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公開番号
2025006184
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106824
出願日
2023-06-29
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
21/18 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】簡易な構成でカートリッジの着脱の際のカートリッジと装置本体の接点部との干渉を抑制する。
【解決手段】カートリッジは押圧部と凹部と電気接点部を有し、装置本体は電気接点部と接触可能な接点部と押圧部によって押圧される突出部とを有し装着領域から遠ざかる方向に弾性力に抗して接点部と突出部が移動可能な接点ユニットを有し、接点ユニットは、未装着状態において第1位置にあり、装着状態において突出部が凹部に挿入され且つ接点部が電気接点部に接触することによって第1位置よりも装着領域から離れた第2位置にあり、未装着状態から装着状態に遷移するまでの途中状態において、突出部が押圧部に押圧され、接点部がカートリッジと接触しないように、第2位置よりも装着領域から離れた第3位置にあるように構成されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体にカートリッジを着脱可能な画像形成装置であって、
前記カートリッジの装着方向を第1方向とし、前記第1方向と重力方向に交差する方向を第2方向とし、
前記カートリッジは、
前記第2方向の端面に設けられた押圧部と、
前記端面に設けられた凹部であって前記押圧部よりも凹んだ凹部と、
被給電部材と、
前記被給電部材に供給する電力を受け取るための電気接点部と、
を有し、
前記装置本体は、
前記カートリッジが前記装置本体に装着された場合に前記カートリッジが存在する領域である装着領域が内部に設けられた枠体と、
接点部と、前記装着領域に向かって突出する突出部と、を有し、前記第2方向であって前記装着領域から遠ざかる方向に弾性力に抗して前記接点部及び前記突出部が移動可能な接点ユニットであって、前記枠体の前記第2方向の端部に設けられた接点ユニットと、を有し、
前記接点ユニットは、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されていない未装着状態において第1位置にあり、
前記カートリッジが前記装置本体に装着され、前記枠体の前記装着領域にある装着状態において、前記突出部が前記凹部に挿入され且つ前記接点部が前記電気接点部に接触することによって前記第2方向に関し前記第1位置よりも前記装着領域から離れた第2位置にあり、
前記カートリッジが前記未装着状態から前記装着状態に遷移するまでの途中状態において、前記突出部が前記カートリッジの前記押圧部に押圧され、前記接点部が前記カートリッジと接触しないように、前記第2方向に関し前記第2位置よりも前記装着領域から離れた第3位置にある、
ように構成されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記接点ユニットは、
前記第2方向が圧縮方向である圧縮コイルばねにより構成される接点ばねであって、前記装着領域の側の先端部が前記接点部である接点ばねと、
前記接点ばねを保持し、前記接点ばねが圧縮されることによって前記第2方向に移動可能な保持部材であって、前記突出部が設けられた保持部材と、
を有し、
前記接点ばねの前記先端部は、前記保持部材から前記装着領域の側に露出していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記保持部材は、前記第2方向に貫通する貫通孔を有し、
前記接点ばねの前記先端部は、前記貫通孔を経て前記装着領域の側へ露出する請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記接点ユニットが前記第2位置にあるとき、前記接点ばねと前記保持部材との間には前記第2方向で隙間があり、かつ、前記保持部材と前記電気接点部との間には前記第2方向で隙間がある請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記接点ユニットは、
前記第2方向が圧縮方向である圧縮コイルばねと、
前記圧縮コイルばねの前記装着領域の側の端部に設けられる導電体と、
前記導電体を保持し、前記圧縮コイルばねが圧縮されことによって前記第2方向に移動可能な保持部材であって、前記突出部が設けられた保持部材と、
を有し、
前記導電体は、前記保持部材から前記装着領域の側に露出していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記保持部材は、前記第2方向に貫通する貫通孔を有し、
前記導電体の前記装着領域の側の端部は、前記貫通孔を経て前記装着領域の側に露出する請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記接点ユニットが前記第2位置にあるとき、前記導電体と前記保持部材との間には前記第2方向で隙間があり、かつ、前記保持部材と前記電気接点部との間には前記第2方向で隙間がある請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記接点ユニットは、
前記第2方向が圧縮方向である圧縮コイルばねと、
導電体と、
前記導電体を保持し、前記圧縮コイルばねが圧縮されることによって前記第2方向に移動可能な保持部材であって、前記突出部が設けられた保持部材と、
を有し、
前記導電体は、前記保持部材から前記装着領域の側に露出していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記未装着状態において、前記第2方向に関して、前記接点部の前記装着領域の側の端部は、前記突出部の前記装着領域の側の端部より、前記装着領域から遠い位置にある請求項1~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記未装着状態において、前記第2方向に関して、前記接点部の前記装着領域の側の端部は、前記突出部の前記装着領域の側の端部より、前記装着領域から近い位置にある請求項1~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真形成プロセスを用いた画像形成装置において、電子写真感光体(以下、感光ドラムという)及び感光ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジを着脱可能に有する構成が知られている。プロセスカートリッジの他、トナー容器をカートリッジ化したトナーカートリッジ等、画像形成装置を構成する種々の機能部材を装置本体に対して着脱可能なカートリッジとした構成が知られている。このようなカートリッジには装置本体と電気接続されるための電気接点部が複数設けられ、装置本体には、このカートリッジの電気接点部と接触して、カートリッジと電気接続する接点部が設けられている。
【0003】
特許文献1では、装置本体の接点部が、カートリッジの電気接点部に対して接触するか離間するかを、ドア開閉動作に連動させた構成が開示されている。この構成では、ドアを閉じた際は、装置本体の接点部がカートリッジの電気接点部に接触し、ドアを開いた際には、装置本体の接点部が、カートリッジの電気接点部から離間し、装置本体からカートリッジの取り外しが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-106393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成では、ドアを開いた際に、カートリッジの電気接点部と装置本体の接点部がドアの開閉に連動して離間するため、ユーザがカートリッジの着脱操作を行う際に接点部の引っ掛かりが生じないため、操作性が良い。その一方で、電気接点部と接点部の接触離間をドアの開閉と連動させるための構成を有することによる部品の点数の増加、コスト増、装置の大型化という課題がある。
【0006】
本発明は、簡易な構成でカートリッジの着脱の際のカートリッジと装置本体の接点部との干渉を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、装置本体にカートリッジを着脱可能な画像形成装置であって、
前記カートリッジの装着方向を第1方向とし、前記第1方向と重力方向に交差する方向を第2方向とし、
前記カートリッジは、
前記第2方向の端面に設けられた押圧部と、
前記端面に設けられた凹部であって前記押圧部よりも凹んだ凹部と、
被給電部材と、
前記被給電部材に供給する電力を受け取るための電気接点部と、
を有し、
前記装置本体は、
前記カートリッジが前記装置本体に装着された場合に前記カートリッジが存在する領域である装着領域が内部に設けられた枠体と、
接点部と、前記装着領域に向かって突出する突出部と、を有し、前記第2方向であって前記装着領域から遠ざかる方向に弾性力に抗して前記接点部及び前記突出部が移動可能な接点ユニットであって、前記枠体の前記第2方向の端部に設けられた接点ユニットと、を有し、
前記接点ユニットは、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されていない未装着状態において第1位置にあり、
前記カートリッジが前記装置本体に装着され、前記枠体の前記装着領域にある装着状態において、前記突出部が前記凹部に挿入され且つ前記接点部が前記電気接点部に接触することによって前記第2方向に関し前記第1位置よりも前記装着領域から離れた第2位置にあり、
前記カートリッジが前記未装着状態から前記装着状態に遷移するまでの途中状態において、前記突出部が前記カートリッジの前記押圧部に押圧され、前記接点部が前記カートリッジと接触しないように、前記第2方向に関し前記第2位置よりも前記装着領域から離れた第3位置にある、
ように構成されている、
ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡易な構成でカートリッジの着脱の際のカートリッジと装置本体の接点部との干渉を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の概略構成を示す断面図
プロセスカートリッジの構成を示す正面図
プロセスカートリッジの構成を示す断面図
プロセスカートリッジの構成を示す断面図
プロセスカートリッジの構成を示す外観斜視図
プロセスカートリッジの構成を示す外観斜視図
ドアを開いた際のプロセスカートリッジの装着の様子を示す図
実施例1のプロセスカートリッジと装置本体のガイドレールを示す図
実施例1のガイドレール及び接点ユニットを示す外観斜視図
実施例1のガイドレール及び接点ユニットを示す外観斜視図
実施例1のガイドレール及び接点ユニットを示す正面図
実施例1のガイドレールの正面図
実施例1のガイドレール及び接点ユニットを示す断面図
実施例1のガイドレール及び接点ユニットを示す断面図
実施例1の接点ばねを示す斜視図
実施例1の保持部材を示す外観斜視図
実施例1の接点ユニットを示す外観斜視図
実施例1の電気接点部の近傍を示す正面図
実施例1の接点ユニットの第1位置を示す断面図
実施例1の接点ユニットの第3位置を示す断面図
実施例1の接点ユニットの第2位置を示す断面図
実施例1の接点ユニットの第2位置における導電体の位置を示す断面図
実施例1の接点ユニットの第2位置における導電体の位置を示す拡大図
実施例2の導電体を示す外観斜視図
実施例2の接点ユニットを示す外観斜視図
実施例2のガイドレール及び接点ユニットを示す正面図
実施例2のガイドレール及び接点ユニットを示す断面図
実施例3のガイドレール及び接点ユニットを示す外観斜視図
実施例3の導電体を示す外観斜視図
実施例3のガイドレール及び接点ユニットを示す断面図
実施例4のガイドレール及び接点ユニットを示す外観斜視図
実施例4のガイドレール及び接点ユニットを示す外観斜視図
実施例4のガイドレール及び接点ユニットを示す正面図
実施例4の保持部材を示す外観斜視図
実施例4の接点ユニットの第1位置を示す断面図
実施例4の接点ユニットの第3位置を示す断面図
実施例4の接点ユニットの第3位置を示す断面図
実施例4の接点ユニットの第3位置を示す断面図
実施例5の接点ユニットの第1位置、第2位置、第3位置を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施例1)
以下に、本発明の適用可能な実施形態について図面を用いて詳しく説明する。図1は、画像形成装置の一例であるモノクロレーザプリンタの概略構成を示す断面図である。ただし、本実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、それらの相対配置等は特に記載がない限りは、本発明の範囲をそれに限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲で適宜変更可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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