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公開番号2025037016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143724
出願日2023-09-05
発明の名称情報提供システム及び方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250310BHJP(計算;計数)
要約【課題】プリンター等を管理するシステムへのフィードバックが当該システムに反映されている度合を可視化させる。
【解決手段】修理箇所通知システムにおいて、修理箇所通知サーバーの稼働情報受信部311は、プリンター102からエラー情報やプリンターの稼働情報を受信する。エラー判定部312は、エラー判定手段を持ち、稼働情報受信部311からエラー情報を受け取ると、エラー履歴管理部313からエラーが発生したプリンターで過去に発生したエラー情報であるエラー履歴を取得する。エラー判定部312は、受信したエラー情報とともに当該エラーを解消するための一つ以上の修理部品とその故障可能性の高低を推定する。エラー判定部312は、推定した結果をエラー情報と共に後述する優先度判定部314に送信する。修理手順表示部319は、推定結果を取得し、修理手順表示画面を生成しブラウザー331に返却する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
過去に画像形成装置で発生したエラーを解消するために実施された処置を示す処置データと、過去に画像形成装置で発生したエラーを解消するために実施された処置の評価を示す評価データとを実績として管理する実績管理手段と、
画像形成装置で発生したエラーを解消するために必要な処置を特定する処置特定手段と、
前記処置特定手段により特定された処置各々について優先して実施すべき度合を示す優先度を表示する表示手段と、
前記処置特定手段により特定された処置各々に対する評価を示す評価データを受信して前記実績管理手段に前記実績として管理させ、所定の水準を超える評価を所定の回数を超えて受けたという条件を満たした処置と、前記条件を満たしていない処置とで前記優先度を表示する態様を異ならせるよう前記表示手段を制御するフィードバック手段と、
を備えることを特徴とする情報提供システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記フィードバック手段は、前記処置特定手段により特定された処置の少なくとも一つについて処置データを受信して前記実績管理手段に前記実績として管理させ、所定の回数を超えて実施されたという条件を満たした処置について所定のアイコンを表示するよう前記表示手段を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項3】
前記フィードバック手段は、前記優先度が表示されていない処置を示す処置データを受信した場合、当該処置を示す処置データを加工することなく前記実績管理手段に前記実績として管理させる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報提供システム。
【請求項4】
前記フィードバック手段は、前記優先度が表示されていない処置を示す処置データを受信した場合、当該処置の評価を変更しない、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報提供システム。
【請求項5】
前記フィードバック手段は、前記優先度が表示されていない処置を示す処置データを初めて受信した場合、当該処置の評価データにより示されている値をゼロとして前記実績管理手段に管理させる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報提供システム。
【請求項6】
前記フィードバック手段は、前記優先度が表示されていない処置を示す処置データを受信した場合、当該処置の前記優先度を表示する態様を変更しないよう表示手段を制御する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報提供システム。
【請求項7】
前記フィードバック手段は、前記優先度が表示されていない処置を示す処置データを受信した場合、当該処置の評価データを受信して前記実績管理手段に前記実績として管理させる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報提供システム。
【請求項8】
過去に画像形成装置で発生したエラーを解消するために実施された処置を示す処置データと、過去に画像形成装置で発生したエラーを解消するために実施された処置の評価を示す評価データとを実績として実績管理手段により管理し、
画像形成装置で発生したエラーを解消するために必要な処置を処置特定手段により特定し、
前記処置特定手段により特定された処置各々について優先して実施すべき度合を示す優先度を表示手段により表示し、
前記処置特定手段により特定された処置各々に対する評価を示す評価データをフィードバック手段により受信して前記実績管理手段に前記実績として管理させ、所定の水準を超える評価を所定の回数を超えて受けたという条件を満たした処置と、前記条件を満たしていない処置とで前記優先度を表示する態様を異ならせるよう前記表示手段をフィードバック手段により制御する、
ことを特徴とする方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供システム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来からプリンター等のデバイスの情報、状態等の管理を行うシステムが構築されてきた。このようなシステムは、デバイスで故障が発生すると、デバイスから送信される故障の通知をサーバーが受信することで、故障の発生状況を管理することができる。また、このようなシステムに類似する技術として、故障の内容を解析することで故障診断を行う技術が提案されている。例えば、特許文献1は、デバイスから送信された故障診断結果を受信して過去の交換作業の実績から故障パーツの交換ガイダンスを表示するシステムを開示している。また、例えば、特許文献2は、故障したデバイスのユーザーにデバイスの故障状況についての情報を入力させて送信させ、受信した詳細情報を活用して故障診断の精度を向上し、デバイスに対する処置の表示順序を更新するシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-199704号公報
特開2007-62288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カスタマーエンジニア(CE:Customer Engineer)等のユーザーは、故障診断結果として表示される推奨処置を参考にして処置作業を行うことができる。しかし、デバイスの状況によっては、ユーザーが知識や経験に基づいて最適と判断した処置作業が、故障診断の結果に基づいて推奨されている処置と乖離している場合がある。このような乖離が発生する原因としては、推奨処置を管理するマスター情報とユーザーの認識の間に乖離が生じていること、新機種等においてはマスター情報が充実していないこと等が挙げられる。また、このような場合、ユーザーは、故障診断結果に従って作業を行ったか、故障診断結果には従わず自身の判断に基づいて作業を行ったかの結果をフィードバックに入力してシステムへ送信することができる。しかし、ユーザーは、送信したフィードバックが故障診断結果に基づいて推奨される処置の情報に影響を与えているか否かを認識することができない。
【0005】
そこで、本発明は、プリンター等を管理するシステムへのフィードバックが当該システムに反映されている度合を可視化させることができる情報提供システム及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の情報提供システムは、過去に画像形成装置で発生したエラーを解消するために実施された処置を示す処置データと、過去に画像形成装置で発生したエラーを解消するために実施された処置の評価を示す評価データとを実績として管理する実績管理手段と、画像形成装置で発生したエラーを解消するために必要な処置を特定する処置特定手段と、前記処置特定手段により特定された処置各々について優先して実施すべき度合を示す優先度を表示する表示手段と、前記処置特定手段により特定された処置各々に対する評価を示す評価データを受信して前記実績管理手段に前記実績として管理させ、所定の水準を超える評価を所定の回数を超えて受けたという条件を満たした処置と、前記条件を満たしていない処置とで前記優先度を表示する態様を異ならせるよう前記表示手段を制御するフィードバック手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、プリンター等を管理するシステムへのフィードバックが当該システムに反映されている度合を可視化させることができる情報提供システム及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一実施形態に係る修理箇所通知システムの構成を示すブロック図である。
第一実施形態に係る修理箇所通知サーバー及びPCのハードウェア構成を示すブロック図である。
第一実施形態に係るプリンターのハードウェア構成図である。
第一実施形態に係る修理箇所通知システムのソフトウェア構成図である。
第一実施形態に係る優先度判定部で実行される推奨処置推定処理において、表7を算出する方法の例を示すフローチャートである。
第一実施形態に係る優先度判定部で実行される推奨処置推定処理において、表7を算出する方法の例を示すフローチャートである。
第一実施形態に係る優先度判定部で実行される表4を算出する際の市場実績集計処理を説明するフローチャートである。
第一実施形態に係る優先度判定部で実行される市場処置実績に基づく表6の算出の方法を説明するフローチャートである。
第一実施形態に係る優先度判定部により実行される推奨処置推定処理において、表7を算出する際のフィードバックによる処置優先度の調整処理の詳細を説明するフローチャートである。
第一実施形態に係るブラウザーに表示される修理手順表示画面の例を示す図である。
図9に示したフィードバックによる処置優先度調整処理が行われた結果、処置優先度「A+」が付与された処置が存在する場合の修理手順表示画面の例を示す図である。
第二実施形態に係る修理箇所通知システムのソフトウェア構成図である。
第二実施形態に係るブラウザーに表示される修理手順表示画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態に係る情報提供システムは、実績管理手段と、処置特定手段と、表示手段と、フィードバック手段とを備える。実績管理手段は、過去に画像形成装置で発生したエラーを解消するために実施された処置を示す処置データと、過去に画像形成装置で発生したエラーを解消するために実施された処置の評価を示す評価データとを実績として管理する。処置特定手段は、画像形成装置で発生したエラーを解消するために必要な処置を特定する。表示手段は、処置特定手段により特定された処置各々について優先して実施すべき度合を示す優先度を表示する。フィードバック手段は、処置特定手段により特定された処置各々に対する評価を示す評価データを受信して実績管理手段に実績として管理させる。また、フィードバック手段は、所定の水準を超える評価を所定の回数を超えて受けたという条件を満たした処置と、条件を満たしていない処置とで優先度を表示する態様を異ならせるよう表示手段を制御する。
【0010】
フィードバック手段は、処置特定手段により特定された処置の少なくとも一つについて処置データを受信して実績管理手段に実績として管理させてもよい。また、フィードバック手段は、所定の回数を超えて実施されたという条件を満たした処置について所定のアイコンを表示するよう表示手段を制御してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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