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公開番号
2025017679
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120839
出願日
2023-07-25
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
29/02 20060101AFI20250130BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】基板ユニットによって供給部が加熱されるおそれを低減できる記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置は、媒体に液体を吐出することで媒体に画像を記録する記録部と、記録部に液体を供給する供給部67と、基板ユニットと、基板ユニットが取り付けられるフレームと、を備え、フレームは、供給部と基板ユニットとの間に位置し、基板ユニットは、フレームとの間に空気が流れる流動空間を画定するようにフレームに取り付けられる。
【選択図】図19
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に液体を吐出することで媒体に画像を記録する記録部と、
前記記録部に液体を供給する供給部と、
基板ユニットと、
前記基板ユニットが取り付けられるフレームと、を備え、
前記フレームは、前記供給部と前記基板ユニットとの間に位置し、
前記基板ユニットは、前記フレームとの間に空気が流れる流動空間を画定するように前記フレームに取り付けられることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記記録部、前記供給部、前記基板ユニット、及び、前記フレームを収容する筐体を備え、
前記フレームは、前記基板ユニットと対向する対向面を有し、
前記対向面は、一方向及び鉛直方向に広がり、
前記筐体は、前記対向面に沿うように延びる一面を有し、
前記一面には、前記流動空間を前記筐体外と通じさせる貫通口が開口することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記フレームに取り付けられ、前記供給部と前記基板ユニットとの間に位置する遮蔽板を備え、
前記フレームは、鉛直方向に離れる複数のフレーム材を有し、
前記遮蔽板は、複数の前記フレーム材に取り付けられることによって、前記フレーム材同士の隙間を覆うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
複数の前記フレーム材は、前記基板ユニットと対向する対向面をそれぞれ有し、
前記対向面は、一方向及び鉛直方向に広がり、
前記遮蔽板は、前記対向面に取り付けられ、
前記遮蔽板は、前記対向面を正面から見た場合に、前記供給部と重なることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
媒体を搬送する搬送部を備え、
前記フレームは、前記基板ユニットと対向する対向面を有し、
前記対向面は、一方向及び鉛直方向に広がり、
前記供給部は、前記一方向から見た場合に、前記フレームと前記搬送部との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記基板ユニットは、第1基板ユニットであり、
前記フレームは、第1フレームであり、
記録装置は、
第2基板ユニットと、
前記第2基板ユニットが取り付けられる第2フレームと、
前記流動空間を前記記録装置外と通じさせるダクトと、を備え、
前記供給部は、前記記録部と接続される流路を有し、
前記第2フレームは、前記供給部と前記第2基板ユニットとの間に位置し、前記流路が位置する流路空間を画定し、
前記ダクトは、前記流動空間と前記流路空間とを通じさせることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記記録部、前記供給部、前記第1基板ユニット、前記第2基板ユニット、前記第1フレーム、及び、前記第2フレームを収容する筐体を備え、
前記第1フレームは、前記第1基板ユニットと対向する第1対向面を有し、
前記第1対向面は、第1方向及び鉛直方向に広がり、
前記第2フレームは、前記第2基板ユニットと対向する第2対向面を有し、
前記第2対向面は、第2方向及び鉛直方向に広がり、
前記第2方向は、前記第1方向と異なる方向であり、
前記筐体は、前記第2対向面に沿うように延びる一面を有し、
前記一面には、前記流動空間を前記筐体外と通じさせる貫通口が開口し、
前記ダクトは、前記貫通口と通じることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項8】
前記一面は、前記筐体の後面であることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記ダクトは、前記第1方向から見た場合に前記流動空間と重なる位置、且つ、前記第2方向から見た場合に前記流路空間と重なる位置、に位置することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項10】
物品を収納するように構成される収納部を備え、
前記収納部は、前記記録部よりも上方に位置し、
前記流路空間は、前記第2フレーム及び前記収納部によって画定されることを特徴とする請求項6から請求項9の何れか一項に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液体を吐出することによって媒体に画像を記録する記録部と、記録部に液体を供給する供給部と、基板ユニットとを備える記録装置が記載されている。例えば、基板ユニットは、制御基板、電源基板などを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-051684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした記録装置においては、基板ユニットの熱が供給部に及ぶおそれがある。基板ユニットによって供給部が加熱されると、液体が高温になる。この場合、液体の粘度が変わったり、液体に気泡が生じたりすることによって、記録部が液体を正常に吐出できないおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する記録装置は、媒体に液体を吐出することで媒体に画像を記録する記録部と、前記記録部に液体を供給する供給部と、基板ユニットと、前記基板ユニットが取り付けられるフレームと、を備え、前記フレームは、前記供給部と前記基板ユニットとの間に位置し、前記基板ユニットは、前記フレームとの間に空気が流れる流動空間を画定するように前記フレームに取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、記録装置の一実施例を示す斜視図である。
図2は、図1から処理部及び読取部を取り外した斜視図である。
図3は、図1とは異なる角度から見た記録装置を模式的に示す斜視図である。
図4は、記録装置の底面図である。
図5は、装置本体の斜視図である。
図6は、図5に示す装置本体の側面図である。
図7は、収納部を取り外した装置本体を図5とは異なる角度から見た斜視図である。
図8は、装置本体の底面図である。
図9は、処理部及び基板ユニットが取り付けられた装置本体の斜視図である。
図10は、図5に示す装置本体に遮蔽板を取り付けた斜視図である。
図11は、図10に示す装置本体の側面図である。
図12は、遮蔽板の斜視図である。
図13は、記録装置の内部構成を示す正面図である。
図14は、図6に示す装置本体から第1フレームを取り外した側面図である。
図15は、収納部の斜視図である。
図16は、装置本体の側断面図である。
図17は、装置本体の上面図である。
図18は、基板ユニットを示す装置本体の斜視図である。
図19は、装置本体の断面図である。
図20は、図11に示す装置本体に基板ユニットを取り付けた側面図である。
図21は、ダクトの斜視図である。
図22は、図7に示す装置本体から第1フレームを取り外した斜視図である。
図23は、遮蔽板の変更例を示す装置本体の斜視図である。
図24は、排気部の変更例を示す装置本体の斜視図である。
図25は、図24に示す変更例のダクトを示す斜視図である。
図26は、記録装置の変更例を示す正面図である。
図27は、図26に示す記録装置の側面図である。
図28は、図26とは別の変更例を示す記録装置の正面図である。
図29は、図28に示す記録装置の側面図である。
図30は、図26に示す変更例及び図28に示す変更例とは別の変更例を示す記録装置の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、記録装置の一実施例について図を参照しながら説明する。記録装置は、例えば、用紙、布帛などの媒体に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真などの画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
【0008】
<記録装置>
図1に示すように、記録装置11は、装置本体12を備える。装置本体12は、媒体M1に画像を記録するように構成される。装置本体12については、後で詳しく説明する。記録装置11は、媒体M1に画像を記録する機能だけでなく他の機能も有する複合機であってもよい。
【0009】
記録装置11は、処理部13を備えてもよい。処理部13は、装置本体12によって記録された媒体M1に処理を行うように構成される。処理部13は、例えば、記録済みの媒体M1にステープル処理、パンチ処理などを行う。処理部13は、装置本体12に搭載される。処理部13は、装置本体12の上部に搭載される。処理部13は、処理済みの媒体M1を保持してもよいし、排出してもよい。記録装置11は、処理済みの媒体M1を受ける排出トレイを備えてもよい。
【0010】
記録装置11は、読取部14を備えてもよい。読取部14は、原稿に記録されている画像を読み取るように構成される。読取部14は、スキャナーである。読取部14は、セットされた原稿を自動的に給紙することによって、順次画像を読み取る。読取部14は、装置本体12に搭載される。読取部14は、装置本体12の上部に搭載される。読取部14は、処理部13よりも上方に位置する。読取部14は、鉛直方向D3から見た場合に、装置本体12と重なる。
(【0011】以降は省略されています)
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