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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024175378
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093118
出願日
2023-06-06
発明の名称
乾燥装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241211BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】空気の吹き付けによりシートを乾燥させながらも、シートの浮き上がりを抑制する。
【解決手段】複数の吹付ノズル10Aと第1送風ダクト14Aとを有する温風吹付ユニット8Aと、シート搬送方向D1に関して温風吹付ユニット8Aの下流に隣接して配置され、複数の吹付ノズル10Bと第2送風ダクト14Bとを有する温風吹付ユニット8Bとを備える。複数の吹付ノズル10Aのうち、任意の第1穴10aと、第1穴10aのシート搬送方向D1の下流に位置し、第1穴10aとのシート搬送方向D1に関する距離が最も短くなる第2穴10bとのピッチを第1ピッチp1とした場合に、シート搬送方向D1に関し、複数の吹付ノズル10Aのうちの最下流に位置する最下流穴10Aaと、複数の吹付ノズル10Bのうちの最上流に位置する最上流穴10Baとのピッチである第2ピッチp2は、第1ピッチp1以下である。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを吐出して画像が形成されたシートに温風を吹き付けてシートを乾燥させる乾燥装置であって、
シートを搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトによって搬送されるシートに向けて空気を吹き出す複数の第1吹出穴と、前記第1吹出穴に空気を案内する第1ダクトと、を有する第1送風ユニットと、
シート搬送方向に関して前記第1送風ユニットの下流に隣接して配置され、前記搬送ベルトによって搬送されるシートに向けて空気を吹き出す複数の第2吹出穴と、前記第2吹出穴に空気を案内する第2ダクトと、を有する第2送風ユニットと、を備え、
前記複数の第1吹出穴のうち、任意の第1穴と、前記第1穴の前記シート搬送方向の下流に位置し、且つ、前記第1穴との前記シート搬送方向に関する距離が最も短くなる第2穴とのピッチを第1ピッチとした場合に、前記シート搬送方向に関し、前記複数の第1吹出穴のうちの最下流に位置する最下流穴と、前記複数の第2吹出穴のうちの最上流に位置する最上流穴とのピッチである第2ピッチは、前記第1ピッチ以下である、
ことを特徴とする乾燥装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1送風ユニットは、前記搬送ベルトに対向して配置され、前記複数の第1吹出穴が形成された第1吹出面を有し、
前記第2送風ユニットは、前記搬送ベルトに対向して配置され、前記複数の第2吹出穴が形成された第2吹出面を有し、
前記第1吹出面の前記シート搬送方向の下流端部は、前記最下流穴が形成された第1部分と、前記第1部分よりも前記シート搬送方向の上流側に位置する第2部分とを有し、
前記第2吹出面の前記シート搬送方向の上流端部は、前記最上流穴が形成された第3部分と、前記第3部分よりも前記シート搬送方向の下流側に位置する第4部分とを有し、
前記シート搬送方向に関して、前記第1部分が前記第4部分に対向し、前記第2部分が前記第3部分に対向し、
前記シート搬送方向に交差するシート幅方向から見た場合に、前記第1部分の少なくとも一部と前記第3部分の少なくとも一部とが重なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
前記第1部分は、複数あり、
前記第3部分は、複数あり、
複数の前記第1部分と複数の前記第3部分は、前記シート幅方向に関して交互に配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項4】
前記第1送風ユニットの前記複数の第1吹出穴は、前記シート搬送方向に沿って一列に並んで配置された前記第1吹出穴を含む第1グループと、前記第1グループとは前記シート搬送方向に交差するシート幅方向に異なる位置で前記シート搬送方向に沿って一列に並んで配置された前記第1吹出穴を含む第2グループとを有し、
前記シート幅方向から見て、前記第1グループの前記吹出穴と前記第2グループの前記吹出穴とは前記シート搬送方向に交互に配置され、
前記第1ピッチは、前記シート幅方向から見て、前記第1グループの前記吹出穴と、該吹出穴に対して前記シート搬送方向に並ぶ前記第2グループの前記吹出穴との前記シート搬送方向に関するピッチである、
ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項5】
前記第1ピッチは、5mm以上、10mm以下である、
ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項6】
インクを吐出して画像が形成されたシートに温風を吹き付けてシートを乾燥させる乾燥装置であって、
シートを搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトによって搬送されるシートに向けて空気を吹き出す複数の第1吹出穴と、前記第1吹出穴に空気を案内する第1ダクトと、を有する第1送風ユニットと、
シート搬送方向に関して前記第1送風ユニットの下流に隣接して配置され、前記搬送ベルトによって搬送されるシートに向けて空気を吹き出す複数の第2吹出穴と、前記第2吹出穴に空気を案内する第2ダクトと、を有する第2送風ユニットと、を備え、
前記複数の第1吹出穴の前記シート搬送方向におけるピッチの平均長さは、前記シート搬送方向に関し、前記複数の第1吹出穴のうちの最下流に位置する最下流穴と、前記複数の第2吹出穴のうちの最上流に位置する最上流穴とのピッチ以上である、
ことを特徴とする乾燥装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクにより画像が形成されたシートを乾燥させる乾燥装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
インクにより画像を形成する画像形成システムにおいては、シートを乾燥させる工程やシートに空気を吹き付ける工程がある。例えば、特許文献1には、シートをベルトにより搬送し、そのシートに対して温風を吹き付けることでシートを乾燥させる乾燥装置が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-202870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のようにインクを吐出して画像が形成されたシートに温風を吹き付けてシートを乾燥させる乾燥装置では、例えば、カットシートを乾燥させる場合に温風によってシートがベルト面から舞い上がってしまう虞がある。シートがベルト面から舞い上がると、乾燥装置でシート詰まりを発生し、下流の装置に搬送されなくなる虞がある。
【0005】
本発明は、空気の吹き付けによりシートを乾燥させながらも、シートの浮き上がりを抑制可能な乾燥装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の乾燥装置は、インクを吐出して画像が形成されたシートに温風を吹き付けてシートを乾燥させる乾燥装置であって、シートを搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって搬送されるシートに向けて空気を吹き出す複数の第1吹出穴と、前記第1吹出穴に空気を案内する第1ダクトと、を有する第1送風ユニットと、シート搬送方向に関して前記第1送風ユニットの下流に隣接して配置され、前記搬送ベルトによって搬送されるシートに向けて空気を吹き出す複数の第2吹出穴と、前記第2吹出穴に空気を案内する第2ダクトと、を有する第2送風ユニットと、を備え、前記複数の第1吹出穴のうち、任意の第1穴と、前記第1穴の前記シート搬送方向の下流に位置し、且つ、前記第1穴との前記シート搬送方向に関する距離が最も短くなる第2穴とのピッチを第1ピッチとした場合に、前記シート搬送方向に関し、前記複数の第1吹出穴のうちの最下流に位置する最下流穴と、前記複数の第2吹出穴のうちの最上流に位置する最上流穴とのピッチである第2ピッチは、前記第1ピッチ以下であることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の乾燥装置は、インクを吐出して画像が形成されたシートに温風を吹き付けてシートを乾燥させる乾燥装置であって、シートを搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって搬送されるシートに向けて空気を吹き出す複数の第1吹出穴と、前記第1吹出穴に空気を案内する第1ダクトと、を有する第1送風ユニットと、シート搬送方向に関して前記第1送風ユニットの下流に隣接して配置され、前記搬送ベルトによって搬送されるシートに向けて空気を吹き出す複数の第2吹出穴と、前記第2吹出穴に空気を案内する第2ダクトと、を有する第2送風ユニットと、を備え、前記複数の第1吹出穴の前記シート搬送方向におけるピッチの平均長さは、前記シート搬送方向に関し、前記複数の第1吹出穴のうちの最下流に位置する最下流穴と、前記複数の第2吹出穴のうちの最上流に位置する最上流穴とのピッチ以上であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、空気の吹き付けによりシートを乾燥させながらも、シートの浮き上がりを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る画像形成システムを示す概略構成断面図である。
実施形態に係る乾燥モジュールとプリントモジュールと定着モジュールとを示す概略構成断面図である。
実施形態に係る乾燥モジュールにおいて上扉を開いた状態を示す斜視図である。
実施形態に係る温風吹付ユニットの乾燥部を側面から見た状態を示す概略構成断面図である。
実施形態に係る温風吹付ユニットの乾燥部を正面から見た状態を示す概略構成断面図である。
実施形態に係る温風吹付ユニットの吹付ノズルとシートを示す概略構成断面図である。
実施形態に係る温風吹付ユニットの吹付ノズルとシートを拡大して示す概略構成断面図である。
実施形態に係る温風吹付ユニットの吹付ノズルとシートを更に拡大して示す概略構成断面図である。
実施形態に係る吹付ノズルの第1ピッチとシート浮き上がりとの関係を示す表である。
実施形態に係る隣接する温風吹付ユニットの吹付ノズルの配置を示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態について、図を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成システムの概略構成について、図1を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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