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公開番号2024179277
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097993
出願日2023-06-14
発明の名称印刷装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 5/30 20060101AFI20241219BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】意図しない空白の表の印刷を防止する。
【解決手段】印刷データに基づいて印刷する印刷装置1であって、印刷データの印字量を第1印字量として算出する第1算出部21と、算出された第1印字量が所定の第1閾値以上である場合に、印刷データから罫線を除去した罫線削除印刷データを生成する生成部22と、生成部22により生成された罫線削除印刷データの印字量を第2印字量として算出する第2算出部23と、算出された第2印字量が第1閾値より小さい第2閾値未満である場合に、罫線削除印刷データに対応する元の印刷データを印刷の対象外とする画像処理部24と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
印刷データに基づいて印刷する印刷装置であって、
前記印刷データの印字量を第１印字量として算出する第１算出手段と、
前記算出された第１印字量が所定の第１閾値以上である場合に、前記印刷データから罫線を除去した罫線削除印刷データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された罫線削除印刷データの印字量を第２印字量として算出する第２算出手段と、
前記算出された第２印字量が前記第１閾値より小さい第２閾値未満である場合に、前記罫線削除印刷データに対応する元の印刷データを印刷の対象外とする画像処理手段と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、被印刷物に対して、意図しない空白の表の印刷を防止する印刷装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
被印刷物に対して、画像データに基づいてインクジェット印刷により印刷するインクジェット印刷装置が良く知られている。
【０００３】
このようなインクジェット印刷装置において、画像データに、例えばページ数のみ印刷する頁などほんど白紙であり、印刷しても印刷画像としてほとんど意味をなさない印刷物を印刷してしまう場合があった。
【０００４】
特許文献１には、最終ページを含む複数の連続ページへの印字量が一定以下の場合に、該当ページを印刷しないことで用紙の無駄を削減する印刷機が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２００７－１６０６５５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、特許文献１に示した技術では、ページ当たりの印字量を基に必要なページと不要なページを判断する。そのため、項目名のみ記載のある中身が空の表が一面に印字されるような原稿は、罫線の本数によっては印字量が十分であると判断され印刷されてしまう問題がある。
【０００７】
このとき、用紙には十分な印字がされてしまっているため再利用することもできず、ユーザの不利益となる。
【０００８】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、意図しない空白の表の印刷を防止する印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の特徴は、
印刷データに基づいて印刷する印刷装置であって、
前記印刷データの印字量を第１印字量として算出する第１算出手段と、
前記算出された第１印字量が所定の第１閾値以上である場合に、前記印刷データから罫線を除去した罫線削除印刷データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された罫線削除印刷データの印字量を第２印字量として算出する第２算出手段と、
前記算出された第２印字量が前記第１閾値より小さい第２閾値未満である場合に、前記罫線削除印刷データに対応する元の印刷データを印刷の対象外とする画像処理手段と、
を備えることにある。
【発明の効果】
【００１０】
本発明に係る印刷装置の特徴によれば、意図しない空白の表の印刷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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