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公開番号
2025037678
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144757
出願日
2023-09-06
発明の名称
画像形成装置及びその制御方法、並びに、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B65H
3/48 20060101AFI20250311BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】用紙の印刷効率の低下を抑制できる技術を提供する。
【解決手段】紙種検知センサ260が用紙の種類を検知する前に送風ファン270からエアーを送風するか否かを設定するCPU280を備え、CPU280によってエアーを送風する設定がされている場合には紙種検知センサ260が用紙の種類を検知する前であって給紙手段が用紙の給紙を行う際に送風ファン270はエアーを送風し、CPU280によってエアーを送風しない設定がされている場合には紙種検知センサ260が用紙の種類を検知する前であって給紙手段が用紙の給紙を行う際に送風ファン270はエアーを送風しない。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙に印刷を行うための画像形成手段と、
前記用紙を積載する給紙トレイから、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、
前記給紙トレイに積載された前記用紙に対してエアーを送風する送風手段と、
前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する検知手段と、
前記検知手段が前記用紙の種類を検知する前に前記送風手段から前記エアーを送風するか否かを設定する設定手段と
を有し、
前記設定手段によって前記エアーを送風する設定がされている場合には前記検知手段が前記用紙の種類を検知する前であって前記給紙手段が前記給紙を行う際に前記送風手段は前記エアーを送風し、前記設定手段によって前記エアーを送風しない設定がされている場合には前記検知手段が前記用紙の種類を検知する前であって前記給紙手段が前記給紙を行う際に前記送風手段は前記エアーを送風しない
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記設定手段によって前記エアーを送風しない設定がされている場合であっても、前記検知手段が検知した用紙の種類が第1の種類である場合は、前記送風手段は前記給紙トレイに積載されている用紙に対して前記エアーを送風する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記設定手段によって前記エアーを送風する設定がされている場合であっても、前記検知手段が検知した用紙の種類が第2の種類である場合は、前記送風手段は前記給紙トレイに積載されている用紙に対して前記エアーを送風しない
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1の種類はコート紙である
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第2の種類は普通紙である
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記設定手段によって前記エアーを送風しない設定がされている場合であって、前記検知手段が検知した用紙の種類が前記第1の種類である場合に警告を表示する表示手段を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記検知手段は、前記用紙の特徴量を用いて前記用紙の種類を検知する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
用紙に印刷を行うための画像形成手段と、前記用紙を積載する給紙トレイから、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記給紙トレイに積載された前記用紙に対してエアーを送風する送風手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する検知手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、
前記検知手段が前記用紙の種類を検知する前に前記送風手段から前記エアーを送風するか否かを設定する設定ステップと、
前記設定ステップによって前記エアーを送風する設定がされている場合には前記検知手段が前記用紙の種類を検知する前であって前記給紙手段が前記給紙を行う際に前記送風手段は前記エアーを送風し、前記設定ステップによって前記エアーを送風しない設定がされている場合には前記検知手段が前記用紙の種類を検知する前であって前記給紙手段が前記給紙を行う際に前記送風手段は前記エアーを送風しないステップと
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項9】
コンピュータに、請求項8に記載の画像形成装置の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置及びその制御方法、並びに、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置における用紙搬送路上に、例えば用紙の表面性や坪量といった用紙の特徴量を測定して用紙の種類を検知するための紙種検知センサ(メディアセンサ)を備えた画像形成装置がある。このような画像形成装置では、例えば、印刷ジョブで給紙した用紙の特徴量を元にして予め記憶された紙種データベース(メディアライブラリ)から当該用紙の種類(紙種)を特定する。そして、このような画像形成装置では、特定した紙種の印刷制御パラメータを画像形成制御に用いることで品質の高い印刷物を得ることができる。
【0003】
また、給紙前の用紙束に対して送風ファンのエアーを吹き付けること(エアーさばき)をすることで、吸着した用紙同士を分離して重送を防ぐ送風機構を備える画像形成装置が提案されている。特許文献1には、用紙の紙種を検知する前に給紙前の用紙束に対して必ずエアーさばきを行い、その後、検知された紙種が重送する可能性が高いコート紙の場合はエアーさばきを継続し、コート紙ではない場合はエアーさばきを停止する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-32632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術では、用紙の紙種を検知する前に必ずエアーさばきを行うため、例えば紙種が重送する可能性が高いコート紙ではない場合には、上述したエアーさばきの時間が無駄となり、用紙の印刷効率が低下するという課題がある。
【0006】
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、用紙の印刷効率の低下を抑制できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の画像形成装置は、用紙に印刷を行うための画像形成手段と、前記用紙を積載する給紙トレイから、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記給紙トレイに積載された前記用紙に対してエアーを送風する送風手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する検知手段と、前記検知手段が前記用紙の種類を検知する前に前記送風手段から前記エアーを送風するか否かを設定する設定手段とを有し、前記設定手段によって前記エアーを送風する設定がされている場合には前記検知手段が前記用紙の種類を検知する前であって前記給紙手段が前記給紙を行う際に前記送風手段は前記エアーを送風し、前記設定手段によって前記エアーを送風しない設定がされている場合には前記検知手段が前記用紙の種類を検知する前であって前記給紙手段が前記給紙を行う際に前記送風手段は前記エアーを送風しない。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、用紙の印刷効率の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す断面図である。
本開示の実施形態に係る画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
図1及び図2に示す紙種検知センサの概略構成の一例を示す断面図である。
図1及び図2に示す手差し給紙部の概略構成の一例を示す図である。
本開示の実施形態を示し、紙種検知センサで用紙の種類を検知する前に手差し給紙トレイ上にある用紙束に対して送風ファンによるエアーさばきを実行するか否かを設定する設定画面の一例を示す図である。
本開示の実施形態を示し、手差し給紙トレイに置かれた用紙の設定画面の一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る画像形成装置の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施形態に係る画像形成装置の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施形態を示し、図8のステップS805において表示部に表示される警告表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら、本開示を実施するための形態(実施形態)について説明する。なお、以下に説明する実施形態は一例であり、本開示は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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