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公開番号
2025006167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106803
出願日
2023-06-29
発明の名称
制御装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
5/64 20060101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】HMDといった頭部装着型の表示装置の消灯(表示の停止)および点灯(表示の再開)を好適に行うことができる技術を提供する。
【解決手段】本発明の制御装置は、頭部装着型の表示装置の動きを検出する第1検出手段と、ユーザによる表示装置の装着を検出する第2検出手段と、表示装置の状態が表示状態である場合に、ユーザによる表示装置の装着が検出されない状態で、表示装置の動きが検出されない状態の継続時間が第1の時間に達すると、表示装置の状態を第1の表示停止状態に遷移させ、表示装置の状態が第1の表示停止状態である場合に、表示装置の動きが検出されると、表示装置の状態を表示状態に遷移させ、表示装置の状態が表示状態である場合に、ユーザによる表示装置の装着が検出されない状態の継続時間が第2の時間に達すると、表示装置の状態を第2の表示停止状態に遷移させる制御手段とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
頭部装着型の表示装置の動きを検出する第1検出手段と、
ユーザによる前記表示装置の装着を検出する第2検出手段と、
前記表示装置の状態が、前記表示装置の表示手段が表示を行う表示状態である場合に、前記ユーザによる前記表示装置の装着が検出されない状態で、前記表示装置の動きが検出されない状態の継続時間が第1の時間に達すると、前記表示装置の状態を、前記表示手段が表示を行わない第1の表示停止状態に遷移させ、
前記表示装置の状態が前記第1の表示停止状態である場合に、前記表示装置の動きが検出されると、前記表示装置の状態を前記表示状態に遷移させ、
前記表示装置の状態が前記表示状態である場合に、前記ユーザによる前記表示装置の装着が検出されない状態の継続時間が第2の時間に達すると、前記表示装置の状態を、前記表示手段が表示を行わない第2の表示停止状態に遷移させる制御手段と
を有することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記表示装置は、前記ユーザに装着されている状態で前記表示手段が前記ユーザの目の前に配置される第1状態と、前記ユーザに装着されている状態で前記表示手段が前記ユーザの目の前から退避される第2状態とをとることができ、
前記制御装置は、前記第1状態と前記第2状態との間の状態変化を検出する第3検出手段をさらに有し、
前記制御手段は、
前記表示装置の状態が前記表示状態である場合に、前記第1状態から前記第2状態への状態変化が検出されると、前記表示装置の状態を、前記表示手段が表示を行わない第3の表示停止状態に遷移させ、
前記表示装置の状態が前記第3の表示停止状態である場合に、前記第2状態から前記第1状態への状態変化が検出されると、前記表示装置の状態を前記表示状態に遷移させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第3検出手段は、加速度センサまたはジャイロセンサを用いて、前記第1状態と前記第2状態との間の状態変化を検出する
ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記第3検出手段は、
加速度センサまたはジャイロセンサを用いて、前記第1状態から前記第2状態への状態変化を検出し、
前記表示装置の状態が前記第3の表示停止状態であり、所定のモードが設定されている場合には、前記加速度センサまたは前記ジャイロセンサを用いて、前記第2状態から前記第1状態への状態変化を検出し、
前記表示装置の状態が前記第3の表示停止状態であり、前記所定のモードが設定されていない場合には、前記第3検出手段は、近接センサまたは視線センサを用いて、前記第2状態から前記第1状態への状態変化を検出する
ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記表示手段に画像を表示する際には、グラフィックが生成され、現実空間の画像に前記グラフィックを合成した合成画像が生成され、前記合成画像が前記表示手段に表示され、
前記第1の表示停止状態では、前記グラフィックの生成と前記合成画像の生成とが継続され、
前記第2の表示停止状態では、前記グラフィックの生成と前記合成画像の生成とが停止される
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記表示手段に画像を表示する際には、グラフィックが生成され、現実空間の画像に前記グラフィックを合成した合成画像が生成され、前記合成画像が前記表示手段に表示され、
前記第1の表示停止状態では、前記グラフィックの生成は停止され、前記現実空間の画像が前記合成画像として生成されるように前記合成画像の生成は継続され、
前記第2の表示停止状態では、前記グラフィックの生成と前記合成画像の生成とが停止される
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
第1検出手段は、加速度センサまたはジャイロセンサを用いて前記表示装置の動きを検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記第2検出手段は、近接センサまたは視線センサを用いて、前記ユーザによる前記表示装置の装着を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
表示手段と、
請求項1~8のいずれか1項に記載の制御装置と
を有することを特徴とする頭部装着型の表示装置。
【請求項10】
頭部装着型の表示装置の動きを検出するステップと、
ユーザによる前記表示装置の装着を検出するステップと、
前記表示装置の状態が、前記表示装置の表示手段が表示を行う表示状態である場合に、前記ユーザによる前記表示装置の装着が検出されない状態で、前記表示装置の動きが検出されない状態の継続時間が第1の時間に達すると、前記表示装置の状態を、前記表示手段が表示を行わない第1の表示停止状態に遷移させ、
前記表示装置の状態が前記第1の表示停止状態である場合に、前記表示装置の動きが検出されると、前記表示装置の状態を前記表示状態に遷移させ、
前記表示装置の状態が前記表示状態である場合に、前記ユーザによる前記表示装置の装着が検出されない状態の継続時間が第2の時間に達すると、前記表示装置の状態を、前記表示手段が表示を行わない第2の表示停止状態に遷移させるステップと
を有することを特徴とする制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドマウントディスプレイといった頭部装着型の表示装置を制御する制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
現実空間と仮想空間をリアルタイムかつシームレスに融合させる技術として、複合現実感(MR:Mixed Reality)技術、および拡張現実感(AR:Augmented Reality)技術が知られている。また、仮想空間のみを表現する技術として、仮想現実感(VR:Virtual Reality)技術も知られている。これらの技術は、例えばヘッドマウントディスプレイ(HMD)といった頭部装着型の表示装置で使用されることがある。
【0003】
ユーザがHMDを使用していないときのHMDの表示は、不必要な表示であり、不必要な電力消費、および表示の劣化(例えば焼き付け)をまねくため、好ましくない。
【0004】
特許文献1には、HMDがユーザに装着された状態かつHMDに動きがある状態であるときにのみHMDの表示を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-76680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、HMDの不必要な消灯(表示の停止)が行われたり、HMDの点灯(表示の再開)が遅れたりし、利便性が悪い。例えば、HMDで表示された画面をユーザがじっと見ている場合に、ユーザがHMDを使用しているにもかかわらず、HMDが不必要に消灯してしまう。また、ユーザが別のユーザにHMDを渡す場合に、当該別のユーザはすぐにHMDを使用すると考えられる。しかし、ユーザが別のユーザにHMDを渡す間にHMDが消灯し、当該別のユーザがHMDを装着した後にHMDの点灯のための処理が開始されるため、当該別のユーザはHMDでの視聴をすぐに開始することができない。
【0007】
本発明は、HMDといった頭部装着型の表示装置の消灯(表示の停止)および点灯(表示の再開)を好適に行うことができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様は、頭部装着型の表示装置の動きを検出する第1検出手段と、ユーザによる前記表示装置の装着を検出する第2検出手段と、前記表示装置の状態が、前記表示装置の表示手段が表示を行う表示状態である場合に、前記ユーザによる前記表示装置の装着が検出されない状態で、前記表示装置の動きが検出されない状態の継続時間が第1の時間に達すると、前記表示装置の状態を、前記表示手段が表示を行わない第1の表示停止状態に遷移させ、前記表示装置の状態が前記第1の表示停止状態である場合に、前記表示装置の動きが検出されると、前記表示装置の状態を前記表示状態に遷移させ、前記表示装置の状態が前記表示状態である場合に、前記ユーザによる前記表示装置の装着が検出されない状態の継続時間が第2の時間に達すると、前記表示装置の状態を、前記表示手段が表示を行わない第2の表示停止状態に遷移させる制御手段とを有することを特徴とする制御
装置である。
【0009】
本発明の第2の態様は、頭部装着型の表示装置の動きを検出するステップと、ユーザによる前記表示装置の装着を検出するステップと、前記表示装置の状態が、前記表示装置の表示手段が表示を行う表示状態である場合に、前記ユーザによる前記表示装置の装着が検出されない状態で、前記表示装置の動きが検出されない状態の継続時間が第1の時間に達すると、前記表示装置の状態を、前記表示手段が表示を行わない第1の表示停止状態に遷移させ、前記表示装置の状態が前記第1の表示停止状態である場合に、前記表示装置の動きが検出されると、前記表示装置の状態を前記表示状態に遷移させ、前記表示装置の状態が前記表示状態である場合に、前記ユーザによる前記表示装置の装着が検出されない状態の継続時間が第2の時間に達すると、前記表示装置の状態を、前記表示手段が表示を行わない第2の表示停止状態に遷移させるステップとを有することを特徴とする制御方法である。
【0010】
本発明の第3の態様は、表示手段と、上述した制御装置とを有することを特徴とする頭部装着型の表示装置である。本発明の第4の態様は、コンピュータを、上述した制御装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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