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公開番号
2024176375
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094865
出願日
2023-06-08
発明の名称
記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20241212BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】記録ヘッドからインクを吐出してメンテナンスを行う記録装置において、記録媒体、記録の画質および生産性を考慮した好適なメンテナンス制御を行う。
【解決手段】記録媒体を搬送する搬送手段と、記録媒体にインクを吐出して画像を形成する記録ヘッドと、制御部を備え、記録ヘッドは、記録媒体に画像を形成するときに取る第1の位置と、第1の位置とは異なる第2の位置であって、吐出されたインクが記録媒体に付着しない第2の位置と、を取ることが可能であり、制御部は、記録ヘッドからのインクの吐出を伴うメンテナンスを、第1の位置と第2の位置のいずれで行うかを、記録媒体の種類に基づいて決定する記録装置を用いる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録媒体にインクを吐出して画像を形成する記録ヘッドと、
制御部と、
を備える記録装置であって、
前記記録ヘッドは、前記記録媒体に前記画像を形成するときに取る第1の位置と、前記第1の位置とは異なる第2の位置であって、吐出された前記インクが前記記録媒体に付着しない第2の位置と、を取ることが可能であり、
前記制御部は、前記記録ヘッドからの前記インクの吐出を伴うメンテナンスを、前記第1の位置と前記第2の位置のいずれで行うかを、前記記録媒体の種類に基づいて決定することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記メンテナンスは、前記インクの吐出の内容が異なる複数の種類のメンテナンスを含んでおり、
前記制御部は、さらに前記メンテナンスの種類にも基づいて、前記メンテナンスを前記第1の位置と前記第2の位置のいずれで行うかを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記複数の種類のメンテナンスは、予備吐出と不吐検出を含んでいる
ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記複数の種類のメンテナンスのうち、前記インクの吐出の内容が許容範囲内であるメンテナンスを、前記第1の位置で行う
ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項5】
前記制御部は、吐出された前記インクがユーザに視認できない場合に、前記インクの吐出の内容が許容範囲内だと判断する
ことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記インクの吐出の内容が許容範囲内であるメンテナンスの際には、前記記録媒体に、前記画像の形成のための前記インクの吐出と、前記メンテナンスのための前記インクの吐出の両方を行う
ことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項7】
前記制御部は、さらに前記記録媒体のサイズにも基づいて、前記メンテナンスを前記第1の位置と前記第2の位置のいずれで行うかを決定する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記記録媒体のサイズが所定の基準よりも小さい場合は、前記メンテナンスを前記第1の位置で行う
ことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記記録媒体のサイズが所定の基準よりも小さい場合は、前記メンテナンスを前記第1の位置で行ったことにより前記インクが付着した前記記録媒体には、前記画像の形成を行わない
ことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記記録媒体に画像を形成する前に前記メンテナンスが必要であるかどうかを判定し、必要であると判定した場合に、前記メンテナンスを前記第1の位置と前記
第2の位置のいずれで行うかを決定する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置の記録ヘッドでは、異物や粘度が増加したインクなどによるノズルの目詰まり、インク供給経路やノズル内に混入した気泡、ノズル表面の濡れ性の変化などの原因により、記録ヘッド内のノズルでインク吐出不良が発生することがある。そのような吐出不良が発生した場合、画像品位の低下を避けるために、印刷中においてもインク吐出状態を回復させるメンテナンスを速やかに行う必要がある。印刷中のメンテナンスには、記録ヘッドを印刷位置とは異なる位置で記録媒体にインクを着滴させることなく行う制御と、印刷中に記録ヘッドを印刷位置のままで記録媒体にインクを着滴させる形で行う制御がある。
【0003】
記録媒体に着滴させることなくメンテナンスをする場合、印刷を中断し、記録ヘッドを印刷位置からインク吸収体のある別の位置へ移動してメンテナンスする必要がある。その場合、記録ヘッド移動により生産性は下がるが、メンテナンスを記録媒体上で実施しないので、記録媒体の損失もしくは画質影響発生を防ぐことができる。
【0004】
一方、印刷位置でメンテナンスをする場合、メンテナンスに必要な吐出パターンを記録媒体上に印刷することで印刷中断の必要が無くなり、記録媒体の損失もしくは画質影響発生はあるが生産性は維持できる。例えば、高価な記録媒体を用いた印刷時は、その記録媒体をメンテナンスに使用したくないケースがある。一方、安価な記録媒体を用いた印刷時は、記録媒体の損失もしくは画質よりも生産性を重視したいケースがある。
【0005】
特許文献1(特許第6149179号公報)は、記録ヘッドから定期的にインクを吐出する予備吐出動作を、記録媒体に着滴させ行うか、記録媒体に着滴させず印刷位置とは異なる位置で行うかを択一的に制御する方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6149179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1が開示する方法においても、予備吐出動作を記録媒体に着滴させるか記録媒体に着滴させないで行うかを択一的に制御可能である。しかし、使用する記録媒体によっては、予備吐出された液体の着滴が画質に影響を与える懸念がある。一方で、記録媒体によっては記録媒体に着滴させず印刷位置とは異なる位置で予備吐出動作を行うことで記録媒体への影響を回避するよりも生産性を重視したいケースも想定される。
【0008】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、記録ヘッドからインクを吐出してメンテナンスを行う記録装置において、記録媒体、記録の画質および生産性を考慮した好適なメンテナンス制御を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、
記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録媒体にインクを吐出して画像を形成する記録ヘッドと、
制御部と、
を備える記録装置であって、
前記記録ヘッドは、前記記録媒体に前記画像を形成するときに取る第1の位置と、前記第1の位置とは異なる第2の位置であって、吐出された前記インクが前記記録媒体に付着しない第2の位置と、を取ることが可能であり、
前記制御部は、前記記録ヘッドからの前記インクの吐出を伴うメンテナンスを、前記第1の位置と前記第2の位置のいずれで行うかを、前記記録媒体の種類に基づいて決定することを特徴とする記録装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、記録ヘッドからインクを吐出してメンテナンスを行う記録装置において、記録媒体、記録の画質および生産性を考慮した好適なメンテナンス制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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