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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025158767
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061632
出願日
2024-04-05
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B41J
29/13 20060101AFI20251009BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】開閉部を備えた画像形成装置において、開閉部に設けられた開口部の面積を大きくすることが容易であり、かつ、開閉部の強度を向上することができる画像形成装置の提供。
【解決手段】扉開口部2が形成された開閉扉1の裏面に、補強のために補強梁(31A、31B、32A、32B)が配設される。補強梁31Aと補強梁31B、補強梁32Aと補強梁32Bは、上下方向において扉開口部2を挟んだ位置に分割配置されている。即ち、上下方向において扉開口部2にオーバーラップしない扉開口部2を挟んだ位置に補強梁31Aと補強梁31Bとに分割した形で、また補強梁32Aと補強梁32Bとに分割した形でそれぞれ配置される。これらの補強梁は扉開口部2にオーバーラップしていないので、扉開口部2の開口面積を狭めることがない。したがって、開閉扉1の扉開口部2を通じて流れる空気の流れを阻害せず、空気の流量を十分に確保できる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
外装の一部を構成する第一面と、前記第一面と反対の第二面とを有し、前記第一面から前記第二面まで貫通する開口部の形成された開閉部と、
前記第二面に設けられた第一補強部材と、
前記第二面に設けられた第二補強部材と、を備え、
前記第二面に沿った第一方向において、前記第一補強部材と前記第二補強部材との間に前記開口部が配置されるように、前記第一方向において前記第一補強部材と前記第二補強部材とが間隔をあけて配置される、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第一補強部材と前記第二補強部材との間において前記第一方向に延在し、前記第一補強部材および前記第二補強部材のそれぞれに連結された第一連結部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第一連結部は、前記開口部に連通するダクトの一部を構成する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第二面に垂直な方向から見たときに、前記第一補強部材は前記開口部に重ならず、
前記第二面に垂直な方向から見たときに、前記第二補強部材は前記開口部に重ならず、
前記第二面に垂直な方向から見たときに、前記第一連結部は前記開口部に重なる、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第一補強部材および前記第二補強部材のそれぞれは、
前記第二面に対して間隔をあけて対向し、かつ、前記第一方向に延在し、かつ、前記第二面に沿い、前記第一方向とは交差する第二方向において、第一端と前記第一端とは反対の第二端を有する第一板金部と、
前記第一端から前記第二面に向かう曲げ加工によって形成された第二板金部と、
前記第二端から前記第二面に向かう曲げ加工によって形成された第三板金部と、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第一補強部材と前記第二補強部材との間において前記第一方向に延在し、前記第一補強部材および前記第二補強部材のそれぞれに連結された第一連結部を備え、
前記第一連結部は、
前記第一補強部材の前記第一板金部、および前記第二補強部材の前記第一板金部のそれぞれに重なって連結される板状部と、
前記板状部から前記第二面に向かう曲げ加工によって形成された曲げ部と、を含み、
前記第一連結部が、前記開口部に連通するダクトの一部を構成する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第二面に設けられた第三補強部材と、
前記第二面に設けられた第四補強部材と、をさらに備え、
前記第一方向において、前記第三補強部材と前記第四補強部材との間に前記開口部が配置されるように、前記第一方向において前記第三補強部材と前記第四補強部材とが間隔をあけて配置され、
前記第二面に沿い、かつ、前記第一方向とは交差する第二方向を長手方向として、前記開口部は形成され、
前記開口部の前記第二方向における一端側に前記第一補強部材と前記第二補強部材とが配置され、
前記開口部の前記第二方向における前記一端側とは反対の他端側に前記第三補強部材と前記第四補強部材とが配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第一補強部材と前記第三補強部材との間に延在し、かつ、前記第二補強部材と前記第四補強部材との間に延在する補強板をさらに備える、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記補強板には、前記開口部から吸気される、または排気される空気を通すための連通口が形成されている、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第一補強部材と前記第二補強部材との間において前記第一方向に延在し、前記第一補強部材および前記第二補強部材のそれぞれに連結された第一連結部と、
前記第三補強部材と前記第四補強部材との間において前記第一方向に延在し、前記第三補強部材および前記第四補強部材のそれぞれに連結された第二連結部と、をさらに備え、
前記補強板、前記第一連結部、及び前記第二連結部は、前記開口部から前記連通口まで連通するダクトの少なくとも一部を構成する、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、記録材に画像を形成する画像形成装置において、装置本体に開閉可能に設けられた扉(開閉部)に開口部が形成されている場合がある。開口部は、内部を視認するための窓や、装置本体内に外部の空気を吸気したり、装置本体内の空気を外部へ排気したりするための通気口として用いられる。特許文献1に記載の装置では、扉の側面に多数の孔からなる開口部が形成され、この開口部から空気を吸気させて扉の裏面に配置されたダクトを経由して装置本体内に外部の空気を流入させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-99374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、より広い視認範囲を確保したい場合や、より大きい吸気量や排気量を確保したい場合には、開口面積が大きい開口部を形成するとよい。特許文献1に記載の装置では、扉の側面に開口部が設けられている。一般に、扉の側面の面積は比較的に小さい。そのため、従来技術には、開口部の面積を大きくすることが困難であるという課題がある。また、扉に開口部を形成すると、扉の剛性が低下して扉に歪みが生じやすくなる。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、開閉部を備えた画像形成装置において、開閉部に設けられた開口部の面積を大きくすることが容易であり、かつ、開閉部の強度を向上することができる画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、外装の一部を構成する第一面と、前記第一面と反対の第二面とを有し、前記第一面から前記第二面まで貫通する開口部の形成された開閉部と、前記第二面に設けられた第一補強部材と、前記第二面に設けられた第二補強部材と、を備え、前記第二面に沿った第一方向において、前記第一補強部材と前記第二補強部材との間に前記開口部が配置されるように、前記第一方向において前記第一補強部材と前記第二補強部材とが間隔をあけて配置される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、開閉部を備えた画像形成装置において、開閉部に設けられた開口部の面積を容易に大きくすることができ、かつ、開閉部の強度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
インクジェット記録装置を示す概略図。
冷却モジュールを示す断面図。
開閉扉の扉開口部を示す拡大図。
扉開口部の開口孔を示す部分拡大図。
金型を用いた奇数行-偶数列の開口孔の製造順を説明するための図。
金型を用いた奇数行-奇数列の開口孔の製造順を説明するための図。
金型を用いた偶数行-偶数列の開口孔の製造順を説明するための図。
金型を用いた偶数行-奇数列の開口孔の製造順を説明するための図。
(a)開閉扉の裏面を示す斜視図、(b)開閉扉及び補強板を示す分解斜視図。
補強梁を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<インクジェット記録装置>
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。まず、本実施形形態の扉が設けられる画像形成装置としてインクジェット記録装置を例に挙げ、図1を用いて説明する。図1に示すインクジェット記録装置100は、コンピュータや原稿読取装置などの外部機器から入力された画像情報に基づいて、インクと反応液を用いて記録材に画像を形成する所謂枚葉式のインクジェット記録装置である。記録材は、例えば普通紙や厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用記録材等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状の記録材、並びに布など、インクを受容可能な記録材であればよい。
【0010】
なお、本明細書において、ユーザがインクジェット記録装置100を動作させる際に立つ側を「正面(又は前)」と呼び、その反対側を「背面(又は後)」と呼ぶ。また、正面から見た場合の左を「左」と称し、正面から見た場合の右を「右」と称する。図1は、インクジェット記録装置100を正面から見た場合を示している。なお、一部のモジュールは画像形成に直接関係する処理を行わないこともある。しかし、上述のモジュール1000~7000は全体として、1つの画像形成システムを構築している。即ち、モジュール1000~7000のそれぞれを、1つの画像形成装置ということができる。勿論、モジュール1000~7000の全体を1つの画像形成装置としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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