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公開番号2025017211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023120182
出願日2023-07-24
発明の名称記録装置およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 29/46 20060101AFI20250129BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザビリティの一層の向上に有利な技術を提供する。
【解決手段】本発明に係る記録装置は、複数種のシートに対して記録可能な記録装置であって、シートに対して記録を行う記録部と、前記記録部に向けてシートを給送する給送部と、前記記録部によって複数のシートに連続して記録する場合に、前記給送部を制御して、先行シートの後端部と後続シートの前端部とが重なり合うように該後続シートを給送する重ね給送を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記重ね給送の実行の際、該後続シートの長さと該後続シートのシート種類に応じた閾値との比較結果に基づいて所定の通知を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数種のシートに対して記録可能な記録装置であって、
シートに対して記録を行う記録部と、
前記記録部に向けてシートを給送する給送部と、
前記記録部によって複数のシートに連続して記録する場合に、前記給送部を制御して、先行シートの後端部と後続シートの前端部とが重なり合うように該後続シートを給送する重ね給送を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記重ね給送の実行の際、該後続シートの長さと該後続シートのシート種類に応じた閾値との比較結果に基づいて所定の通知を行う
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記シート種類は、複数のシートサイズ及び/又は複数のシートタイプを含み、
前記閾値は、シート種類毎に設定されている
ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
【請求項3】
前記制御部は、ジョブに基づいて前記記録部および前記給送部を駆動して記録動作を開始し、前記ジョブは、シートに記録されるべき画像を示す画像データと、該シートのシート種類を示す設定情報とを含んでおり、
前記制御部は、前記設定情報に応じた前記閾値と前記後続シートの長さとを比較する
ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
【請求項4】
前記複数種のシートを設置可能なカセットを更に備え、
前記記録部は前記カセット上方に位置しており、前記カセットから前記記録部までのシート給送路はカーブした形状で形成されている
ことを特徴とする請求項3記載の記録装置。
【請求項5】
前記シート給送路に配され、シートの有無を検知可能な検知センサを更に備え、
前記制御部は、前記検知センサの検知結果に基づいて前記後続シートの長さを取得する
ことを特徴とする請求項4記載の記録装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記後続シートの長さが前記閾値より短い場合には前記記録動作を中断し、その後、該記録動作の再開の際には前記重ね給送を行うか否かを決定する
ことを特徴とする請求項5記載の記録装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記記録動作の再開の際、前記先行シートの記録をスキップして前記後続シートの記録を行う
ことを特徴とする請求項6記載の記録装置。
【請求項8】
メモリを更に備え、
前記制御部は、前記後続シートの長さが前記閾値より短い場合に、そのときのジョブの設定情報を前記メモリに登録する
ことを特徴とする請求項6記載の記録装置。
【請求項9】
前記給送部は、シートを前記カセットから前記シート給送路に給送する給送ローラと、該シートを前記シート給送路から前記記録部に搬送する搬送ローラと、を含む
ことを特徴とする請求項4記載の記録装置。
【請求項10】
前記搬送ローラによるシートを挟持する力は前記給送ローラのものよりも大きい
ことを特徴とする請求項9記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主に記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンタ等の記録装置のなかには、記録媒体であるシートを2以上連続して給送して其れらシートに対して記録を順に行い、該記録を行うのに際して、其れらシートを重ね合わせた状態で搬送するものがある(特許文献1~2参照)。このような搬送制御は重ね給送などとも表現され、このような搬送態様によれば記録処理を高効率化することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-15881号公報
特開2001-301282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
記録装置のなかには、多様なシート種類に対応可能に構成され、ユーザビリティの向上に有利なものもある。一方、重ね給送を実行可能な上記記録装置においては、シート種類によっては、装置内部におけるシートの曲がり具合/撓み具合が異なることによって適切な重ね給送を実現困難となる場合も考えられる。
【0005】
本発明は、発明者による上記課題の認識を契機として為されたものであり、ユーザビリティの一層の向上に有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの側面は記録装置にかかり、前記記録装置は、
複数種のシートに対して記録可能な記録装置であって、
シートに対して記録を行う記録部と、
前記記録部に向けてシートを給送する給送部と、
前記記録部によって複数のシートに連続して記録する場合に、前記給送部を制御して、先行シートの後端部と後続シートの前端部とが重なり合うように該後続シートを給送する重ね給送を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記重ね給送の実行の際、該後続シートの長さと該後続シートのシート種類に応じた閾値との比較結果に基づいて所定の通知を行う
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザビリティの一層の向上に有利である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
記録装置の外観の一例を示す斜視図。
記録装置のシステム構成例を示すブロック図。
記録装置の断面模式図。
重ね給送を伴う記録動作のフローチャート。
後続シートの搬送態様の一例を説明するための模式図。
後続シートズレが発生した後のリカバリ動作についてのフローチャート。
重ね給送を伴わない記録動作を行うためのフローチャート。
重ね給送についての設定画面の例を示す図。
後続シートズレが発生した後に表示される通知画面の例を示す図。
後続シートズレの判定を行うための閾値の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<実施形態>
図1は、実施形態に係る記録装置100の外観を示す斜視図である。記録装置100は、シート(典型的には紙材であるが、シート状の他の記録媒体であってもよい。)に対してインクを吐出することにより所望の記録を実現可能なインクジェットプリンタとする。詳細については後述とするが、記録装置100において、シートは給紙部から給送ローラにより1枚ずつ給送されて搬送ローラにより記録部まで搬送され、その後、記録部により記録が行われる。ここでいう記録は、シート上に画像を形成することをいい、画像の概念には、文字、数字、記号、図形、模様、写真等が典型的に含まれうる。
(【0011】以降は省略されています)

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