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公開番号2025001221
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023100697
出願日2023-06-20
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/165 20060101AFI20241225BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザーによる部材のメンテナンス作業を容易にすること。
【解決手段】記録装置は、液体を吐出する記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス手段と、記録ヘッドに対応して設けられ、メンテナンス手段の吸引に用いられる負圧タンク、および、負圧を発生させるためのポンプを含み、取り外し可能なユニットと、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス手段と、
前記記録ヘッドに対応して設けられ、前記メンテナンス手段の吸引に用いられる負圧タンク、および、負圧を発生させるためのポンプを含み、取り外し可能なユニットと、
を有することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記ユニットに接続されるチューブをさらに有し、
装置本体から前記ユニットを取り外す方向を正面とした場合に、前記チューブを前記ユニットに接続するためのジョイントが、前記正面側を除いた位置に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記チューブは、前記ジョイントを介して前記負圧タンクおよび前記ポンプと連通する、ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記チューブは、廃液を貯留する貯留タンクと連通する、ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項5】
前記メンテナンス手段は、前記ユニットの前記ポンプと連通し、かつ、前記記録ヘッドのノズル形成面に対向して吸引洗浄を行う負圧付与部を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記ユニットは、前記メンテナンス手段に前記吸引洗浄に用いられる洗浄液を供給するための第二ポンプを含む、ことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記メンテナンス手段に供給される洗浄液を貯留する第二貯留タンクと、
前記第二貯留タンクと連通し、かつ、前記ユニットに接続される第二チューブと、
をさらに有し、
装置本体から前記ユニットを取り外す方向を正面とした場合に、前記第二チューブを前記ユニットに接続するためのジョイントが、前記正面側を除いた位置に設けられている、ことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項8】
前記メンテナンス手段は、前記ユニットの前記第二ポンプと連通し、かつ、前記記録ヘッドのノズル形成面に洗浄液を付与する液付与部を含む、ことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項9】
前記ユニットは、流路を開閉するバルブをさらに含む、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項10】
前記負圧タンクは、前記バルブおよび前記ポンプよりも重力方向の下側に配置されている、ことを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
記録ヘッドが本体に対して移動しない状態で、被記録媒体の搬送に連動して記録ヘッドから液滴を吐出して記録を行う、ラインヘッド型の記録装置が知られている。このような記録装置においては、画像形成の過程でノズルから吐出されるインクがシートに着弾せずミストとして浮遊しノズルに付着することがある。この結果、吐出されるインク滴によれを引き起こし、画質の低下を引き起こすことがある。
【0003】
特許文献1には、弾性を有するブレードで吐出ノズル形成面を払拭することにより吐出ノズル面を吐出前の状態に回復し、吐出性能を維持するクレーニング構成部が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-58338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
複数の記録ヘッドと、複数のクリーニング構成部を有する記録装置において、それぞれのクリーニング構成部への負圧吸引を行うために、各種ポンプおよび開閉バルブを複数配置することがある。この結果、配置スペースが増大してしまうことがある。また、このような各種のポンプおよび開閉バルブなどの部材を限られたスペースに配置しようとすると、それらの部材へのユーザーによるアクセスが困難になる。この結果、偶発故障時の交換作業を含む、ユーザーによる部材のメンテナンス作業が難しくなってしまう。
【0006】
本開示は、ユーザーによる部材のメンテナンス作業を容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る記録装置は、液体を吐出する記録ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス手段と、前記記録ヘッドに対応して設けられ、前記メンテナンス手段の吸引に用いられる負圧タンク、および、負圧を発生させるためのポンプを含み、取り外し可能なユニットと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ユーザーによる部材のメンテナンス作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
記録装置の概略構成の一例を示す模式図である。
記録ヘッドの斜視図である。
キャップトレイの構成を示す斜視図である。
クリーニングトレイの構成を示す斜視図である。
プリントモジュールにおける流路構成を示す図である。
プリントモジュールを装置背面側から見た図である。
洗浄液及び負圧供給ユニットを示す斜視図である。
洗浄液及び負圧供給ユニットの取り外しを説明する図である。
キャップトレイにおけるキャップ液供給流路の斜視図である。
キャップ上流三方弁の斜視図である。
キャップ上流三方弁および三方弁支持部材の配置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本開示の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本開示事項を限定するものでなく、また以下の実施の形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。尚、同一の構成要素には同一の参照番号を付す。
(【0011】以降は省略されています)

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