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公開番号
2025018254
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121803
出願日
2023-07-26
発明の名称
制御装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06F
3/04815 20220101AFI20250130BHJP(計算;計数)
要約
【課題】仮想現実の映像を体験しているユーザーが現実世界の文字入力装置(例えばキーボード)を所望のタイミングで視認できるようにする。
【解決手段】本発明の制御装置は、仮想空間の映像をヘッドマウントディスプレイに表示するように制御し、文字入力のためのテキストフィールドを前記仮想空間に表示するように制御することが可能な制御手段と、撮像手段により撮像された現実空間の映像から文字入力装置を検出する検出手段とを有し、前記制御手段は、前記テキストフィールドが表示された、文字入力が可能な文字入力状態でない場合には、前記検出された文字入力装置を表す画像を前記仮想空間に表示するように制御せず、前記文字入力状態である場合には、前記現実空間の映像のうち前記検出された文字入力装置を表す画像を前記仮想空間に表示するように制御することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想空間の映像をヘッドマウントディスプレイに表示するように制御し、文字入力のためのテキストフィールドを前記仮想空間に表示するように制御することが可能な制御手段と、
撮像手段により撮像された現実空間の映像から文字入力装置を検出する検出手段と
を有し、
前記制御手段は、
前記テキストフィールドが表示された、文字入力が可能な文字入力状態でない場合には、前記検出された文字入力装置を表す画像を前記仮想空間に表示するように制御せず、
前記文字入力状態である場合には、前記現実空間の映像のうち前記検出された文字入力装置を表す画像を前記仮想空間に表示するように制御する
ことを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記検出された文字入力装置を表す画像を、前記現実空間での当該文字入力装置の位置に対応する前記仮想空間での位置に表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記検出された文字入力装置を表す画像は、前記現実空間の映像のうち、前記検出された文字入力装置の位置と対応する領域の画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記検出された文字入力装置を表す画像は、前記検出された文字入力装置に対応する3次元モデルである
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記文字入力状態を終了する所定の操作に応答して、前記検出された文字入力装置を表す画像を非表示にするように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記所定の操作は、前記テキストフィールドではないオブジェクトに対する操作であることを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記検出された文字入力装置を表す画像を表示した場合に、当該画像の近傍の位置に前記テキストフィールドの表示位置を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記検出された文字入力装置を表す画像を非表示にする操作に応答して、前記文字入力状態を維持しつつ、前記検出された文字入力装置を表す画像を非表示にするように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
前記文字入力状態であり、且つ、文字入力装置が検出されなかった場合には、前記制御手段は、前記現実空間の映像を前記ヘッドマウントディスプレイに表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項10】
前記文字入力状態であり、且つ、文字入力装置が検出されなかった場合には、前記制御手段は、前記仮想空間の映像を非表示にし、前記現実空間の映像を前記ヘッドマウントディスプレイに表示するように制御する
ことを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は制御装置に関し、特にヘッドマウントディスプレイの着用時における文字入力方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、コンピュータで生成された仮想空間をあたかも現実のように体験することができる仮想現実(VR:バーチャルリアリティ)という技術が普及している。ユーザーは、例えば、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を頭部に装着して、仮想現実の映像を体験(視聴)することができる。HMDがユーザーの頭部に装着されると、ユーザーの視界はHMDによって覆われる。このため、没入感の高い映像体験をユーザーに提供することができる。
【0003】
ユーザーは、HMDを用いて仮想現実の映像を体験しているときに、様々な作業、例えば文字入力を行うことができる。仮想空間で文字入力を行う従来の一般的な方法では、CGで生成した仮想的なキーボードが仮想空間に表示され、ユーザーは、仮想的なキーボードに対して操作を行うことによって文字入力を行う。しかし、仮想的なキーボードは物理的な実体の無いCGであり、文字入力時にユーザーは触覚的な感覚を得ることができないため、仮想的なキーボードを用いた文字入力は、現実世界での物理的なキーボードを用いた文字入力に比べて入力速度や正確性に劣る。そのため、仮想空間での文字入力においても現実世界のキーボードを使用できることが望ましい。
【0004】
仮想空間で現実世界の対象物を視認する方法は、特許文献1,2に開示されている。特許文献1には、事前に登録した情報と一致する外部情報を検出した際に、ヘッドマウントディスプレイに表示することが開示されている。特許文献2には、現実世界のユーザーの手の周辺を撮影した画像を仮想空間に重畳して表示することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-086328号公報
特開2020-042206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示の方法では、現実世界のキーボードが不必要に表示され、ユーザーの没入感の妨げになることがある。特許文献2に開示の方法では、現実世界のキーボードがユーザーの手の周辺にない場合には、ユーザーは現実世界のキーボードを視認することができない。
【0007】
本発明は、仮想現実の映像を体験しているユーザーが現実世界の文字入力装置(例えばキーボード)を所望のタイミングで視認できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の制御装置は、仮想空間の映像をヘッドマウントディスプレイに表示するように制御し、文字入力のためのテキストフィールドを前記仮想空間に表示するように制御することが可能な制御手段と、撮像手段により撮像された現実空間の映像から文字入力装置を検出する検出手段とを有し、前記制御手段は、前記テキストフィールドが表示された、文字入力が可能な文字入力状態でない場合には、前記検出された文字入力装置を表す画像を
前記仮想空間に表示するように制御せず、前記文字入力状態である場合には、前記現実空間の映像のうち前記検出された文字入力装置を表す画像を前記仮想空間に表示するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、仮想現実の映像を体験しているユーザーが現実世界の文字入力装置(例えばキーボード)を所望のタイミングで視認できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ヘッドマウントディスプレイの構成を示すブロック図である。
ヘッドマウントディスプレイの処理のフローチャートである。
表示制御処理のフローチャートである。
仮想空間映像を示す模式図である。
表示制御処理のフローチャートの変形例である。
表示制御処理のフローチャートの別の変形例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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