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公開番号
2025016227
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119367
出願日
2023-07-21
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250124BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】レジストレーションローラに対する搬送ガイドの位置精度を向上する。
【解決手段】レジスト従動ローラ23bと開閉扉が閉位置に位置するときにレジスト従動ローラ23bとの間でシートを挟持するニップを形成するレジスト駆動ローラ23aとを有するレジストレーションローラ対23と、シート搬送方向においてレジストレーションローラ対23の上流に設けられ、装置本体に対して位置決めされて設けられた第1搬送ガイド24bと、可動ユニット部に設けられ、開閉扉が閉位置に位置するときに、第1搬送ガイド24bに対向して第1搬送ガイド24bとの間でシートをレジストレーションローラ対23に案内する第2搬送ガイド24aと、第2搬送ガイド24aに設けられ、開閉扉が閉位置に位置するときに、第1搬送ガイド24bに押圧されることで第2搬送ガイド24aを第1搬送ガイド24bに対して位置決めする突き当て部26と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
本体ユニットと、
前記本体ユニットに対して回動軸を中心に回動可能に設けられ、シート搬送路が形成される閉位置と前記シート搬送路が開放される開位置との間で回動により開閉可能に設けられた開閉ユニットと、
前記開閉ユニットに対して移動可能に取り付けられた可動ユニット部と、
画像形成位置においてシートに画像を形成する画像形成部と、
前記本体ユニットに設けられた第1ローラと、前記可動ユニット部に設けられ、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記第1ローラとの間でシートを挟持するニップを形成する第2ローラと、を有し、シートを前記画像形成位置に向けて搬送するレジストレーションローラ対と、
前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記レジストレーションローラ対を前記本体ユニットに対して位置決めする位置決め部と、
シート搬送方向において前記レジストレーションローラ対の上流に設けられ、前記本体ユニットに対して位置決めされて設けられた第1搬送ガイドと、
前記可動ユニット部に設けられ、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記第1搬送ガイドに対向して前記第1搬送ガイドとの間でシートを前記レジストレーションローラ対に案内する第2搬送ガイドと、
前記第2搬送ガイドに設けられ、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記第1搬送ガイドに押圧されることで前記第2搬送ガイドを前記第1搬送ガイドに対して位置決めする突き当て部と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記第2搬送ガイドは、前記第2ローラの回転軸に支持され、
前記第2ローラは、前記第2搬送ガイドに対して回転可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記開閉ユニットに設けられ、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記第2搬送ガイドを前記第1搬送ガイドに向けて付勢し、前記突き当て部を前記第1搬送ガイドに突き当てて押圧する第1付勢部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第2搬送ガイドは、前記第1付勢部が付勢する付勢方向に対して交差する方向に移動可能であり、
前記開閉ユニットが前記閉位置から、前記開位置と前記閉位置との間の中間位置までの範囲に位置するときは、前記第2搬送ガイドが前記第1付勢部の前記付勢方向に重なる位置となって、前記第1付勢部により前記第2搬送ガイドが付勢され、
前記開閉ユニットが前記開位置に位置するときは、前記第2搬送ガイドが前記第1付勢部の前記付勢方向に重ならない位置に移動する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記シート搬送方向において前記第2搬送ガイドの上流に設けられ、前記開閉ユニットに設けられた第3搬送ガイドを備え、
前記第1付勢部は、前記第3搬送ガイドに設けられる、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記位置決め部は、第1位置決め部であり、
前記画像形成部は、
前記本体ユニットに対して位置決めされて設けられ、トナー像を担持する像担持体と、
前記可動ユニット部に設けられ、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記像担持体に接触して前記画像形成位置である転写ニップを形成し、前記転写ニップにおいて前記像担持体に担持されたトナー像をシートに転写する転写部材と、を有し、
前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記転写部材を前記像担持体に対して位置決めする第2位置決め部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記可動ユニット部は、
前記転写部材を有し、前記開閉ユニットが前記開位置に位置するときに前記開閉ユニットに対して移動可能に設けられた転写ユニットと、
前記第2ローラと前記第2搬送ガイドとを有し、前記開閉ユニットが前記開位置に位置するときに前記転写ユニットに対して移動可能に設けられたガイドユニットと、を有し、
前記第2位置決め部は、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに前記転写ユニットを前記本体ユニットに対して位置決めすることで、前記転写部材を前記像担持体に対して位置決めする、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記転写ユニットは、シート搬送方向に交差する幅方向を中心軸とする軸部を有し、
前記本体ユニットは、前記軸部が係合する溝部を有し、
前記開閉ユニットが前記開位置から前記閉位置に回動するときに、前記軸部が前記溝部に係合して、前記転写ユニットは前記軸部を中心に回動して、前記本体ユニットに対して位置決めされる、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記転写ユニット及び前記ガイドユニットのうちの一方は、当接部を有し、
前記転写ユニット及び前記ガイドユニットのうちの他方は、前記ガイドユニットの回動方向に前記当接部が当接することで前記ガイドユニットの回動範囲を規制する被当接部を有する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記位置決め部は、
前記本体ユニットに設けられ、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときの前記第1ローラと前記第2ローラの回動中心を結んだ仮想線の方向において、前記第2ローラを挟んで前記第1ローラとは反対側に位置する規制位置と、前記規制位置から退避した解除位置と、に移動可能な規制部材と、
前記本体ユニットに設けられ、前記第1ローラを前記第2ローラに向けて付勢する第2付勢部と、を有し、
前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記規制部材は前記規制位置に位置し、前記第2付勢部は前記第1ローラを前記第2ローラに向けて付勢して、前記第2ローラの回転軸を前記規制部材に当接させ、前記レジストレーションローラ対を前記本体ユニットに対して位置決めし、
前記開閉ユニットが前記開位置に位置するときに、前記規制部材は前記解除位置に位置し、前記第2ローラの位置決めが解除される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置としては、中間転写ベルトに各色のトナー像を順次重ねて転写し、中間転写ベルトに担持されたトナー像を二次転写ローラにより記録材であるシートに一括して転写するものが広く知られている。このような画像形成装置では、ユーザによるジャム処理を容易にするため、ジャム処理時に二次転写ローラを中間転写ベルトから離間できるように構成されるものが普及している。具体的には、装置本体に対して回動可能な開閉扉を設け、開閉扉の開閉する動作と連動して、二次転写ローラと中間転写ベルトとを離間するように構成される。また、二次転写ローラが中間転写ベルトに当接する際のユーザ操作力を低減するように装置本体に対して位置決めして、さらにジャム処理性の向上を目指すために搬送経路の視認性を確保した構成が開発されている(特許文献1参照)。
【0003】
一方、レジストレーションローラ対の一方を開閉扉側に設け、開閉扉の回動動作に連動してレジストレーションローラ対のニップを開放することで、搬送経路の視認性が向上する。レジストレーションローラ対を離間可能にすることによって、通紙時でのレジストレーションローラ対の装置本体への位置精度を高める必要がある。このため、装置本体に直接ロック部材を設け、開閉扉の開閉動作でロック部材をアシストする(連動させる)ことによって装置本体に位置を決めている。
【0004】
このような構成により、開閉扉が閉じた状態において、二次転写ローラ及び中間転写ベルトと装置本体とは、ロック機構により位置が精度よく保たれる機構になっている。この構成とは独立してロック機構を持つレジストレーションローラ対の位置も、エンジン側に位置決めされるのでレジストレーションローラ対の位置精度も高く保証できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-227907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した画像形成装置では、レジストレーションローラ対にシートを誘導する搬送ガイドが、二次転写ローラを支持する転写ユニットに付属している構成になっている。このため、搬送ガイドの位置精度が、二次転写ローラ及び中間転写ベルト側に依存することになる。これにより、レジストレーションローラ対と搬送ガイドとの相互位置を保証することが困難になり、レジストレーションローラ対へシートを誘導するときにバラつきが生じ、レジストレーションローラ対のレジスト機能の精度が低下する虞がある。また、レジストレーションローラ対のニップへのシート誘導の精度が低下し、シートにシワが生じたりする可能性がある。さらに、搬送ガイドの角度がレジストレーションローラ対に対してバラつく虞があるので、レジストレーションローラ対がシートを一時的に停止してループを発生させる時に、ループの大きさにバラつきが生じる可能性がある。これにより、シートバラツキのレジスト性能が低下するか、逆にループが大きくなり搬送ガイドに強く当たって静穏性が悪化する可能性がある。
【0007】
本発明は、レジストレーションローラ対に対する搬送ガイドの位置精度を向上できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、本体ユニットと、前記本体ユニットに対して回動軸を中心に回動可能に設けられ、シート搬送路が形成される閉位置と前記シート搬送路が開放される開位置との間で回動により開閉可能に設けられた開閉ユニットと、前記開閉ユニットに対して移動可能に取り付けられた可動ユニット部と、画像形成位置においてシートに画像を形成する画像形成部と、前記本体ユニットに設けられた第1ローラと、前記可動ユニット部に設けられ、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記第1ローラとの間でシートを挟持するニップを形成する第2ローラと、を有し、シートを前記画像形成位置に向けて搬送するレジストレーションローラ対と、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記レジストレーションローラ対を前記本体ユニットに対して位置決めする位置決め部と、シート搬送方向において前記レジストレーションローラ対の上流に設けられ、前記本体ユニットに対して位置決めされて設けられた第1搬送ガイドと、前記可動ユニット部に設けられ、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記第1搬送ガイドに対向して前記第1搬送ガイドとの間でシートを前記レジストレーションローラ対に案内する第2搬送ガイドと、前記第2搬送ガイドに設けられ、前記開閉ユニットが前記閉位置に位置するときに、前記第1搬送ガイドに押圧されることで前記第2搬送ガイドを前記第1搬送ガイドに対して位置決めする突き当て部と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、レジストレーションローラ対に対する搬送ガイドの位置精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る画像形成装置を示す断面図である。
第1の実施形態に係る開閉扉を示す正面図である。
第1の実施形態に係る開閉扉を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る開閉扉が開位置にある状態を示す正面図である。
第1の実施形態に係る開閉扉が開位置にあるときの保持機構部を示す斜視図であり、(a)は規制部材が最も下がった状態、(b)は規制部材が少し上がった状態である。
第1の実施形態に係る開閉扉が閉位置の近くにあるときの保持機構部を示す斜視図であり、(a)は閉位置に位置する直前の状態、(b)は閉位置に位置する状態である。
第1の実施形態に係る第1搬送ガイドの裏側を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る開閉扉が閉位置にあるときのレジストレーションローラ対を示す正面図である。
第1の実施形態に係る第2搬送ガイドを示す斜視図である。
第1の実施形態に係るレジストレーションローラ対及び搬送ガイドを示す正面図であり、(a)は開閉扉が開位置にあるとき、(b)は開閉扉が閉位置にあるときである。
第1の実施形態に係る開閉扉が閉位置にあるときの正面図であり、(a)はレジストレーションローラ対、(b)は搬送ガイドを示す。
第1の実施形態に係る開閉扉が閉位置にあるときのレジストレーションローラ対によるシートレジスト挙動を示す断面図である。
第2の実施形態に係る開閉扉が閉位置にある状態を示す正面図である。
第2の実施形態に係る開閉扉が中間位置にある状態を示す正面図である。
第2の実施形態に係る開閉扉が開位置にある状態を示す正面図である。
第2の実施形態に係る押圧ユニットを示す断面図である。
第2の実施形態に係る開閉扉が閉位置にあるときの押圧ユニットを示す正面図である。
第2の実施形態に係る開閉扉が中間位置にあるときの押圧ユニットを示す正面図である。
第2の実施形態に係る開閉扉が開位置にあるときの押圧ユニットを示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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