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公開番号2025005668
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105936
出願日2023-06-28
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 ドアに連動して定着装置のニップ解除を行う構成において、定着装置を取り出す際の作業性を損なうことなく定着装置を交換可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 係合機構は第1の係合部を有し、加圧解除機構は第1の係合部と係合する第1の被係合部を有し、第1の開閉部材が閉じられている状態から開かれていく過程では、第1の被係合部よりも第2の開口側にある第1の係合部が第1の被係合部を第2の開口側から押すことで定着ニップ部に加わる付勢力を低減もしくは解除させていき、第1の開閉部材が閉じられている状態では第1の係合部と第1の被係合部の係合が解除され、定着ユニットを第2の開口から取り出す際の第1の被係合部の経路上から第1の係合部が退避している。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
シート上に形成されたトナー像をシートに定着させる定着ユニットであって、シートを加熱する加熱ユニットと、前記加熱ユニットに圧接して定着を行うための定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記加圧部材と前記加熱ユニットを圧接させるために付勢力を加える付勢部材と、前記定着ニップ部に加わる前記付勢力を低減させる、もしくは解除させる加圧解除機構と、を有する定着ユニットと、
前記定着ユニットを着脱可能に収容する装置本体であって、前記装置本体の第1の開口に対して開閉可能に設けられた第1の開閉部材と、前記加圧解除機構、および、前記第1の開閉部材と係合し、前記第1の開閉部材の開閉に連動する係合機構と、前記定着ユニットを着脱するための第2の開口と、を有する装置本体と、を備え、
前記第1の開閉部材が閉じられている状態では前記付勢部材が前記定着ニップ部に前記付勢力を加え、前記第1の開閉部材が閉じられている状態から開かれていく過程で前記係合機構が動くことで前記加圧解除機構が前記定着ニップ部に加わる前記付勢力を低減させる、もしくは解除する画像形成装置において、
前記係合機構は第1の係合部を有し、前記加圧解除機構は前記第1の係合部と係合する第1の被係合部を有し、
前記第1の開閉部材が閉じられている状態から開かれていく過程では、
前記第1の被係合部よりも前記第2の開口側にある前記第1の係合部が前記第1の被係合部を前記第2の開口側から押すことで前記定着ニップ部に加わる前記付勢力を低減もしくは解除させていき、
前記第1の開閉部材が閉じられている状態では前記第1の係合部と前記第1の被係合部の係合が解除され、前記定着ユニットを前記第2の開口から取り出す際の前記第1の被係合部の経路上から前記第1の係合部が退避していることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1の開閉部材が開かれていく過程で前記第1の係合部が前記第1の被係合部に係合することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記係合機構は第2の係合部を有し、
前記加圧解除機構は第2の被係合部を有し、
前記第2の被係合部は前記第2の係合部よりも前記第2の開口側にあって、
前記第1の開閉部材が閉じられる過程では、前記第2の係合部は前記第2の被係合部と係合しており、前記第2の係合部が前記第2の被係合部を押すことで前記定着ニップ部に前記付勢力が加わるようになることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1の係合部は前記第2の係合部より前記第2の開口側にあることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記加圧解除機構は、前記付勢部材に作用することで前記付勢力を調整できる回動可能なカム部材を有し、前記カム部材が前記第1の被係合部を有していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記加圧部材は回転軸を有する加圧ローラであって、
前記係合機構は前記第1の開閉部材の開閉に応じて水平方向に移動可能に保持されたスライド部材と、
前記スライド部材に前記加圧ローラの回転軸と平行な軸周りに回動可能に保持された揺動部材と、
を有し、前記揺動部材が前記第1の係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記加圧部材は回転軸を有する加圧ローラであって、
前記係合機構は前記第1の開閉部材の開閉に応じて水平方向に移動可能に保持されたスライド部材と、
前記スライド部材に前記加圧ローラの回転軸と直交する軸周りに回動可能に保持された揺動部材と、
を有し、前記揺動部材が前記第1の係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記装置本体は前記定着ニップ部でのジャム処理のための第2の開閉部材を前記第2の開口の少なくとも一部を覆う位置に有し、前記第2の開閉部材の開閉動作は前記加圧解除機構と連動することで前記定着ニップ部に加わる前記付勢力を低減、もしくは解除させることができることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第2の開閉部材の開閉動作は前記係合機構とは連動しないことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関し、紙詰まり(以下ジャム)が発生した場合、ジャム処理をするためにドアの開放に連動して定着装置の加圧力が解除される構成に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、シート上に形成されたトナー像に熱と圧をかけてシートにトナー像を定着させる定着装置を備える。定着装置は加圧部材と加熱ユニットとでニップ部を形成し、シートがニップ部を通過する際に熱と圧を加えてトナー像が定着されるように構成されている。
【0003】
特許文献1ではギア列機構によってドアの開閉に連動して定着装置のニップ部の圧解除を行う構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-032833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成ではドアに繋がるアーム部材と定着装置との間にギア列が組付けられており、ギアを取り外さないと定着装置を画像形成装置から取り外すことができない構成となっていた。そのため、画像形成装置のサービス時において定着装置の取り出しに手間がかかってしまう懸念があった。
【0006】
そこで本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、ドアの開放に連動して定着装置のニップ解除を行う構成において、定着装置を取り出す際の作業性を損なうことなく定着装置を交換可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、本発明では、以下の構成を備える。
【0008】
シート上に形成されたトナー像をシートに定着させる定着ユニットであって、シートを加熱する加熱ユニットと、前記加熱ユニットに圧接して定着を行うための定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記加圧部材と前記加熱ユニットを圧接させるために付勢力を加える付勢部材と、前記定着ニップ部に加わる前記付勢力を低減させる、もしくは解除させる加圧解除機構と、を有する定着ユニットと、前記定着ユニットを着脱可能に収容する装置本体であって、前記装置本体の第1の開口に対して開閉可能に設けられた第1の開閉部材と、前記加圧解除機構、および、前記第1の開閉部材と係合し、前記第1の開閉部材の開閉に連動する係合機構と、前記定着ユニットを着脱するための第2の開口と、を有する装置本体と、を備え、前記第1の開閉部材が閉じられている状態では前記付勢部材が前記定着ニップ部に前記付勢力を加え、前記第1の開閉部材が閉じられている状態から開かれていく過程で前記係合機構が動くことで前記加圧解除機構が前記定着ニップ部に加わる前記付勢力を低減させる、もしくは解除する画像形成装置において、前記係合機構は第1の係合部を有し、前記加圧解除機構は前記第1の係合部と係合する第1の被係合部を有し、前記第1の開閉部材が閉じられている状態から開かれていく過程では、前記第1の被係合部よりも前記第2の開口側にある前記第1の係合部が前記第1の被係合部を前記第2の開口側から押すことで前記定着ニップ部に加わる前記付勢力を低減もしくは解除させていき、前記第1の開閉部材が閉じられている状態では前記第1の係合部と前記第1の被係合部の係合が解除され、前記定着ユニットを前記第2の開口から取り出す際の前記第1の被係合部の経路上から前記第1の係合部が退避していることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ドアの開放に連動して定着装置のニップ解除を行う構成において、定着装置を取り出す際の作業性を損なうことなく定着装置を交換可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の概略構成を示す断面図
定着装置9の概略図
加熱ユニット10の断面図
定着装置9の加圧解除機構を示す概略図
フロントカム34、リアカム35、シャフト部材37の概略図
リアドア20の外観斜視図
リアドア20の開閉による定着装置9の加圧解除機構の動作を示す説明図
フロントドア19に連動して定着装置9の加圧解除機構と係合する係合機構を示す斜視図
フロントドア19と係合機構の画像形成装置本体前側の動作を示す説明図
カム係合部材51と加圧解除機構の動作を示す説明図(フロントドア19が閉状態)
カム係合部材51と加圧解除機構の動作を示す説明図(カム係合部材51とフロントカム34が係合し始める状態)
カム係合部材51と加圧解除機構の動作を示す説明図(圧解除をしている過程)
カム係合部材51と加圧解除機構の動作を示す説明図(フロントドア19が開状態)
リアドア20の着脱方法を示す説明図
第1の実施例における定着装置9の着脱軌跡を示す説明図
カム係合部材61と加圧解除機構の動作を示す斜視図
カム係合部材61と加圧解除機構の動作を示す上面図
第2の実施例における定着装置9の着脱軌跡を示す説明図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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