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公開番号
2025037381
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144285
出願日
2023-09-06
発明の名称
液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250311BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】電気的な安全性を図ることができる液体吐出ヘッドを提供すること。
【解決手段】液体を吐出することが可能な液体吐出ヘッドは、液体を収容することが可能な収容部と、収容部から供給された液体を吐出する複数の吐出口を含む素子基板と、所定の電圧で電力が供給されることによって駆動する駆動部と、素子基板、収容部、及び、駆動部を支持する筐体と、所定の電圧が印加される高電圧配線が配された電気回路基板と、難燃グレードがV-1以上である難燃部と、を備える。電気回路基板は、難燃グレードがV-1以上であるコア部材を含む。難燃部は、電気回路基板よりも筐体側に配置される。高電圧配線は、コア部材と難燃部との間に配置される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出することが可能な液体吐出ヘッドであって、
液体を収容することが可能な収容部と、
前記収容部から供給された液体を吐出する複数の吐出口を含む素子基板と、
所定の電圧で電力が供給されることによって駆動する駆動部と、
前記素子基板、前記収容部、及び、前記駆動部を支持する筐体と、
前記所定の電圧が印加される高電圧配線が配された電気回路基板と、
難燃グレードがV-1以上である難燃部と、
を備え、
前記電気回路基板は、難燃グレードがV-1以上であるコア部材を含み、
前記難燃部は、前記電気回路基板よりも前記筐体側に配置され、
前記高電圧配線は、前記コア部材と前記難燃部との間に配置される、
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記難燃部は、フィルムであり、
前記高電圧配線は、前記フィルムによって遮蔽されている、
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記難燃部は、前記筐体の一部であり、
前記高電圧配線は、前記電気回路基板と前記筐体の一部とによって遮蔽されている、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記電気回路基板において、前記高電圧配線は、前記コア部材よりも前記筺体側に、二次元的に配策されている、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記電気回路基板において、前記高電圧配線は、前記コア部材よりも前記筺体側に、三次元的に配策されている、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記電気回路基板において、前記コア部材よりも前記筐体側には、入力された電圧を前記所定の電圧に昇圧するための昇圧回路と、前記駆動部に電力を供給するための配線が接続されたコネクタと、が更に配置され、
前記高電圧配線は、前記昇圧回路と、前記コネクタと、を接続する、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記電気回路基板は、
電気信号を受信することが可能な端子が配置されたコンタクト面と、
前記コンタクト面から前記コア部材を境にして前記筐体側に前記電気信号を伝達することが可能なビアホールと、
を有する、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記ビアホールの径は、φ0.8より小さい、
請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記駆動部は、前記収容部と前記素子基板との間で液体を循環させることが可能なポンプであり、
前記高電圧配線は、前記ポンプを駆動させることが可能な前記所定の電圧が印加される、
請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記収容部、及び、前記ポンプは、前記筐体によって、遮蔽されている、
請求項9に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出ヘッド、及び、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インクジェットヘッド(液体吐出ヘッド)が備えるポンプを駆動するための回路が発生する駆動波形が示されている。当該駆動波形を参照することによって、当該回路に対して、120Vから300Vの電圧が印加されることを理解することができる。この様に、比較的高い電圧で電力を供給される構成を有する液体吐出ヘッドでは、比較的高い電圧を印加される部材に起因する予期せぬ事象が発生することもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-30350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、特許文献1は、液体吐出ヘッドに対する電気的な安全性について、何も言及していない。
【0005】
そこで、本開示は、電気的な安全性を図ることができる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の液体吐出ヘッドは、液体を吐出することが可能な液体吐出ヘッドであって、液体を収容することが可能な収容部と、前記収容部から供給された液体を吐出する複数の吐出口を含む素子基板と、所定の電圧で電力が供給されることによって駆動する駆動部と、前記素子基板、前記収容部、及び、前記駆動部を支持する筐体と、前記所定の電圧が印加される高電圧配線が配された電気回路基板と、難燃グレードがV-1以上である難燃部と、を備え、前記電気回路基板は、難燃グレードがV-1以上であるコア部材を含み、前記難燃部は、前記電気回路基板よりも前記筐体側に配置され、前記高電圧配線は、前記コア部材と前記難燃部との間に配置される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示の液体吐出ヘッドによれば、電気的な安全性を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態で使用することが可能な液体吐出装置の一例を示す外観斜視図。
一実施形態における液体吐出装置の制御系を示すブロック図。
一実施形態の液体吐出ヘッドの分解斜視図。
一実施形態に適用することが可能な循環ユニットの模式図。
一実施形態に適用することが可能な循環経路を示す模式図。
一実施形態に適用することが可能な循環ポンプを駆動回路の模式図。
一実施形態における電気回路基板の模式的な断面図。
電気回路基板、及び、その周辺に配置された部材を示した分解斜視図。
一実施形態に適用することが可能な電気回路基板における模式的な断面図。
一実施形態に適用することが可能な液体吐出ヘッドにおける模式的な断面図。
一実施形態における吐出口付近の拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1の実施形態]
以下、図面を用いて本開示における実施形態の例を説明する。但し、以下の記載は、本開示の範囲を限定しない。
【0010】
<液体吐出装置の説明>
図1は、本実施形態で使用することが可能な液体吐出装置100の一例を示す外観斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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