示す上視図
搬送路の分解斜視図
搬送ガイドの分解平面図
搬送ガイドの分解斜視図
搬送ガイドの斜視図
搬送ガイドの平面図
第1の実施形態に係るガラスフレームユニットの分解図
実施形態2における搬送ガイドの斜視図
読取ユニットを示す斜視図
装置の制御回路の構成例を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る構成を図面に則して更に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り、後の説明においても初めの説明と同様のものである。特に図示あるいは記述をしない構成や工程には、当該技術分野の周知技術または公知技術を適用することが可能である。また、重複する説明は省略する場合がある。
【0010】
本発明のシート搬送機構を搭載した画像読取装置は、フラットベッドスキャナ装置、あるいはフラットベッドスキャナ装置とプリント装置等を複合化した複写機、ファクシミリ、複合機等に適用可能である。以下、一例として、コンピュータ等にシート画像を取り込む画像読取装置について説明する。なお各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。X、Y,Zは互いに直交する方向を示す。Xは、画像読取装置の幅方向であり、Yは奥行き方向であり、Zは高さ方向である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
情報処理装置
5日前
キヤノン株式会社
電子回路基板
5日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
5日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
液体収容ボトル
2日前
キヤノン株式会社
液体収容ボトル
2日前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
インクジェット記録装置
5日前
キヤノン株式会社
露光装置及び画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
定着装置及び画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
除電装置、及び画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
光源装置および画像表示装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置および焦点検出方法
5日前
キヤノン株式会社
ポリマー電解質及び二次電池
2日前
キヤノン株式会社
ポリマー電解質及び二次電池
2日前
キヤノン株式会社
送信デバイス及び受信デバイス
5日前
キヤノン株式会社
光学系及びそれを有する撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
通信装置、制御方法及びプログラム
5日前
キヤノン株式会社
非接触通信モジュール及び電動雲台
5日前
キヤノン株式会社
電子機器、制御方法およびプログラム
5日前
キヤノン株式会社
電子機器、制御方法およびプログラム
5日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、方法およびプログラム
2日前
キヤノン株式会社
シート搬送装置、及び画像形成システム
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、制御方法、及びプログラム
5日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
5日前
キヤノン株式会社
揺動型歯車機構、減速機及びロボットアーム
5日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、方法、プログラム及記憶媒体
5日前
続きを見る
他の特許を見る