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公開番号
2024175387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093142
出願日
2023-06-06
発明の名称
液体吐出装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241211BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ヘッド取付部材が傾いて昇降機構に衝突することによる部品の損傷及び変形を防止する。
【解決手段】液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッド22と、液体吐出ヘッド22が取り付けられるヘッド取付部材21と、ヘッド取付部材21を昇降させる昇降機構40と、昇降機構40と対向するヘッド取付部材21の側面に設けられ、ヘッド取付部材21が傾いた際に昇降機構40に突き当たる突き当て部材36とを備え、突き当て部材36が昇降機構40に突き当たることにより、昇降機構40の昇降動作が停止される。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドが取り付けられるヘッド取付部材と、
前記ヘッド取付部材を昇降させる昇降機構と、
前記昇降機構と対向する前記ヘッド取付部材の側面に設けられ、前記ヘッド取付部材が傾いた際に前記昇降機構に突き当たる突き当て部材とを備え、
前記突き当て部材が前記昇降機構に突き当たることにより、前記昇降機構の昇降動作が停止されることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記突き当て部材は、前記ヘッド取付部材よりも前記昇降機構が配置される側へ突出する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記突き当て部材は、前記ヘッド取付部材の前記側壁の少なくとも上下範囲全体に渡って設けられる請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記突き当て部材は、上下方向に伸びる直線状に形成される請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記ヘッド取付部材から突出する前記突き当て部材の突出量は、前記ヘッド取付部材が傾いて前記突き当て部材が前記昇降機構に突き当たった場合に、前記ヘッド取付部材を保持する保持部の変形が許容範囲内となるように設定される請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記ヘッド取付部材の中心が、前記ヘッド取付部材の傾き時の回転中心とは異なる位置にある請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記ヘッド取付部材の中心が、前記ヘッド取付部材の傾き時の回転中心と同じ位置にある請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記昇降機構は、前記ヘッド取付部材を昇降させる駆動力を付与するステッピングモータを有し、
前記突き当て部材が前記昇降機構に突き当たることにより、前記ステッピングモータが脱調して駆動が停止される請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドが取り付けられるヘッド取付部材と、
前記ヘッド取付部材を昇降させる昇降機構と、
前記ヘッド取付部材が傾いた際に弾性変形する弾性部材とを備え、
前記弾性部材が弾性変形することにより、前記昇降機構の昇降動作が停止されることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項10】
前記昇降機構は、前記ヘッド取付部材を昇降させる駆動力を付与するステッピングモータを有し、
前記弾性部材が弾性変形することにより、前記ステッピングモータが脱調して駆動が停止される請求項9に記載の液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出装置の一例として、シートに液体を吐出して画像を形成するインクジェット式の画像形成装置が知られている。
【0003】
斯かる画像形成装置においては、シートに対して液体を吐出する液体吐出ヘッドの位置を調整したり、メンテナンス時に液体吐出ヘッドをメンテナンス位置などへ移動させたりする昇降機構が設けられている。
【0004】
例えば、特許文献1(特開2021-45853号公報)においては、複数の液体吐出ヘッド(プリントヘッド)などが取り付けられるヘッド取付部材(プリントバー)を昇降させる昇降機構として、ヘッド取付部材(プリントバー)の両側に配置される一対のボールねじと、各ボールねじを駆動させる一対の昇降モータを備える構成が開示されている。この場合、一対の昇降モータの駆動及び停止を同じタイミングで行うことにより、ヘッド取付部材(プリントバー)を水平に保ちながら昇降させることができる。
【0005】
しかしながら、一方の昇降モータ又はボールねじにおいて動作不良が生じた場合は、ヘッド取付部材を水平に保つことができず、ヘッド取付部材に傾きが生じる。その結果、ヘッド取付部材が昇降機構に衝突すると、ヘッド取付部材に取り付けられている部品が損傷又は変形する虞があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明においては、ヘッド取付部材が傾いて昇降機構に衝突することによる部品の損傷及び変形を防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドが取り付けられるヘッド取付部材と、前記ヘッド取付部材を昇降させる昇降機構と、前記昇降機構と対向する前記ヘッド取付部材の側面に設けられ、前記ヘッド取付部材が傾いた際に前記昇降機構に突き当たる突き当て部材とを備え、前記突き当て部材が前記昇降機構に突き当たることにより、前記昇降機構の昇降動作が停止されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ヘッド取付部材が傾いて昇降機構に衝突することによる部品の損傷及び変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る液体吐出装置の構成を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る液体吐出ユニットの構成を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。
本発明の第一実施形態に係るヘッドモジュール及び昇降機構の正面図である。
本発明の第一実施形態に係るヘッドモジュール及び昇降機構の平面図である。
画像形成時におけるヘッドモジュールの昇降動作を説明するための図である。
メンテナンス時におけるヘッドモジュールの昇降動作を説明するための図である。
本発明の第一実施形態に係る特徴部分の構成を示すヘッドモジュール及び昇降機構の正面図である。
本発明の第一実施形態に係る特徴部分の構成を示すヘッドモジュール及び昇降機構の平面図である。
本発明の第一実施形態において、ヘッド取付部材に傾きが生じた場合の態様を示す図である。
本発明の第一実施形態において、ヘッド取付部材が昇降機構よりも上方に位置するときに、ヘッド取付部材に傾きが生じた場合の態様を示す図である。
ヘッド取付部材の中心が回転中心とは異なる位置にある場合の衝突箇所を説明するための図である。
突き当て部材をヘッド取付部材の上端部及びその近傍のみに設けた例を示す図である。
ヘッド取付部材の中心が回転中心と同じ位置にある場合の衝突箇所を説明するための図である。
突き当て部材をヘッド取付部材の上端部と下端部及びこれらの近傍のみに設けた例を示す図である。
ヘッド取付部材の中心と回転中心との間の距離とヘッド取付部材の傾斜角度との関係を説明するための図である。
突き当て部材の突出量とヘッド取付部材の傾斜角度との関係を説明するための図である。
突き当て部材、ヘッド基板及びヘッド基板冷却手段の位置関係を示す正面図である。
突き当て部材、ヘッド基板及びヘッド基板冷却手段の位置関係を示す平面図である。
本発明の第二実施形態に係るヘッドモジュール及び昇降機構の正面図である。
本発明の第二実施形態において、ヘッド取付部材に傾きが生じた場合の態様示す図である。
比較例に係るヘッドモジュール及び昇降機構の正面図である。
比較例おいて、ヘッド取付部材に傾きが生じた場合の課題を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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