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公開番号2025004992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023104944
出願日2023-06-27
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250108BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録媒体に液体を付与する記録部と液体が付与された記録媒体を乾燥させる乾燥部とを有する記録ユニットを複数、備えた記録装置において水平方向の記録装置のサイズを抑える。
【解決手段】第1記録部と第1乾燥部とを有する第1記録ユニットと、第2記録部と第2乾燥部とを有する第2記録ユニットとを備え、複数の種類の液体による記録を第1記録ユニットと第2記録ユニットに分けて行うことが可能な記録装置であって、第1記録ユニットの少なくとも一部と第2記録ユニットの少なくとも一部とは鉛直方向で異なる位置に設けられ、かつ、第1記録ユニットが配置された領域を鉛直方向に射影した領域と、第2記録ユニットが配置された領域を鉛直方向に射影した領域とは、水平方向において少なくとも一部が重なる。
【選択図】図8

特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を搬送方向に搬送しながら液体を付与して記録を行う第1記録部と、前記搬送方向で前記第1記録部の下流に設けられ前記記録媒体に付与された前記液体を乾燥させる第1乾燥部と、を有する第1記録ユニットと、
前記記録媒体を前記搬送方向に搬送しながら前記液体を付与して記録を行う第2記録部と、前記搬送方向で前記第2記録部の下流に設けられ前記記録媒体に付与された前記液体を乾燥させる第2乾燥部と、を有する第2記録ユニットと、
を備え、複数の種類の前記液体による記録を前記第1記録ユニットと前記第2記録ユニットに分けて行うことが可能な記録装置であって、
前記記録装置において、前記第1記録ユニットの少なくとも一部と前記第2記録ユニットの少なくとも一部とは鉛直方向で異なる位置に設けられ、かつ、前記第1記録ユニットが配置された領域を鉛直方向に射影した領域と、前記第2記録ユニットが配置された領域を鉛直方向に射影した領域とは、水平方向において少なくとも一部が重なることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1記録部から搬出された前記記録媒体は、前記第1乾燥部において所定距離を通過するまで水平の姿勢で搬送されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第1記録ユニットの前記少なくとも一部における前記記録媒体の搬送方向と、前記第2記録ユニットの前記少なくとも一部における前記記録媒体の搬送方向とは、水平方向の成分が逆向きである請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記所定距離は、前記第1乾燥部においてその距離を通過した後の前記記録媒体を水平より傾斜した姿勢とした場合に、前記記録媒体に付与された前記液体が傾斜に沿って移動しなくなる距離である請求項2に記載の記録装置。
【請求項5】
前記第1記録部による前記液体の最大付与量は前記第2記録部による前記液体の最大付与量よりも多い請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項6】
前記第2記録部による前記液体の最大付与量は、前記第2記録部においてその量の前記液体が付与された前記記録媒体を水平より傾斜した姿勢とした場合に、前記記録媒体に付与された前記液体が傾斜に沿って移動しない量である請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記第1記録ユニット及び前記第2記録部と、前記第2乾燥部とは、鉛直方向で異なる位置に設けられ、かつ、前記第1記録ユニット及び前記第2記録部が配置された領域を鉛直方向に射影した領域と、前記第2乾燥部が配置された領域を鉛直方向に射影した領域とは、水平方向において少なくとも一部が重なる請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項8】
前記第1記録ユニット及び前記第2記録部における前記記録媒体の搬送方向と、前記第2乾燥部における前記記録媒体の搬送方向とは、水平方向の成分が逆向きである請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記第2記録部の下流において前記記録媒体の搬送方向の水平方向の成分が反転する請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記第2乾燥部において前記記録媒体が搬送される距離は、前記第1乾燥部において前記記録媒体が搬送される距離より長い請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は記録媒体に液体を付与して記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
記録媒体にインク等の液体を付与して記録を行う記録装置において、インク付与を行う記録部の後段にインクの液体成分の蒸発を促進させる乾燥部を有するものがある。特許文献1には、記録媒体に多色印刷を行うために複数の記録部を有し、各記録部の後段に乾燥部を設けた記録装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6449942号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、記録部のすぐ下流で記録媒体が水平から傾斜した姿勢で搬送されながら乾燥部を通過するように搬送経路が構成されているため、インクの付与量によってはインクが傾斜に沿って記録媒体上を移動してしまう可能性がある。これに対し、記録媒体が水平の姿勢で搬送されるように乾燥部を構成すると、特許文献1の記録装置では、記録部と乾燥部からなる記録ユニットが水平方向に複数、並べて設けられているため、記録装置の水平方向のサイズが大きくなるという課題がある。
【0005】
本発明は、記録媒体に液体を付与する記録部と液体が付与された記録媒体を乾燥させる乾燥部とを有する記録ユニットを複数、備えた記録装置において水平方向の記録装置のサイズを抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、記録媒体を搬送方向に搬送しながら液体を付与して記録を行う第1記録部と、前記搬送方向で前記第1記録部の下流に設けられ前記記録媒体に付与された前記液体を乾燥させる第1乾燥部と、を有する第1記録ユニットと、
前記記録媒体を前記搬送方向に搬送しながら前記液体を付与して記録を行う第2記録部と、前記搬送方向で前記第2記録部の下流に設けられ前記記録媒体に付与された前記液体を乾燥させる第2乾燥部と、を有する第2記録ユニットと、
を備え、複数の種類の前記液体による記録を前記第1記録ユニットと前記第2記録ユニットに分けて行うことが可能な記録装置であって、
前記記録装置において、前記第1記録ユニットの少なくとも一部と前記第2記録ユニットの少なくとも一部とは鉛直方向で異なる位置に設けられ、かつ、前記第1記録ユニットが配置された領域を鉛直方向に射影した領域と、前記第2記録ユニットが配置された領域を鉛直方向に射影した領域とは、水平方向において少なくとも一部が重なることを特徴とする記録装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、記録媒体に液体を付与する記録部と液体が付与された記録媒体を乾燥させる乾燥部とを有する記録ユニットを複数、備えた記録装置において水平方向の記録装置のサイズを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
記録装置の内部構成を示す概略図
記録部のシート搬送部筐体の斜視図
記録ヘッド昇降機構の斜視図
第1乾燥部と第2乾燥部の概略断面図
乾燥部の気流空間の概略平面図
冷却部の気流ダクトの断面図
第1記録ユニットの構成を示す概略図
第1記録ユニットと第2記録ユニットの相対位置関係を示す概略図
制御部のブロック図
実施例2の第1記録ユニットと第2記録ユニットの相対位置関係を示す概略図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。なお、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において本発明が適用される装置の構成や各種条件は適宜修正又は変更可能であり、以下の実施形態に限定されるものではない。例えば、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更可能で、特段の記載がない限り、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0010】
(実施例1)
以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明する。図1における左右方向をX方向、図1の紙面に垂直の方向をY方向、上下方向をZ方向とする。X方向は、記録装置1の長手方向であり、図1で右から左へ向かう方向を正とする。Y方向は、シートSの搬送方向に直交するシート幅方向であり、紙面手前から奥へ向かう方向を正とする。Z方向は、記録装置1の上方に向かう方向を正とする。実施例1の記録装置1は、ロール状に巻かれた連続シートを記録媒体として使用した高速ラインプリンタである。
(【0011】以降は省略されています)

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