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公開番号
2025002387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102541
出願日
2023-06-22
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
7/14 20060101AFI20241226BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】レジストレーションローラ対と画像形成位置との間に設けられたシート位置センサと、レジストローラから搬送されたシート先端と、の距離のばらつきを抑制する。
【解決手段】レジストローラ対20から二次転写部161に向けて搬送されるシートSの先端を検知するシート位置検知センサ302と、レジストローラ対20から二次転写部161までシートSを案内するシート搬送路を形成し、レジストローラ対20側に向いた第2ガイド面52aを有する搬送ガイド50と、を備える。搬送ガイド50とレジストローラ対20とは、シート幅方向から視て、レジストローラ対20のニップ線n1が、シート位置検知センサ302による検知位置P2よりシート搬送方向FD上流において、搬送ガイド50の第2ガイド面52aと交差する位置関係になるように配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
固定側ユニットと、
前記固定側ユニットに対して回動により開閉する開閉側ユニットと、
画像形成位置においてシートに画像を形成する画像形成部と、
鉛直方向に沿ったシート搬送方向において前記画像形成位置の上流に位置し、互いに接触してニップ部を形成する第1ローラ及び第2ローラを有し、前記ニップ部においてシートを挟持して前記画像形成位置に搬送するレジストレーションローラ対と、
前記シート搬送方向において前記レジストレーションローラ対と前記画像形成位置との間に位置するように前記開閉側ユニットに配置され、前記レジストレーションローラ対から前記画像形成位置に向けて搬送されるシートの先端を検知する検知手段と、
前記レジストレーションローラ対から前記画像形成位置までシートを案内するシート搬送路を形成し、前記レジストレーションローラ対側に向いたガイド面を有するガイド部と、を備え、
前記ガイド部と前記レジストレーションローラ対とは、前記第1ローラの軸線方向から視て、前記レジストレーションローラ対のニップ線が、前記検知手段による検知位置より前記シート搬送方向の上流において、前記ガイド部のガイド面と交差する位置関係になるように配置されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ガイド部は、
前記固定側ユニットに設けられ、シートを案内する第1面を有する第1ガイド部材と、
前記第1ガイド部材に対向して前記開閉側ユニットに設けられ、シートを案内する第2面を有し、前記第1ガイド部材と共に前記シート搬送路を形成する第2ガイド部材と、を備え、
前記第2面は、前記ガイド面である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ガイド部と前記レジストレーションローラ対とは、前記軸線方向から視て、前記レジストレーションローラ対の前記ニップ線が、前記第1面と交差しない位置関係になるように配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記レジストレーションローラ対は、前記画像形成位置の下方に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1ローラは、前記固定側ユニットに設けられ、
前記第2ローラは、前記開閉側ユニットに設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記開閉側ユニットは、前記軸線方向に向けて配置された回動軸を中心に、前記固定側ユニットに対して回動することで開閉する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記開閉側ユニットは、前記検知手段に第1ケーブルにより電気的に接続された第1基板を有し、
前記固定側ユニットは、前記第1基板に対して第2ケーブルにより電気的に接続された第2基板を有し、
前記第2ケーブルは、前記回動軸の近傍に設けられた配策位置を通るように設けられている、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記画像形成位置から搬送されたシートを再び前記レジストレーションローラ対に搬送する再搬送経路においてシートを搬送する再搬送ローラ対を備え、
前記再搬送ローラ対は、互いに接触してニップ部を形成する第3ローラ及び第4ローラを有し、
前記開閉側ユニットは、前記第3ローラが設けられた本体部と、前記第4ローラが設けられ、前記本体部に対して開閉可能に設けられたカバー部とを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記検知手段は、光を発する発光部と、前記発光部から発せられてシートで反射した光を受光する受光部とを有する光学式センサからなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ファクシミリ装置、複写機、MFP等の画像形成装置において、レジストレーションローラ対(以下、レジローラ対ともいう)にシートを突き当てて停止し、画像形成のタイミングに合わせてレジローラ対の駆動を再開するものが普及している。この画像形成装置では、シートを搬送してシート上に形成される画像にシートの先端を合わせることができる。例えば、画像形成タイミングを記憶し、画像形成タイミングを変更して画像の印刷位置を補正する制御と、レジローラ対より搬送方向下流に配置したシート位置センサを用いて、画像とシートとの相対的な位置合わせを高い精度で制御するものがある。シート位置センサは、レジローラ対の下流、かつ、電子写真方式の転写部あるいはインクジェット方式の記録部など、シートに画像を形成する画像形成位置との間に配置されている。このような制御を、以降では先端レジスト制御とも称する。
【0003】
具体的には、レジローラ対で停止したシート位置を検知するシート位置センサを用い、画像位置に対する位置の偏差を用いてレジローラ対の再開速度と維持時間とを決定し、シートを搬送するよう制御する画像形成装置が開発されている(特許文献1)。また、画像形成タイミングを変更して画像の印刷位置を補正する制御部と、レジローラ対の下流に配置されたシート位置センサとを用い、シート位置の基準時間に対する遅れに合わせて、画像位置を変更する画像形成装置が開発されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-320760号公報
特開2012-230240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、次世代のオフィス機には更なる高画質化のため従来よりも高いレジストレーション精度が求められ、例えば両面印刷時における各先端レジストの精度は1mm以下であることが求められる。しかしながら、特許文献1,2に記載された画像形成装置では、例えば、シートが鉛直方向において上方又は下方に搬送された場合(以下、縦パス搬送ともいう)、シートの先端がガイド部材間の空間でシート面方向にばたつく可能性がある。このため、シート位置センサとシート先端との距離がばらついて安定せず、シート位置センサの検知精度が低下することで、所望の先端レジストの精度を得られない虞がある。
【0006】
本発明は、レジストレーションローラ対と画像形成位置との間に設けられたシート位置センサと、レジストローラから搬送されたシート先端と、の距離のばらつきを抑制可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、固定側ユニットと、前記固定側ユニットに対して回動により開閉する開閉側ユニットと、画像形成位置においてシートに画像を形成する画像形成部と、鉛直方向に沿ったシート搬送方向において前記画像形成位置の上流に位置し、互いに接触してニップ部を形成する第1ローラ及び第2ローラを有し、前記ニップ部においてシートを挟持して前記画像形成位置に搬送するレジストレーションローラ対と、前記シート搬送方向において前記レジストレーションローラ対と前記画像形成位置との間に位置するように前記開閉側ユニットに配置され、前記レジストレーションローラ対から前記画像形成位置に向けて搬送されるシートの先端を検知する検知手段と、前記レジストレーションローラ対から前記画像形成位置までシートを案内するシート搬送路を形成し、前記レジストレーションローラ対側に向いたガイド面を有するガイド部と、を備え、前記ガイド部と前記レジストレーションローラ対とは、前記第1ローラの軸線方向から視て、前記レジストレーションローラ対のニップ線が、前記検知手段による検知位置より前記シート搬送方向の上流において、前記ガイド部のガイド面と交差する位置関係になるように配置されていることを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、レジストレーションローラ対と画像形成位置との間に設けられたシート位置センサと、レジストローラから搬送されたシート先端と、の距離のばらつきを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る画像形成装置を示す断面図である。
実施形態に係る画像形成装置の右扉ユニットが開放された状態を示す断面図である。
実施形態に係る画像形成装置のカバー部が開放された状態を示す断面図である。
実施形態に係る画像形成装置の制御系を示すブロック図である。
実施形態に係るレジストローラ対から二次転写部までを示す断面図である。
実施形態に係る画像形成装置におけるシート搬送速度を示すグラフである。
比較例に係るレジストローラ対から二次転写部までを示す断面図である。
実施形態に係るレジストローラ対から二次転写部までの構成においてレジストローラ対でシートが停止している状態を示す断面図である。
実施形態に係るレジストローラ対から二次転写部までの構成においてレジストローラ対でシート先端がシート位置検知センサにより検知された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態について図を用いて説明する。まず、本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を、図1を用いて説明する。画像形成装置1の構成部品の寸法、材質、その相対位置等は、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、本実施形態では画像形成装置1として、感光ドラムを複数備えたフルカラーの複写機を適用している。但し、これには限られず、感光ドラムを1つ備えたモノクロやモノカラーの複写機やプリンタにも適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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