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公開番号
2025007259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108536
出願日
2023-06-30
発明の名称
画像記録装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250109BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】吐出ヘッドが液体タンクに対して下方にくる状態で床面に置かれたときでも、吐出ヘッドから液体が漏れたり、大気連通室を通して液体が漏れたりすることが抑制される画像記録装置を提供する。
【解決手段】画像記録装置11は、筐体14と、注入口143および流出口186を有する液体タンク18と、流出口186から流出する液体を吐出する吐出ヘッド21Aと、を備える。液体タンク18は、大気連通室112と、液体貯留室111と大気連通室112とを連通する連通口146Aを有する連通流路146と、を有する。液体タンク18は、使用姿勢において筐体14の左右方向9の中央よりも一方側に位置する。大気連通室112は、使用姿勢において液体貯留室111の下方に位置する。流出口186および連通口146Aは、使用姿勢において液体タンク18の左右方向9の中央よりも一方側に位置する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
上記筐体に固定されており、液体を注入するための注入口と上記注入口に連通する液体貯留室と上記液体貯留室に連通する流出口とを有する液体タンクと、
上記流出口を通して上記液体貯留室から流出する液体を吐出する吐出ヘッドと、を備えており、
上記液体タンクは、大気に連通する大気連通室と、上記液体貯留室と上記大気連通室とを連通する連通流路であって、上記液体貯留室に開口する連通口を有する連通流路と、を有しており、
上記液体タンクは、使用姿勢において、上記筐体の左右方向の中央よりも一方側に位置しており、
上記大気連通室は、上記使用姿勢において、上記液体貯留室の下方に位置しており、
上記流出口および上記連通口は、上記使用姿勢において、上記液体タンクにおける上記左右方向の中央よりも上記一方側に位置する画像記録装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
上記吐出ヘッドは、上記使用姿勢において、上記液体タンクよりも前後方向の後方に位置しており、
上記流出口および上記連通口は、上記液体タンクにおける上記前後方向の中央よりも前側に位置する請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
上記液体タンクは、上記液体貯留室と上記大気連通室とを仕切る仕切壁を有しており、
上記流出口は、上記使用姿勢において、上記仕切壁の上面であって上記連通口より上記前後方向の後方に位置しており、
上記液体タンクは、
上記左右方向の上記一方側の端が開口するタンク本体と、
上記タンク本体の上記一方側の端に貼り付けられたフィルムと、
上記流出口に接続された供給流路であって、上記流出口を通して上記液体貯留室から流出する液体を上記吐出ヘッドへ供給するための供給流路と、を有しており、
上記供給流路は、上記仕切壁における上記一方側の端から上記一方側とは反対の他方側へ向かって凹んでおり、上記流出口から下方へ延びて後方へ屈曲し、かつ、上記仕切壁における上記一方側の端に沿って後方へ延びる第1溝と上記フィルムとによって区画されており、
上記連通流路は、上記仕切壁における上記一方側の端から上記他方側へ向かって凹んでおり、上記連通口から下方へ延びる第2溝と上記フィルムとによって区画されている請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項4】
上記液体タンクは、上記液体貯留室を区画する前壁と、上記液体貯留室と上記大気連通室とを仕切る仕切壁と、を有しており、
上記連通口は、上記使用姿勢において、上記仕切壁の上面において上記前壁に隣接する請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項5】
上記液体タンクは、上記液体貯留室を区画する前壁と、上記液体貯留室と上記大気連通室とを仕切る仕切壁と、を有しており、
上記連通口は、上記使用姿勢において、上記仕切壁の上面において上記前壁から離れて位置する請求項1に記載の画像記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体タンクから供給される液体を吐出する吐出ヘッドを有する画像記録装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インクタンクから供給されるインクを吐出する記録ヘッドを有する記録装置が開示される。特許文献1に記載の記録装置は、筐体と、筐体内の左端部に固定されたインクタンクと、インクタンクの後方かつ右方に位置する記録ヘッドと、を有する。インクタンクは、インクを収容するインク収容室と大気に連通する大気連通室とを有する。インク収容室は、前後方向の中央よりも後方側、かつ、左右方向の中央よりも右方に位置する流出口を有する。インク収容室は、流出口から延びるインク流出部に接続されたチューブを通して記録ヘッドと連通している。大気連通室は、連通流路を通してインク収容室と連通している。連通流路は、インク収容室に連通する連通口を有する。連通口は、インク収容室における左右方向の中央よりも右方に位置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-81086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の画像記録装置では、例えば、輸送のときに載置スペースを有効利用するため、画像記録装置が横向きに置かれるときがある。このとき、例えば、インクタンクにおける右端が下端にくるように画像記録装置が床面に置かれた場合、記録ヘッドがインクタンクに対して下方にくる状態になる。インクタンクの右方が下端にくるように記録装置が床面に置かれると、記録ヘッドがインクタンクに対して下方にくる状態になる。このとき、流出口および連通口は、インク収容室における上下方向の中央よりも下側にくるので、インク収容室に貯留されるインクの圧力が流出口およびチューブを通して記録ヘッドに作用しやすくなったり、連通口に作用したりしやすい。このため、インク収容室に貯留されるインクが、記録ヘッドから漏れたり、連通流路および大気連通室を通してインクタンクの外部へ漏れたりする可能性がある。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、吐出ヘッドが液体タンクに対して下方にくる状態で床面に置かれたときでも、吐出ヘッドから液体が漏れたり、大気連通室を通して液体が漏れたりすることが抑制される画像記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る画像記録装置は、筐体と、上記筐体に固定されており、液体を注入するための注入口と上記注入口に連通する液体貯留室と上記液体貯留室に連通する流出口とを有する液体タンクと、上記流出口を通して上記液体貯留室から流出する液体を吐出する吐出ヘッドと、を備える。上記液体タンクは、大気に連通する大気連通室と、上記液体貯留室と上記大気連通室とを連通する連通流路であって、上記液体貯留室に開口する連通口を有する連通流路と、を有する。上記液体タンクは、使用姿勢において、上記筐体の左右方向の中央よりも一方側に位置する。上記大気連通室は、上記使用姿勢において、上記液体貯留室の下方に位置する。上記流出口および上記連通口は、上記使用姿勢において、上記液体タンクにおける上記左右方向の中央よりも上記一方側に位置する。
【0007】
液体タンクは、使用姿勢において、筐体の左右方向の中央よりも一方側に位置する場合、吐出ヘッドは、左右方向において液体タンクよりも一方側とは反対の他方側に位置しやすい。このため、例えば、液体タンクにおける左右方向の他方側の端が下端にくるように画像記録装置が床面に置かれた場合、吐出ヘッドが液体タンクに対して下方にくる状態になりやすい。この場合、流出口および連通口は、液体タンクにおける上下方向の中央よりも上側にくるので、液体貯留室に貯留される液体の圧力が流出口を通して吐出ヘッドに作用しにくい。このため、記録ヘッドから液体が漏れることが抑制される。同様に、液体貯留室に貯留される液体の圧力が連通口にも作用しにくい。さらに、大気連通室が液体貯留室の側方に位置する。このため、液体貯留室に貯留される液体が、連通口、連通流路および大気連通室を通して外部へ流出しにくい。
【0008】
(2)上記吐出ヘッドは、上記使用姿勢において、上記液体タンクよりも前後方向の後方に位置してもよい。上記流出口および上記連通口は、上記液体タンクにおける上記前後方向の中央よりも前側に位置してもよい。
【0009】
液体タンクの後端が下端にくるように画像記録装置が床面に置かれた場合、吐出ヘッドが液体タンクに対して下方にくる状態になる。この場合、流出口および連通口が液体タンクにおける上下方向の中央よりも上側にくるので、液体貯留室に貯留される液体の圧力が流出口を通して吐出ヘッドに作用しにくい。このため、記録ヘッドから液体が漏れることが抑制される。同様に、液体貯留室に貯留される液体の圧力が連通口に作用しにくい。さらに、大気連通室が液体貯留室の側方に位置する。このため、液体タンクに貯留される液体が、連通口、連通流路および大気連通室を通して外部へ流出しにくい。
【0010】
(3)上記液体タンクは、上記液体貯留室と上記大気連通室とを仕切る仕切壁を有してもよい。上記流出口は、上記使用姿勢において、上記仕切壁の上面であって上記連通口より上記前後方向の後方に位置してもよい。上記液体タンクは、上記左右方向の上記一方側の端が開口するタンク本体と、上記タンク本体の上記一方側の端に貼り付けられたフィルムと、上記流出口に接続された供給流路であって、上記流出口を通して上記液体貯留室から流出する液体を上記吐出ヘッドへ供給するための供給流路と、を有してもよい。上記供給流路は、上記仕切壁における上記一方側の端から上記一方側とは反対の他方側へ向かって凹んでおり、上記流出口から下方へ延びて後方へ屈曲し、かつ、上記仕切壁における上記一方側の端に沿って後方へ延びる第1溝と上記フィルムとによって区画されてもよい。上記連通流路は、上記仕切壁における上記一方側の端から上記他方側へ向かって凹んでおり、上記連通口から下方へ延びる第2溝と上記フィルムとによって区画されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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