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公開番号
2024172169
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089713
出願日
2023-05-31
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
29/00 20060101AFI20241205BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】複数のユニットにおける位置調整の作業性を向上させることができる記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置は、媒体に記録を行う記録ユニットと、記録ユニットにより記録された媒体を巻き取る巻取ユニットと、キャスターと、を備える。キャスターは、鉛直方向と交差する水平方向に巻取ユニットを移動可能に支持し、かつ、巻取ユニットの高さを調整可能である。記録案内部は、記録ユニットフレームに支持される。巻取案内部は、巻取ユニットフレームに支持される。記録水平検出部は、回転部に固定され、かつ、水平であることを検出可能である。当接部は、第2水平方向から巻取案内部と当接する。回転部は、第1水平方向に沿う軸を中心として回転可能であり、かつ、鉛直方向における上方から巻取案内部と当接する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に記録を行う記録ユニットと、
前記記録ユニットに媒体を繰り出す繰出ユニットと、
前記繰出ユニットの底面に設けられ、かつ、鉛直方向と交差する水平方向に前記繰出ユニットを移動可能に支持し、かつ、前記繰出ユニットの高さを調整可能であるキャスターと、
を備え、
前記繰出ユニットは、
繰出ユニットフレームと、
前記繰出ユニットフレームに支持され、かつ、前記記録ユニットに繰り出す媒体を保持する保持ローラーと、
前記繰出ユニットフレームに支持され、かつ、前記保持ローラーに保持された媒体を前記記録ユニットに案内する繰出案内部と、
を有し、
前記記録ユニットは、
媒体に記録を行う記録部と、
記録ユニットフレームと、
前記記録ユニットフレームに支持され、かつ、前記繰出ユニットから繰り出された媒体を前記記録部に案内する記録案内部と、
前記記録ユニットフレームに回転可能に支持される回転部と、
前記回転部に固定され、かつ、水平であることを検出可能である記録水平検出部と、
を有し、
前記保持ローラー、前記繰出案内部及び前記記録案内部は、媒体が搬送される搬送方向及び前記鉛直方向と交差する第1水平方向に沿うように延び、
前記記録ユニットフレームは、当接部を有し、
前記当接部は、前記第1水平方向及び前記鉛直方向と交差する第2水平方向から前記繰出案内部と当接し、
前記回転部は、前記第1水平方向に沿う軸を中心として回転可能であり、かつ、前記鉛直方向における上方から前記繰出案内部と当接する、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、
前記繰出ユニットの底面に設けられ、かつ、前記繰出ユニットの高さを調整可能であるアジャスターを備える、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項1に記載の記録装置において、
前記キャスターは、前記繰出ユニットの底面において、前記水平方向に移動可能である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項1に記載の記録装置において、
前記繰出ユニットは、繰出水平検出部を有し、
前記繰出水平検出部は、前記繰出ユニットフレームに固定され、かつ、水平であることを検出可能である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
媒体に記録を行う記録ユニットと、
前記記録ユニットにより記録された媒体を巻き取る巻取ユニットと、
前記巻取ユニットの底面に設けられ、かつ、鉛直方向と交差する水平方向に前記巻取ユニットを移動可能に支持し、かつ、前記巻取ユニットの高さを調整可能であるキャスターと、
を備え、
前記記録ユニットは、
媒体に記録を行う記録部と、
記録ユニットフレームと、
前記記録ユニットフレームに支持され、かつ、前記記録部によって記録された媒体を前記巻取ユニットに案内する記録案内部と、
前記記録ユニットフレームに回転可能に支持される回転部と、
前記回転部に固定され、かつ、水平であることを検出可能である記録水平検出部と、
を有し、
前記巻取ユニットは、
巻取ユニットフレームと、
前記巻取ユニットフレームに支持され、かつ、前記記録ユニットによって記録された媒体を巻き取る巻取ローラーと、
前記巻取ユニットフレームに支持され、かつ、前記記録ユニットによって記録された媒体を前記巻取ローラーに案内する巻取案内部と、
を有し、
前記記録案内部、前記巻取ローラー及び前記巻取案内部は、媒体が搬送される搬送方向及び前記鉛直方向と交差する第1水平方向に沿うように延び、
前記記録ユニットフレームは、当接部を有し、
前記当接部は、前記第1水平方向及び前記鉛直方向と交差する第2水平方向から前記巻取案内部と当接し、
前記回転部は、前記第1水平方向に沿う軸を中心として回転可能であり、かつ、前記鉛直方向における上方から前記巻取案内部と当接する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項5に記載の記録装置において、
前記巻取ユニットの底面に設けられ、かつ、前記巻取ユニットの高さを調整可能であるアジャスターを備える、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項5に記載の記録装置において、
前記キャスターは、前記巻取ユニットの底面において、前記水平方向に移動可能である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項8】
請求項5に記載の記録装置において、
前記巻取ユニットは、巻取水平検出部を有し、
前記巻取水平検出部は、前記巻取ユニットフレームに固定され、かつ、水平であることを検出可能である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項9】
請求項1~請求項8のうち何れか一項に記載の記録装置において、
前記記録ユニットの底面に設けられ、かつ、前記水平方向に前記記録ユニットを移動可能に支持し、かつ、前記記録ユニットの高さを調整可能であるキャスターを更に備える、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項10】
請求項9に記載の記録装置において、
前記記録ユニットの底面に設けられ、かつ、前記記録ユニットの高さを調整可能であるアジャスターを更に備える、
ことを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1のように、複数のユニットとして、記録前の媒体を繰り出す繰出ユニットと、記録前の媒体に記録を行う記録ユニットと、記録後の媒体を巻き取る巻取ユニットと、を備えた記録装置が開示されている。このような記録装置において、これら複数のユニットが別体で構成される。このため、媒体の搬送精度を担保すべく、複数のユニットを精度よく組み立てる必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-144557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような記録装置では、複数のユニットが別体であるため、複数のユニットにおける位置関係に誤差が生じてしまう。このため、複数のユニットの位置調整を行う必要があったが、容易な作業ではなかった。したがって、複数のユニットの位置調整の作業性を向上させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する記録装置は、媒体に記録を行う記録ユニットと、前記記録ユニットに媒体を繰り出す繰出ユニットと、前記繰出ユニットの底面に設けられ、かつ、鉛直方向と交差する水平方向に前記繰出ユニットを移動可能に支持し、かつ、前記繰出ユニットの高さを調整可能であるキャスターと、を備え、前記繰出ユニットは、繰出ユニットフレームと、前記繰出ユニットフレームに支持され、かつ、前記記録ユニットに繰り出す媒体を保持する保持ローラーと、前記繰出ユニットフレームに支持され、かつ、前記保持ローラーに保持された媒体を前記記録ユニットに案内する繰出案内部と、を有し、前記記録ユニットは、媒体に記録を行う記録部と、記録ユニットフレームと、前記記録ユニットフレームに支持され、かつ、前記繰出ユニットから繰り出された媒体を前記記録部に案内する記録案内部と、前記記録ユニットフレームに回転可能に支持される回転部と、前記回転部に固定され、かつ、水平であることを検出可能である記録水平検出部と、を有し、前記保持ローラー、前記繰出案内部及び前記記録案内部は、媒体が搬送される搬送方向及び前記鉛直方向と交差する第1水平方向に沿うように延び、前記記録ユニットフレームは、当接部を有し、前記当接部は、前記第1水平方向及び前記鉛直方向と交差する第2水平方向から前記繰出案内部と当接し、前記回転部は、前記第1水平方向に沿う軸を中心として回転可能であり、かつ、前記鉛直方向における上方から前記繰出案内部と当接する。
【0006】
上記課題を解決する記録装置は、媒体に記録を行う記録ユニットと、前記記録ユニットにより記録された媒体を巻き取る巻取ユニットと、前記巻取ユニットの底面に設けられ、かつ、鉛直方向と交差する水平方向に前記巻取ユニットを移動可能に支持し、かつ、前記巻取ユニットの高さを調整可能であるキャスターと、を備え、前記記録ユニットは、媒体に記録を行う記録部と、記録ユニットフレームと、前記記録ユニットフレームに支持され、かつ、前記記録部によって記録された媒体を前記巻取ユニットに案内する記録案内部と、前記記録ユニットフレームに回転可能に支持される回転部と、前記回転部に固定され、かつ、水平であることを検出可能である記録水平検出部と、を有し、前記巻取ユニットは、巻取ユニットフレームと、前記巻取ユニットフレームに支持され、かつ、前記記録ユニットによって記録された媒体を巻き取る巻取ローラーと、前記巻取ユニットフレームに支持され、かつ、前記記録ユニットによって記録された媒体を前記巻取ローラーに案内する巻取案内部と、を有し、前記記録案内部、前記巻取ローラー及び前記巻取案内部は、媒体が搬送される搬送方向及び前記鉛直方向と交差する第1水平方向に沿うように延び、前記記録ユニットフレームは、当接部を有し、前記当接部は、前記第1水平方向及び前記鉛直方向と交差する第2水平方向から前記巻取案内部と当接し、前記回転部は、前記第1水平方向に沿う軸を中心として回転可能であり、かつ、前記鉛直方向における上方から前記巻取案内部と当接する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態における記録装置の側面図である。
図2は、第1実施形態における巻取ユニットを示す斜視図である。
図3は、第1実施形態における巻取ユニットを示す斜視図である。
図4は、第1実施形態における位置調整部を示す斜視図である。
図5は、第1実施形態における位置調整部を示す側面図である。
図6は、第2実施形態におけるキャスター及び底面を示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
以下、記録装置の一実施形態について説明する。以下の説明では、鉛直方向Zと交差する方向を幅方向Xとし、鉛直方向Z及び幅方向Xと交差する方向を前後方向Yとする。幅方向Xのうち一方を第1幅方向X1とし、幅方向Xのうち他方を第2幅方向X2とする。前後方向Yのうち一方を前方Y1とし、前後方向Yのうち他方を後方Y2とする。鉛直方向Zのうち上方を上方Z1とし、鉛直方向Zのうち下方を下方Z2とする。幅方向Xは、媒体の幅方向に相当し、第1水平方向の一例に相当する。前後方向Yは、第2水平方向の一例に相当する。鉛直方向Zと交差する方向は、水平方向の一例に相当する。
【0009】
<記録装置10>
図1に示すように、記録装置10は、媒体99に記録するように構成される。記録装置10は、媒体99に液体を吐出することによって媒体99に画像を記録するように構成されてもよい。特に、記録装置10は、インクジェット式のプリンターであってもよい。
【0010】
記録装置10は、設置面90に立設される。記録装置10は、記録ユニット11と、繰出ユニット30と、巻取ユニット40とを備える。記録ユニット11は、媒体99に記録を行う。繰出ユニット30は、記録ユニット11に記録前の媒体99を繰り出す。巻取ユニット40は、記録ユニット11によって記録された記録後の媒体99を巻き取る。
(【0011】以降は省略されています)
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