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公開番号
2025005120
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105154
出願日
2023-06-27
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250108BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】印刷ジョブの途中でシートの幅方向の側端位置が変化しても、シートに対する画像書込位置を補正する精度を向上する。
【解決手段】制御部は、シートのシート幅方向の位置に応じて、画像形成部を制御することにより、画像形成位置において当該シートに画像を形成するシート幅方向の位置を調整する第1処理(S205)と、先行シートのシート幅方向の位置に応じて、画像形成部を制御することにより、画像形成位置において先行シートに後続したシートに画像を形成するシート幅方向の位置を調整する第2処理(S211)と、を実行可能である。制御部は、シートを給送するときの給送状態を変更する状態変更処理があった場合(S201;YES)には、給送するシートに対して第1処理を実行し、状態変更処理がなかった場合(S201;NO)には、給送するシートに対して第2処理を実行する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
シート束を支持するシート支持部と、
前記シート支持部に支持されたシート束の最上位のシートに当接し、最上位のシートを給送するシート給送部と、
画像形成位置においてシートに画像を形成する画像形成部と、
前記シート給送部により給送されたシートを前記画像形成位置に搬送するシート搬送部と、
前記シート搬送部により搬送されるシートのシート搬送方向に交差するシート幅方向の位置を検知する検知手段と、
前記シート給送部と前記画像形成部と前記シート搬送部とを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記検知手段により取得したシートの前記シート幅方向の位置に応じて、前記画像形成部を制御することにより、前記画像形成位置において当該シートに画像を形成する前記シート幅方向の位置を調整する第1処理と、
前記検知手段により取得した先行シートの前記シート幅方向の位置に応じて、前記画像形成部を制御することにより、前記画像形成位置において前記先行シートに後続したシートに画像を形成する前記シート幅方向の位置を調整する第2処理と、
を実行可能であり、
シートを給送するときの給送状態を変更する状態変更処理があった場合には、給送するシートに対して前記第1処理を実行し、
前記状態変更処理がなかった場合には、給送するシートに対して前記第2処理を実行する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
エアを送風するファンを有し、前記シート支持部に支持されたシート束の側面にエアを吹き付けてシートを捌くエア捌き部を備え、
前記状態変更処理は、前記エア捌き部によりシートを捌く処理である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、予め設定した設定枚数のシートを前記シート給送部により給送する毎に、前記エア捌き部によりシートを捌く、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記シート給送部によりシートの給送を開始する前に、前記エア捌き部によりエアを吹き付け、
前記エア捌き部によりエアの吹き付けを停止した後に、前記シート給送部によりシートの給送を開始する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記シート給送部によりシートの給送を開始する前に、前記エア捌き部によりエアを第1風量で吹き付け、
前記エア捌き部によりエアの吹き付けを前記第1風量より小さい第2風量に切り替えた後に、前記シート給送部によりシートの給送を開始する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記状態変更処理は、前記シート支持部に新たにシートが支持されることである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
筐体を備え、
前記シート支持部は、シートを収容し、かつ、前記筐体に着脱可能なシート収容部を有し、
前記状態変更処理は、前記シート収容部に新たにシートが収容されて前記筐体に装着されることである、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記シート支持部は、第1シート支持部であり、
前記シート給送部は、第1シート給送部であり、
シート束を支持する第2シート支持部と、
前記第2シート支持部に支持されたシート束の最上位のシートに当接し、最上位のシートを給送する第2シート給送部と、を備え、
前記第1シート支持部は、シートを収容する第1シート収容部を有し、
前記第2シート支持部は、シートを収容する第2シート収容部を有し、
前記状態変更処理は、前記シート搬送部により搬送されるシートが、前記第1シート収容部に収容されたシートと前記第2シート収容部に収容されたシートとの間で切り替わることである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記シート搬送部は、シートを挟持して搬送し、かつ、前記シート幅方向にオフセットすることにより、挟持したシートを前記シート幅方向に位置調整可能な搬送ローラ対を有し、
前記搬送ローラ対は、シートを搬送中心までオフセットし、
前記搬送中心は、前記シート給送部における給送中心よりもオフセット動作において前記給送中心の手前側に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記第1処理を1枚のシートに対して実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シートに画像を形成する画像形成装置では、シートとこのシートに書き込まれる画像との位置がずれてしまうことがある。特に、シート搬送方向に直交する方向(シート幅方向)のずれに対しての補正手段として、以下の構成が開示されている。例えば、感光ドラムの上流に配置したレジストローラ対の近傍に、シートの幅方向の側端位置を検知する検知手段を備えた画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この画像形成装置では、検知手段による検知量に基づいたシート側端位置を基準として、感光ドラム上に潜像を形成し、シート位置に合わせて書込位置補正を行う。具体的には、この画像形成装置では、1枚目のシートに対して検知手段が検出した検知量に基づいて感光ドラムへの画像書込位置を補正する。そして、2枚目以降のシートについては、直前のシートに対して検知手段が検出した検知量に基づいて画像書込位置を補正する。また、この画像形成装置では、連続通紙中、画質調整のために画像形成部が待機状態になると、その時にレジストローラ対にて待機しているシートについては、そのシートに対して検知手段が検出した検知量に基づいて感光ドラムへの画像書込位置を補正する。
【0004】
一方、近年、使用されるシートの種類は多様化しており、特に、より高品位な成果物を作成するためには、コート紙等の表面性の高い記録材の使用が望まれている。コート紙はシート同士の密着力が大きいために、シート詰まり等が発生する虞が高い。そこで、シートを給送する給送装置において、シートの側端からエアを吹き付ける構成を有するものが開発されている(特許文献2参照)。この給送装置によれば、エアの吹き付けによりシート詰まり等を回避して、給送動作の信頼性を向上することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-151230号公報
特開2006-256819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献2に記載したシートの側端にエアを吹き付ける構成を有する給送装置では、給送トレイ上にてエアをシートに吹き付けるために、シートの幅方向の側端位置のずれが生じやすい。しかしながら、シートの側端にエアを吹き付ける給送装置を利用した場合、特許文献1記載の検知手段の検知量に基づくシート側端位置を基準として、感光ドラム上に形成する潜像の書込位置を補正する画像形成装置では、以下の課題を発生する虞がある。
【0007】
即ち、エアの吹き付けは、例えば数枚~十数枚の所定枚数ごとに実行する場合があり、この場合にエアの吹き付けを行った直後はシートが比較的大きく位置ずれを発生していることがある。このとき、特許文献1に記載した画像形成装置では、連続してシート位置の読み取りを実行しているので、エアの吹き付けを行った直後に搬送されるシートにおける書込位置の位置補正は、その直前のシートに対する検知量に基づいて行われる。これにより、エア捌きにより発生したシート幅方向におけるシートの位置ずれに対しては、書込位置を適正に補正することができない虞がある。
【0008】
また、例えばシートを収容するシートカセット(シート収容部)を有する画像形成装置において、複数枚のシートに印刷するジョブの途中でシートが無くなって新たに補充する場合がある。この場合に、補充後のシート束の幅方向の側端位置は、その直前のシート束の幅方向の側端位置と大きく異なる可能性があり、その場合に書込位置を適正に補正することができない虞がある。
【0009】
更に、例えばシートを収容するシートカセットを複数有する画像形成装置において、複数枚のシートに印刷するジョブの途中でシートカセットを変更する場合がある。この場合に、変更後のシートカセットのシート束の幅方向の側端位置は、変更前のシートカセットのシート束の幅方向の側端位置と大きく異なる可能性があり、その場合に書込位置を適正に補正することができない虞がある。
【0010】
本発明は、印刷ジョブの途中でシートの幅方向の側端位置が変化しても、シートに対する画像書込位置を補正する精度を向上できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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