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公開番号
2025037646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144704
出願日
2023-09-06
発明の名称
制御システム、撮像装置及びその制御方法、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250311BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の撮像装置を制御装置で制御する場合に、通信量を減らしつつも、操作性の低下を抑制することができる制御システムを提供する。
【解決手段】制御装置により複数の撮像装置を制御する制御システムであって、制御装置が、表示部における、複数の撮像装置のそれぞれに対応する複数の表示領域に、複数の撮像装置から送信されるライブビュー映像をそれぞれ表示するように表示部を制御可能であり、且つ複数の表示領域のそれぞれについて表示方法を変更可能な表示制御部と、ライブビュー映像を撮像装置に要求する第1の通信部とを備え、撮像装置が、制御装置からのライブビュー映像の送信要求に応じて、異なる画質のライブビュー映像を生成する撮像部と、撮像部が生成したライブビュー映像を制御装置に送信する第2の通信部とを備える。
【選択図】 図6B
特許請求の範囲
【請求項1】
制御装置により複数の撮像装置を制御する制御システムであって、
前記制御装置が、
表示手段における、前記複数の撮像装置のそれぞれに対応する複数の表示領域に、前記複数の撮像装置から送信されるライブビュー映像をそれぞれ表示するように前記表示手段を制御可能であり、且つ複数の表示領域のそれぞれについて表示方法を変更可能な表示制御手段と、
ライブビュー映像を前記撮像装置に要求する第1の通信手段とを備え、
前記撮像装置が、
前記制御装置からのライブビュー映像の送信要求に応じて、異なる画質のライブビュー映像を生成する撮像手段と、
前記撮像手段が生成したライブビュー映像を前記制御装置に送信する第2の通信手段とを備えることを特徴とする制御システム。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記第1の通信手段は、前記複数の表示領域の表示方法に応じて、それぞれの撮像装置に適した画質のライブビュー映像を前記撮像装置に要求し、前記撮像手段は、前記制御装置から要求された画質のライブビュー映像を生成することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記第1の通信手段は、前記表示制御手段が、前記ライブビュー映像を最大化表示していない場合に、解像度が所定以下の低画質なライブビュー映像を送信するように、前記撮像装置に要求することを特徴とする請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記第1の通信手段は、前記表示領域に表示される前記ライブビュー映像に欠けがある場合に、解像度が所定以下の低画質なライブビュー映像を送信するように、前記撮像装置に要求することを特徴とする請求項2に記載の制御システム。
【請求項5】
前記撮像装置は、被写体を検出する被写体検出手段をさらに備え、前記撮像手段は、前記被写体検出手段による検出結果に応じて、生成するライブビュー映像の画質を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
【請求項6】
前記被写体検出手段により被写体が検出された場合は、前記撮像手段は、解像度が所定より高い高画質のライブビュー映像を生成することを特徴とする請求項5に記載の制御システム。
【請求項7】
前記被写体検出手段は、人物、動物、車を含む被写体を検出することを特徴とする請求項5に記載の制御システム。
【請求項8】
前記制御装置から、撮影操作または設定操作の命令が前記撮像装置に送信された場合に、前記撮像手段は、解像度が所定より高い高画質のライブビュー映像を生成することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
【請求項9】
前記撮像手段は、2種類の画質のライブビュー映像を生成することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
【請求項10】
前記撮像手段は、解像度が所定より高い高画質のライブビュー映像と、解像度が所定以下の低画質のライブビュー映像を生成することを特徴とする請求項9に記載の制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数台のカメラを制御して撮影を行う制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、オリンピック等に代表されるスポーツイベントの競技大会において、カメラマンにより多種多様の競技シーンの撮影が行われており、撮影された写真はメディアのニュースで数多く配信されている。
【0003】
このような競技大会においては、複数のデジタルカメラが様々な角度で設置され、これらのカメラを持ち運び可能な制御装置で遠隔操作できるシステムが用いられてきている。このようなシステムでは、少数の撮影者が、ネットワークを介してカメラに接続されたタブレットまたはノートパソコンに代表される制御装置を操作し、複数のデジタルカメラを一度に制御することができる。
【0004】
遠隔操作で複数台のデジタルカメラを撮影制御できるソフトウェアとして、株式会社ニコンの「NX Field」や、ソニー株式会社の「Remote Camera Tool」などの既存技術が使用されることがある。非特許文献1および非特許文献2には、これらのソフトウェアの使用方法が開示されている。
【0005】
競技会場のネットワークには、複数の通信社などのメディアが参加しており、それぞれのメディアに通信環境を割り当てる必要がある。そのため、各メディアごとに割り当てられるネットワークは制限されることもある。さらに、これらの複数のメディアが接続しているデジタルカメラや制御装置は、ライブビュー映像の送信、撮影のレリーズ指示の送信、画像転送指示の送信などの通信を常時行っている。そのため、大量のデータ通信により、通信帯域のひっ迫や制御装置の処理負荷の増大などが発生する。
【0006】
そのため、このようなリモート撮影システムを使用する環境では、ライブビュー映像や画像の転送などにおいて、出来る限り不要な通信を行わないことが望まれる。
【0007】
特許文献1には、制御装置の処理能力に応じて、適切な画質の画像を撮影カメラから制御装置に送信する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2014-176016号公報
【非特許文献】
【0009】
Nikon ”NX Field システム 使用説明書”,[online],[令和5年8月15日検索],インターネット <URL:https://nps.nikonimaging.com/technical_info/nx_field/pdf/NXFieldUM_Jp_ver.1.3.pdf>
Sony ”Remote Camera Tool 使いかた”,[online],[令和5年8月15日検索],インターネット <URL:https://support.d-imaging.sony.co.jp/app/remotecameratool/ja/instruction/1_connection.php>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
オリンピック等の競技大会では、1つの競技場内で複数種類の競技が行われるため、それらを競技ごとにさまざまな構図で撮影することが必要とされる。例えば、競技場内で陸上のトラック競技、フィールド競技が同時に開催されているような状況では、複数のデジタルカメラからのライブビュー映像を制御装置に並べて表示しながら、リモート撮影を行う。このとき、全てのライブビュー映像を高解像度、高フレームレートで表示すると、通信帯域が圧迫され、制御装置の処理負荷が増大してしまう。一方で、全てのライブビュー映像を低解像度、低フレームレートで表示すると、状況変化に対する反応が遅れるなどの操作性の低下が発生し、撮影の決定的瞬間を逃す恐れがある。
(【0011】以降は省略されています)
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