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公開番号
2025030649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136137
出願日
2023-08-24
発明の名称
光学系および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250228BHJP(光学)
要約
【課題】より適切に立体撮影を行うことが可能な小型の光学系を提供する。
【解決手段】第1撮像領域(IC1)に被写体の光学像を形成する第1光学系(OS1)と、第1光学系と並列に配置され、第2撮像領域(IC2)に被写体の光学像を形成する第2光学系(OS2)とを有し、第1光学系および第2光学系はそれぞれ、像面(IP)の位置に対して光軸方向に固定された開口絞り(SP)と、開口絞りよりも像面側に配置され、光軸方向に移動可能なレンズ群(LM)とを有し、第1光学系および第2光学系のそれぞれの軸上光束を決定する開口絞りの径をΦs、第1光学系と第2光学系との間の距離をDLとするとき、
0.25<Φs/DL<0.90
なる条件式を満足する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1撮像領域に被写体の光学像を形成する第1光学系と、
前記第1光学系と並列に配置され、第2撮像領域に前記被写体の光学像を形成する第2光学系とを有し、
前記第1光学系および前記第2光学系はそれぞれ、像面の位置に対して光軸方向に固定された開口絞りと、前記開口絞りよりも像面側に配置され、前記光軸方向に移動可能なレンズ群とを有し、
前記第1光学系および前記第2光学系のそれぞれの軸上光束を決定する前記開口絞りの径をΦs、前記第1光学系と前記第2光学系との間の距離をDLとするとき、
0.25<Φs/DL<0.90
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記レンズ群は、前記第1光学系により前記第1撮像領域に形成される前記光学像の第1像面位置と前記第2光学系により前記第2撮像領域に形成される前記光学像の第2像面位置との差を調整する中間レンズ群であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記レンズ群は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して移動するフォーカス群であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記開口絞りから前記像面までの光軸上の距離をLs、無限遠合焦時の前記レンズ群の最も物体側の面から前記像面までの光軸上の距離をLmとするとき、
0.40<Lm/Ls<0.90
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項5】
前記レンズ群の焦点距離をfm、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
1.2<|fm|/f<6.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項6】
前記レンズ群は、負の屈折力を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項7】
前記レンズ群は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項8】
前記レンズ群は、1枚のレンズから構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項9】
前記開口絞りから前記像面までの光軸上の距離をLs、前記光学系のうち最も物体側のレンズ面から前記像面までの光軸上の距離をLTとするとき、
0.50<Ls/LT<0.80
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項10】
前記光学系のうち最も物体側のレンズ面から前記像面までの光軸上の距離をLT、前記光学系の焦点距離をfとするとき、
4.0<LT/f<10.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バーチャルリアリティー等の臨場感のある映像を撮影するため、互いに並列に配置された2つの光学系を用いて、1つの撮像素子上に2つの光学像を並べて形成する立体撮像光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-3022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている立体撮像光学系において、互いに並列に配置された2つの光学系は、フォーカシングに際して固定されたパンフォーカスである。このため、絞り値(F値)が大きくボケ像が得られにくく、立体映像撮影用の光学系として適切ではない。
【0005】
そこで本発明は、より適切に立体撮影を行うことが可能な小型の光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学系は、第1撮像領域に被写体の光学像を形成する第1光学系と、前記第1光学系と並列に配置され、第2撮像領域に前記被写体の光学像を形成する第2光学系とを有し、前記第1光学系および前記第2光学系はそれぞれ、像面の位置に対して光軸方向に固定された開口絞りと、前記開口絞りよりも像面側に配置され、前記光軸方向に移動可能なレンズ群とを有し、前記第1光学系および前記第2光学系のそれぞれの軸上光束を決定する前記開口絞りの径をΦs、前記第1光学系と前記第2光学系との間の距離をDLとするとき、
0.25<Φs/DL<0.90
なる条件式を満足する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、より適切に立体撮影を行うことが可能な小型の光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における光学系の断面図である。
実施例1における光学系の収差図である。
実施例2における光学系の断面図である。
実施例2における光学系の収差図である。
実施例3における光学系の断面図である。
実施例3における光学系の収差図である。
実施例4における光学系の断面図である。
実施例4における光学系の収差図である。
各実施例における2つの光学系を備えたレンズ装置の断面図である。
各実施例における撮像素子上のイメージサークルの模式図である。
各実施例における撮像装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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