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公開番号2025022428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126986
出願日2023-08-03
発明の名称回路基板、画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H05K 1/18 20060101AFI20250206BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】貫通ビアへの半田流入による歩留まりの低下を抑制することができる回路基板を提供する。
【解決手段】回路基板1は、第1ICパッケージ2が実装されるための実装領域41が設けられた第1面100と、第2ICパッケージ3が実装されるための実装領域42が設けられた第2面200と、を有する。回路基板1には、それぞれが回路基板1を貫通する複数のサーマルビアが設けられる。回路基板1は、第1面100に垂直な方向で見たときに、実装領域41と実装領域42とが重なる重複領域を含む。複数のサーマルビアは、重複領域に配されたサーマルビア17と、サーマルビア17とは異なる開口面積を有するサーマルビア16とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1電子部品が実装されるための第1実装領域が設けられた第1面と、第2電子部品が実装されるための第2実装領域が設けられた、前記第1面とは異なる第2面と、を有する回路基板であって、
前記回路基板には、それぞれが前記回路基板を貫通する複数の貫通ビアが設けられ、
前記回路基板は、前記第1面に垂直な方向で見たときに、前記第1実装領域と前記第2実装領域とが重なる重複領域を含み、
前記複数の貫通ビアは、前記重複領域に配された第1貫通ビアと、前記第1貫通ビアとは異なる開口面積を有する第2貫通ビアとを含むことを特徴とする、
回路基板。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1面に設けられる前記第1電子部品が接着可能な第1伝熱パターンと、
前記第2面に設けられる前記第2電子部品が接着可能な第2伝熱パターンと、
前記第1貫通ビアは、前記第1伝熱パターンと前記第2伝熱パターンとを接続することを特徴とする、
請求項1記載の回路基板。
【請求項3】
前記第1伝熱パターンのサイズは前記第2伝熱パターンのサイズよりも大きいことを特徴とする、
請求項2記載の回路基板。
【請求項4】
前記第1貫通ビアは、前記第1伝熱パターンと前記第2伝熱パターンとが前記方向から見たときに重なる領域に設けられることを特徴とする、
請求項2記載の回路基板。
【請求項5】
前記第2貫通ビアは、前記方向から見たときに前記第1実装領域と前記第2実装領域とが重ならない領域に設けられることを特徴とする、
請求項1記載の回路基板。
【請求項6】
前記第2貫通ビアと前記第2伝熱パターンとを接続し、ソルダーレジストが被せられた放熱路をさらに備えることを特徴とする、
請求項2記載の回路基板。
【請求項7】
前記第1貫通ビアの数は前記第2貫通ビアの数よりも多いことを特徴とする、
請求項5記載の回路基板。
【請求項8】
前記第1伝熱パターンと前記第2伝熱パターンは矩形であり、
前記第1貫通ビアは、前記第2伝熱パターンの四隅に設けられ、
前記第2貫通ビアは、前記第1伝熱パターンの四隅に設けられることを特徴とする、
請求項2記載の回路基板。
【請求項9】
前記第1伝熱パターンと前記第2伝熱パターンは矩形であり、
前記第1貫通ビアは、前記第2伝熱パターンの四隅と二辺に沿った位置に設けられ、
前記第2貫通ビアは、前記第1伝熱パターンの四隅に設けられることを特徴とする、
請求項2記載の回路基板。
【請求項10】
前記第1伝熱パターンと前記第2伝熱パターンは矩形であり、
前記第1貫通ビアは、前記第2伝熱パターンの四隅に設けられ、
前記第2貫通ビアは、前記第1伝熱パターンの二隅に設けられることを特徴とする、
請求項2記載の回路基板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品が実装される回路基板、及びこのような回路基板が実装される画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
集積回路(以下、「IC」という。)は、高密度化、高集積化に伴い、発生する熱量が多くなる傾向になる。そのために回路基板へのリフロー実装に対応した表面実装タイプのICパッケージには、ICの放熱を目的とした放熱板(サーマルパッド)が設けられている。ICで発生した熱は、放熱板に対向して設けられる回路基板上の伝熱パターン(サーマルランド)に伝導される。伝熱パターンには放熱用の貫通ビア(サーマルビア)が設けられている。放熱板から伝導された熱は、該貫通ビアを介して回路基板の他層に放熱される。特許文献1には、このような貫通ビアが複数設けられた回路基板が開示される。この回路基板は、裏面にレジスト開口部を設けることで、リフロー実装時に溶融して貫通ビアに流入した半田を該レジスト開口部に吸収させる構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-78271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回路基板に複数の放熱用の貫通ビアが設けられる場合、貫通ビアの位置によっては大量の半田が貫通ビアに流入する可能性がある。これは、ICパッケージの実装に必要な半田量の減少につながり、回路基板にICパッケージが十分な強度で実装されなくなる原因となる。ICパッケージが回路基板に十分な強度で実装されていない場合、回路基板の歩留まりが低下し、しいては該回路基板が取り付けられる装置の歩留まりが低下する。
【0005】
本発明は、上述の問題に鑑み、貫通ビアへの半田流入による歩留まりの低下を抑制することができる回路基板を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の回路基板は、第1電子部品が実装されるための第1実装領域が設けられた第1面と、第2電子部品が実装されるための第2実装領域が設けられた、前記第1面とは異なる第2面と、を有する回路基板であって、前記回路基板には、それぞれが前記回路基板を貫通する複数の貫通ビアが設けられ、前記回路基板は、前記第1面に垂直な方向で見たときに、前記第1実装領域と前記第2実装領域とが重なる重複領域を含み、前記複数の貫通ビアは、前記重複領域に配された第1貫通ビアと、前記第1貫通ビアとは異なる開口面積を有する第2貫通ビアとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、貫通ビアへの半田流入を抑制することで、歩留まりの低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
回路基板の構成例示図。
回路基板の第1面側の配線パターンの例示図。
回路基板の第2面側の配線パターンの例示図。
回路基板の構成例示図。
リフロー温度プロファイルの例示図。
クリーム半田がサーマルビアに流入する過程の説明図。
クリーム半田がサーマルビアに流入する過程の説明図。
クリーム半田がサーマルビアに流入する過程の説明図。
第2面側の配線パターンの例示図。
第2面側の配線パターンの例示図。
第2面側の配線パターンの例示図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
【0010】
本実施形態の回路基板は、複数の電子部品が実装され、各電子部品がプリント配線により接続されるプリント配線基板である。この回路基板は、多数の電子部品が実装されることで製造される。電子部品は、放熱板を有し、回路基板に放熱する構成となっている。以下、電子部品として、放熱板を備えてICを内蔵するICパッケージを例に説明する。回路基板は、放熱用の貫通ビアであるサーマルビアを有し、電子部品の熱をサーマルビアを介して内部に拡散する。
(【0011】以降は省略されています)

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