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公開番号2024173312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091650
出願日2023-06-02
発明の名称印刷装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約【課題】 使用中の消耗品ユニットを別の印刷装置に載せ替えて使用すると、消耗品ユニットの消耗剤残量が正しく管理できなくなるという問題があった。
【解決手段】 装着された消耗品ユニットの識別情報と当該消耗品ユニットについて自装置で使用した消耗剤使用量を対にして記憶する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
装着された消耗品ユニットの識別情報と、当該消耗品ユニットについて自装置で使用した消耗剤使用量を対にして記憶することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
消耗品ユニットの識別情報により特定される消耗剤使用量に基づいて消耗品ユニットの消耗剤残量を管理し、印刷装置の制御に用いることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
ネットワークで接続された他の印刷装置との間で、消耗品ユニットの識別情報を用いて情報を授受することにより、他の印刷装置で使用された消耗剤使用量を取得し、自装置で記憶している消耗剤使用量と加算することで消耗品ユニットの消耗剤残量を管理し、印刷装置の制御に用いることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
【請求項4】
ネットワークで接続された他の印刷装置との間で、消耗品ユニットの識別情報を用いて情報を授受することにより、同一の消耗品ユニットを使用した履歴がある別の印刷装置を第二の印刷装置として特定することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
【請求項5】
第二の印刷装置は、同一の利用者が利用していると判断して印刷装置の制御に用いることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
装着された消耗品ユニットが印刷装置に最初に装着された時に未使用でなく、かつ第二の印刷装置が存在する場合、装着された消耗品ユニットを第二の印刷装置に戻すよう利用者に促す通知を行うことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
ネットワークで接続された他の印刷装置との間で、消耗品ユニットの識別情報を用いて情報を授受するに際して、ローカルエリアネットワークにおけるブロードキャスト通信を用いて他の印刷装置からの応答を取得することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項8】
ネットワークで接続された他の印刷装置との間で、消耗品ユニットの識別情報を用いて情報を授受するに際して、印刷装置以外のサーバー装置を介して情報の授受を行うことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関し、特に消耗品の消費量をカウントして記憶し消耗品残量を管理する印刷装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
印刷装置においては、交換可能な消耗品ユニットの消耗剤残量を管理して動作する必要がある。例えばインクジェット方式の印刷装置においては、印刷装置に装着して使用するインクカートリッジに充填されているインク残量を把握して管理する必要がある。インクカートリッジのインク残量を把握する方法としては、例として、インクカートリッジ内のインクが所定量以上あるか否かを検知するインクセンサーを設ける方法がある。また他の例として、インクカートリッジに記憶素子を含むメモリチップを搭載し、消費したインク量をカウントして記憶する方法がある。あるいはセンサーと記憶素子を組合せて残量をより正確に把握して管理する方法も考案されている。しかしながら、インクセンサーやメモリチップを搭載することは、印刷装置本体や、インクカートリッジのコストが増大するというデメリットがある。これを解決するため、例えば特許文献1において、消耗品ユニットを印刷装置に装着した時点からの消耗剤の消費量をカウントして印刷装置本体に記憶し、消耗品ユニットの消耗剤残量を管理する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-130812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の技術では、印刷装置に装着した消耗品ユニットの消耗剤使用量を印刷装置本体に記憶するため、使用中の消耗品ユニットを別の印刷装置に載せ替えて使用すると、消耗品ユニットの消耗剤残量が正しく管理できなくなるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、装着された消耗品ユニットの識別情報と当該消耗品ユニットについて自装置で使用した消耗剤使用量を対にして記憶することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、印刷装置や消耗品のコストを増大することなく、消耗品を別の印刷装置に載せ替えて使用しても、消耗品の残量を正しく管理することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施例である印刷システムの構成を示す図である。
プリンターの構成を示すブロック図である。
プリンターの不揮発メモリに保持される、インクカートリッジ管理テーブルの構造を示す図である。
インクカートリッジのカートリッジメモリに保持される、インクカートリッジ情報の構造を示す図である。
プリンターの電源投入後のCPUの処理内容を示すフローチャートである。
カートリッジ交換時の処理内容を示すフローチャートである。
印刷ジョブ実行時の処理内容を示すフローチャートである。
プリンター間で授受されるパケットの構造を示す図である。
カートリッジチェック時の処理内容を示すフローチャートである。
インク消費時の処理内容を示すフローチャートである。
インク消費量情報要求受信時の処理内容を示すフローチャートである。
カートリッジチェック時のプリンター間の情報のやり取りの様子を示すシーケンス図である。
本発明の実施例2における、カートリッジチェック時の処理内容を示すフローチャートである。
プリンターの操作パネルの表示画面の例を示す図である。
カートリッジチェック時のプリンター間の情報のやり取りの様子を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成要素は、本発明の例としての形態を示すものであり、この発明の範囲をそれらのみに限定するものではない。
【実施例】
【0009】
図1は、本発明の一実施例である印刷システム100の構成を示す図である。本システムは、ローカルエリアネットワーク101を介して接続された、複数のプリンター300およびクライアント端末200などのデバイス群102から構成される。ローカルエリアネットワーク101は、ルーター103を介してインターネット104に接続されている。インターネット104にはサーバー105が設けられている。本図においては、クライアント端末200は一つだけ記載されているが、複数のクライアント端末200が接続されていてもよい。また、サーバー105はインターネット104に設置されている例を示しているが、ローカルエリアネットワーク101に設置されている構成であってもよい。
【0010】
図2は、プリンター300の構成を示すブロック図である。プリンター300は装置全体の制御を行うメインボード310と、無線LANユニット301、操作パネル302、印刷機構303などからなる。メインボード310に配置されるマイクロプロセッサ形態のCPU311は、内部バス312を介して接続されているROM形態のプログラムメモリ313に格納されている制御プログラムと、RAM形態のデータメモリ314の内容とに従って動作する。また、装置の電源供給が断たれても記憶内容を保持可能な不揮発メモリ315が設けられている。CPU311は印刷機構制御回路318を制御して印刷機構303を動作させ、データメモリ314中の画像を記録媒体に印刷することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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