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公開番号2025106687
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-16
出願番号2024000137
出願日2024-01-04
発明の名称電子機器、電子機器の制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250709BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザーが電子機器の有する特定の機能をより適切に利用することが可能となる。
【解決手段】情報処理装置と通信可能な電子機器であって、情報処理装置からジョブを受信する受信手段と、消費電力が第1の状態より低い第2の状態において受信手段がジョブを受信したことに応じて電子機器を第2の状態から第1の状態に遷移させるための特定の機能を、有効または無効に設定する設定手段と、設定手段で特定の機能を無効に設定している状態において電子機器に対する電源ON操作がされたあと、受信手段で所定の条件を満たすジョブを受信したことに基づいて、特定の機能を有効に設定することを促す画面を表示する表示制御手段と、を備える電子機器を提供する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置と通信可能な電子機器であって、
前記情報処理装置からジョブを受信する受信手段と、
消費電力が第1の状態より低い第2の状態において前記受信手段が前記ジョブを受信したことに応じて前記電子機器を前記第2の状態から前記第1の状態に遷移させるための特定の機能を、有効または無効に設定する設定手段と、
前記設定手段で前記特定の機能を無効に設定している状態において前記電子機器に対する電源ON操作がされたあと、前記受信手段で所定の条件を満たすジョブを受信したことに基づいて、前記特定の機能を有効に設定することを促す画面を表示するように制御する表示制御手段と
を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記設定手段で前記特定の機能を有効に設定している場合、前記電子機器に対する電源OFF操作に応じて、前記電子機器を前記第1の状態から前記第2の状態へ遷移させ、
前記設定手段で前記特定の機能を無効に設定している場合、前記電源OFF操作に応じて、前記電子機器を前記第1の状態から前記第2の状態よりも消費電力の低い第3の状態へ遷移させるように制御する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第2の状態は前記受信手段で前記ジョブの受信が可能な状態であり、
前記第3の状態は前記受信手段で前記ジョブの受信が不可能な状態である
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記所定の条件は、前記電源ON操作がされた時刻と、前記受信手段が受信したジョブの生成時刻との差が所定時間以内であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記所定の条件は、前記受信手段でジョブが受信されたのが、前記電源ON操作がされてから第1の時間以内であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記受信手段で前記所定の条件を満たすジョブを受信し、かつ、前記電子機器に対する前回の電源OFF操作がなされた時刻と前記電源ON操作がなされた時刻との間隔が第2の時間以内である場合に、前記画面を表示するように制御することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記前回の電源OFF操作がなされた時刻と前記電源ON操作がなされた時刻との間隔が前記第2の時間以内である場合に、カウントアップするカウント手段を更に備え、
前記受信手段で前記所定の条件を満たすジョブを受信し、かつ、前記カウント手段でカウントアップされた回数が特定期間に所定値に達した場合、前記表示制御手段は、前記画面を表示するように制御することを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記画面には、前記特定の機能を有効に設定するための指示を受け付ける第1の表示アイテムが含まれ、
前記設定手段は、前記第1の表示アイテムに対する操作を受け付けたことに応じて前記特定の機能を有効に設定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記画面には、前記画面を今後表示しない指示を受け付ける第2の表示アイテムが含まれることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記設定手段で前記特定の機能が有効に設定されたことがある場合、前記設定手段で前記特定の機能を無効に設定している状態において前記電源ON操作がされたあと、前記受信手段で前記所定の条件を満たすジョブを受信しても、前記表示制御手段は、前記画面を表示しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子機器、電子機器の制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理装置のなかには、ユーザーが手動で情報処理装置の電源を入れなくても、ジョブの実行を検知すると電源オン状態へ移行可能な自動電源ON機能を搭載しているものがある。自動電源ON機能が有効に設定されている情報処理装置は、待機時に、電源オフ状態と比較して消費電力が高く、ジョブを受け付け可能なスリープ状態に遷移する。このような情報処理装置は、USB(Universal Serial Bus)および/またはネットワークを用いた印刷およびスキャン等のジョブを受信することで、スリープ状態から自動的に電源オン状態に遷移する。なお、自動電源ON機能は、省電力の観点から、通常無効に設定されていることが多い。
【0003】
特許文献1には、情報処理装置が通信装置との通信により、通信装置の自動電源ON設定の情報を取得し、自動電源ON機能が無効に設定されていれば、通信装置に当該機能を有効に設定する要求を行う方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-173880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の方法では、通信装置の自動電源ON機能が無効に設定されていると、自動的に当該機能が有効に設定される。つまり、ユーザーが知らないうちに当該機能が有効に設定されるため、ユーザーの意図しない結果となることがある。したがって、特許文献1の方法では、適切な状況でユーザーに当該機能の存在を気づかせ、ユーザーの判断に基づいて当該機能を有効に設定することができないという課題がある。
【0006】
そこで、本開示は、ユーザーが電子機器の有する特定の機能をより適切に利用することができる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る電子機器は、情報処理装置と通信可能な電子機器であって、前記情報処理装置からジョブを受信する受信手段と、消費電力が第1の状態より低い第2の状態において前記受信手段が前記ジョブを受信したことに応じて前記電子機器を前記第2の状態から前記第1の状態に遷移させるための特定の機能を、有効または無効に設定する設定手段と、前記設定手段で前記特定の機能を無効に設定している状態において前記電子機器に対する電源ON操作がされたあと、前記受信手段で所定の条件を満たすジョブを受信したことに基づいて、前記特定の機能を有効に設定することを促す画面を表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ユーザーが電子機器の有する特定の機能をより適切に利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電子機器の構成の一例を示す外観図である。
電子機器の構成の一例を示すブロック図である。
情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
印刷ジョブデータの構造の一例を示す図である。
電子機器のデータ構造の一例を示す図である。
情報処理装置の通信情報の一例を示す図である。
本実施形態における表示画面の一例を示す図である。
自動電源ON設定処理の一例を示すフローチャートである。
電子機器における処理の一例を示すフローチャートである。
電子機器における処理の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置における処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本開示の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本開示事項を限定するものでなく、また以下の実施形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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