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公開番号2025021878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023125931
出願日2023-08-02
発明の名称情報処理装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 1/26 20060101AFI20250206BHJP(計算;計数)
要約【課題】システム全体の低消費電力化を実現可能な情報処理装置を提供すること。
【解決手段】情報処理装置は、AC電源からDC電源を生成する第1の電源と、電力供給源から通信ケーブルを介して供給されるDC電圧を所定のDC電圧に変換する第2の電源と、第1の電源からの給電で動作する情報処理部と、第1の電源又は第2の電源からの給電で動作する通信部と、電力供給源の電力負荷状態を取得する取得部と、電力負荷状態に応じて通信部に給電する電源を選択する選択部とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
AC電源からDC電源を生成する第1の電源と、
電力供給源から通信ケーブルを介して供給されるDC電圧を所定のDC電圧に変換する第2の電源と、
前記第1の電源からの給電で動作する情報処理部と、
前記第1の電源又は前記第2の電源からの給電で動作する通信部と、
前記電力供給源の電力負荷状態を取得する取得部と、
前記電力負荷状態に応じて前記通信部に給電する電源を選択する選択部とを有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記情報処理装置は、全ての機能を使用可能な第1の状態と、通信機能を含む一部の機能を使用可能な第2の状態とに変化可能であり、
前記選択部は、前記第2の状態において、前記電力負荷状態に応じて前記通信部に給電する電源を選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記選択部は、前記電力供給源に接続されている装置の数が所定値より小さい場合、前記第1の電源を選択し、前記装置の数が所定値より大きい場合、前記第2の電源を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
選択部は、前記装置の数が所定値より大きく、かつ前記電力供給源が電源定格を超えると判定した場合、前記第1の電源を選択することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択部は、前記第2の電源を選択した場合の前記電力供給源の負荷率が前記第1の電源を選択した場合の前記第1の電源の負荷率より小さい場合、前記第1の電源を選択し、前記第2の電源を選択した場合の前記電力供給源の負荷率が前記第1の電源を選択した場合の前記第1の電源の負荷率より大きい場合、前記第2の電源を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記選択部は、前記第2の電源を選択した場合の前記電力供給源の負荷率が前記第1の電源を選択した場合の前記第1の電源の負荷率より大きく、かつ前記電力供給源が電源定格を超えると判定した場合、前記第1の電源を選択することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記選択部は、前記情報処理装置が前記第1の電源を用いて起動された後、前記電力負荷状態に応じて前記通信部に給電する電源を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記通信部は、前記第1の電源が切断された場合に前記第2の電源からの給電で動作し、前記第1の電源が切断されたことを示す通知を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の情報処理装置と、
前記電力供給源とを有することを特徴とする情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子機器の消費電力に関して、様々な規制が設けられている。例えば、EuP Lot26では、ネットワーク通信等のみ可能なスタンバイ状態の電力を2W以下とすることが要求されている。このような要求を満たすためには高効率な電源回路が必要となる。商用AC電源から電力を供給する場合、電源効率を上げるためACDC電源にPFC回路(力率改善回路)と呼ばれる効率改善のための回路が不可欠となる。このような構成では、通常動作時のような電力負荷が大きい場合には効率が向上するが、スタンバイ状態等の電力負荷が小さい場合には効率が悪い。また、スタンバイ状態用の電源を別途設ける等で要求を満足することができるが、装置の大型化に繋がってしまう。
【0003】
特許文献1には、自身の内蔵するACDC電源以外に、PoE(商標登録。パワーオーバーイーサネット。)/USB等の外部電源を有し、電力負荷に応じ一番効率の良い電源に切り替えることでスタンバイ状態での効率を向上させる情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-26083号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の情報処理装置では、外部電源もACDC電源を有し、電力負荷によってACDC電源の効率が変化することが考慮されていないため、必ずしも外部電源から供給することが省電力になってない。
【0006】
本発明は、システム全体の低消費電力化を実現可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての情報処理装置は、AC電源からDC電源を生成する第1の電源と、電力供給源から通信ケーブルを介して供給されるDC電圧を所定のDC電圧に変換する第2の電源と、第1の電源からの給電で動作する情報処理部と、第1の電源又は第2の電源からの給電で動作する通信部と、電力供給源の電力負荷状態を取得する取得部と、電力負荷状態に応じて通信部に給電する電源を選択する選択部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、システム全体の低消費電力化を実現可能な情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る情報処理システムのブロック図である。
PoEネットワークハブの電力負荷を取得する際の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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