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公開番号2025007949
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109722
出願日2023-07-04
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類G03G 15/04 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】露光ヘッドの交換作業性を向上させる。
【解決手段】感光体と、コネクタを有し、前記感光体の軸線方向に長手の形状を成し、前記感光体を露光する露光ヘッドと、制御基板と前記コネクタとを電気的に接続するケーブルと、前記露光ヘッドの長手方向と直交する短手方向に延伸して設けられ、前記ケーブルを前記短手方向に沿って支持するガイド部材と、を備え、前記ガイド部材は、前記ケーブルの前記制御基板と前記コネクタとの間の距離よりも長い余長分が前記短手方向に撓ませた屈曲部を格納する格納部と、前記格納部に格納された前記ケーブルが前記露光ヘッドに向けて貫通する第1の開口部と、を有し、前記第1の開口部は、前記露光ヘッドの長手方向において前記コネクタと重なって配置され、前記露光ヘッドの短手方向において前記格納部と重ならずに配置されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
感光体と、
コネクタを有し、前記感光体の軸線方向に長手の形状を成し、前記感光体を露光する露光ヘッドと、
制御基板と前記コネクタとを電気的に接続するケーブルと、
前記露光ヘッドの長手方向と直交する短手方向に延伸して設けられ、前記ケーブルを前記短手方向に沿って支持するガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材は、
前記ケーブルの前記制御基板と前記コネクタとの間の距離よりも長い余長分が前記短手方向に撓ませた屈曲部を格納する格納部と、
前記格納部に格納された前記ケーブルが前記露光ヘッドに向けて貫通する第1の開口部と、を有し、
前記第1の開口部は、前記露光ヘッドの長手方向において前記コネクタと重なって配置され、前記露光ヘッドの短手方向において前記格納部と重ならずに配置されている、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記格納部は、前記露光ヘッドの長手方向において前記コネクタと重なる位置に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コネクタは、前記露光ヘッドの短手方向よりも長手方向に長尺の形状であり、
前記第1の開口部は、前記露光ヘッドの短手方向よりも長手方向に長尺の形状であり、
前記格納部は、前記露光ヘッドの長手方向よりも短手方向に長尺の形状である、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記露光ヘッドは、前記画像形成装置に対して前記露光ヘッドの長手方向の一方側に引き出し可能に設けられ、
前記コネクタおよび前記ガイド部材は、前記露光ヘッドの長手方向の一方の端部側に偏って配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ガイド部材は、前記第1の開口部よりも前記露光ヘッドから離れた位置に設けられ、前記ケーブルが前記格納部の内部に向けて前記短手方向に貫通する第2の開口部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記格納部は、前記短手方向に沿って延伸した第1の平面と、前記ケーブルを格納する空間を介して、前記第1の平面よりも露光ヘッドに近づいた位置に設けられ、前記短手方向に沿って延伸した第2の平面と、を備え、
前記第1の平面と前記第2の平面との間隔は、前記ケーブルの厚みの12倍以上である、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記ケーブルは、前記短手方向に延びる直線部を有し、
前記ケーブルの前記直線部を前記ガイド部材に対して付勢する付勢部材を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ケーブルは、前記短手方向に延びる直線部を有し、
前記ガイド部材は、前記短手方向において、前記直線部から見て前記第1の開口部、前記格納部の順で配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記ケーブルは、前記短手方向に延びる直線部を有し、
前記ガイド部材は、前記短手方向において、前記直線部から見て前記格納部、前記第1の開口部の順で配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
複数の感光体と、
コネクタを有し、前記感光体の軸線方向に長尺の形状を成し、各感光体を露光する複数の露光ヘッドであって、前記露光ヘッドの長手方向と直交する短手方向に並設された複数の露光ヘッドと、
制御基板と各露光ヘッドの前記コネクタとを電気的に接続する複数のケーブルと、
前記短手方向に延伸して設けられ、前記ケーブルを前記短手方向に沿って支持するガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材は、前記露光ヘッドごとに、
前記ケーブルの前記制御基板と前記コネクタとの間の距離よりも長い余長分が前記短手方向に撓ませた屈曲部を格納する格納部と、
前記格納部に格納された前記ケーブルが前記露光ヘッドに向けて貫通する第1の開口部と、を含み、
前記第1の開口部は、前記露光ヘッドの長手方向において前記コネクタと重なって配置され、前記露光ヘッドの短手方向において前記格納部と重ならずに配置されている、ことを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、露光ヘッドによって感光体を露光する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置においては、感光体を露光する露光装置の一つとしてLED露光ヘッドがある。LED露光ヘッドは、所定数量のLEDを略直線状に並べて画像幅を一括して露光するものである。これはポリゴンミラーを用いるレーザスキャナユニットに比べて体積が小さく駆動部もないことから、装置の小型化や低騒音化に有利である。
【0003】
LED露光ヘッドの動作手段としては、画像形成装置の制御部からLED露光ヘッドにフレキシブルフラットケーブル(以下FFCと略す)を介して信号を送る技術が知られている。
【0004】
特許文献1には、FFCが接続されたLED露光ヘッドを画像形成装置内部から取り外す際の作業方法について記載されている。まず始めに、作業者はLED露光ヘッドを画像形成装置の手前側に少し引き出す。その後、作業者は画像形成装置の側面方向から内部にアクセスして、LED露光ヘッドからFFCを取り外す。その後、作業者は再び画像形成装置の手前側に戻り、LED露光ヘッドを画像形成装置の手前側に引き出す。このようにしてLED露光ヘッドを画像形成装置内部から取り外す、という方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-205497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の構成は、露光ヘッドの長手方向にFFCの余長を設けている。LED露光ヘッドの交換作業を簡易化するためにはFFCの余長を長くする必要があるが、特許文献1の構成ではFFCの余長を長くすると、そのFFCの余長分がLED露光ヘッドの下側のスペースを大きく占めることになる。LED露光ヘッドの下には、LED露光ヘッドを光軸方向に移動させる移動機構や、LED露光ヘッドを冷却するダクト等が配置されるため、スペースを大きく確保することができない。そのため、FFCの余長を長くとることができず、結果としてLED露光ヘッドの交換作業がしづらい構成となる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、露光ヘッドの交換作業性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、感光体と、コネクタを有し、前記感光体の軸線方向に長手の形状を成し、前記感光体を露光する露光ヘッドと、制御基板と前記コネクタとを電気的に接続するケーブルと、前記露光ヘッドの長手方向と直交する短手方向に延伸して設けられ、前記ケーブルを前記短手方向に沿って支持するガイド部材と、を備え、前記ガイド部材は、前記ケーブルの前記制御基板と前記コネクタとの間の距離よりも長い余長分が前記短手方向に撓ませた屈曲部を格納する格納部と、前記格納部に格納された前記ケーブルが前記露光ヘッドに向けて貫通する第1の開口部と、を有し、前記第1の開口部は、前記露光ヘッドの長手方向において前記コネクタと重なって配置され、前記露光ヘッドの短手方向において前記格納部と重ならずに配置されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、露光ヘッドの交換作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
(a)、(b)実施例1にかかる露光ヘッドとガイド部材の配置を示す図
画像形成装置の概略構成を示す断面図
画像形成装置の外観斜視図
(a)、(b)はドラムユニットおよび現像ユニット周辺の構成を示す斜視図
露光ユニットの概略斜視図
(a)、(b)、(c)は光プリントヘッドにおける基板を示す図、(d)、(e)はレンズアレイを示す図
実施例1にかかるFFCの配置を示す斜視図
実施例1にかかるFFCの配置を示す断面図
図8における間口の近傍を拡大した断面図
実施例1にかかる移動機構の動作時のFFCの配置を示す断面図
実施例1にかかる露光ヘッドを取り出す作業時の斜視図
実施例1にかかる露光ヘッドを取り出した時のFFCの状態を示す断面図
実施例1にかかる露光ヘッドを取り付けた時のFFCの状態を示す断面図
実施例1にかかる露光ヘッドの交換後のFFCの格納作業を示す断面図
実施例2にかかるFFCの配置を示す斜視図
実施例2にかかるFFCの配置を示す断面図
実施例2にかかる露光ヘッドを取り出した時のFFCの状態を示す断面図
実施例2にかかる露光ヘッドを取り付けた時のFFCの状態を示す断面図
実施例2にかかる露光ヘッドの交換後のFFCの格納作業を示す断面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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