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公開番号2025105767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025070470,2021011299
出願日2025-04-22,2021-01-27
発明の名称発光装置、表示装置、撮像装置、及び電子機器
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H10K 50/858 20230101AFI20250703BHJP()
要約【課題】 視野角による色ずれの低減を色ごとに調整する発光装置を提供する。
【解決手段】 本開示は、主面を有する基板、第一の光または第二の光を発する第一乃至第四の発光素子、第一乃至第四のレンズ、を有する発光装置であって、第一の光と、第二の光とで、発光領域の大きさと、レンズの相対位置との関係が異なることで、視野角による色ずれを低減した、発光装置を提供する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
主面を有する基板、前記主面に配された第一の発光素子、第二の発光素子、第三の発光素子、第四の発光素子、前記第一の発光素子の発光が入射する第一のレンズ、前記第二の発光素子の発光が入射する第二のレンズ、前記第三の発光素子の発光が入射する第三のレンズ、前記第四の発光素子の発光が入射する第四のレンズ、を有し、
前記第一の発光素子及び前記第二の発光素子は、第一の光を発し、前記第三の発光素子及び前記第四の発光素子は、前記第一の光と異なる波長である第二の光を発する発光装置であって、
前記主面に垂直な断面において、前記第二の発光素子の発光領域の中点と前記第二のレンズの頂点との前記主面に平行な方向における距離が、前記第一の発光素子の発光領域の中点と前記第一のレンズの頂点との前記主面に平行な方向における距離よりも大きく、
前記第四の発光素子の発光領域の中点と前記第四のレンズの頂点との前記主面に平行な方向における距離が、前記第三の発光素子の発光領域の中点と前記第三のレンズの頂点との前記主面に平行な方向における距離よりも大きく、
前記第二の発光素子の発光領域の中点と前記第二のレンズの頂点との前記主面に平行な方向における距離と、前記第一の発光素子の発光領域の中点と前記第一のレンズの頂点との前記主面に平行な方向における距離との差が、前記第四の発光素子の発光領域の中点と前記第四のレンズの頂点との前記主面に平行な方向における距離と、前記第三の発光素子の発光領域の中点と前記第三のレンズの頂点との前記主面に平行な方向における距離との差以下であり、
前記第二の発光素子の発光領域の大きさが、前記第一の発光素子の発光領域の大きさ以下であり、
前記第四の発光素子の発光領域の大きさが、前記第三の発光素子の発光領域の大きさよりも小さく、
前記第二の発光素子の発光領域の大きさと前記第一の発光素子の発光領域の大きさの差が、
前記第四の発光素子の発光領域の大きさと前記第三の発光素子の発光領域の大きさの差以下であることを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
主面を有する基板、前記主面に配され、
第一の色を発する、第一の発光素子及び第二の発光素子と、前記第一の発光素子の発光が入射する第一のレンズと、前記第二の発光素子の発光が入射する第二のレンズと、
第一の色とは異なる第二の色を発する、第三の発光素子及び第四の発光素子と、前記第三の発光素子の発光が入射する第三のレンズと、前記第四の発光素子の発光が入射する第四のレンズと、を有し、
前記主面に対して平行な方向において、前記第二の発光素子の発光領域の中点と前記第二のレンズの頂点との距離が、第一の発光素子の発光領域の中点と前記第一のレンズの頂点との距離よりも大きく、
前記主面に対して平行な方向において、前記第四の発光素子の発光領域の中点と前記第四のレンズの頂点との距離が、第三の発光素子の発光領域の中点と前記第三のレンズの頂点との距離よりも大きく、
前記第二の発光素子の発光領域の中点と前記第二のレンズの頂点との距離が、前記第四の発光素子の発光領域の中点と前記第四のレンズの頂点との距離と等しい発光装置であって、
前記第三の発光素子の発光領域が、前記第一の発光素子の発光領域よりも大きく、
前記第四の発光素子の発光領域が、前記第二の発光素子の発光領域よりも大きいことを特徴とする発光装置。
【請求項3】
複数の画素を有し、前記複数の画素の少なくとも一つが、請求項1または2に記載の発光装置と、前記発光装置の表示を制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする表示装置。
【請求項4】
複数のレンズを有する光学部と、前記光学部を通過した光を受光する撮像素子と、前記撮像素子が撮像した画像を表示する表示部と、を有し、
前記表示部は請求項1または2に記載の発光装置を有することを特徴とする撮像装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載の発光装置を有する表示部と、前記表示部が設けられた筐体と、前記筐体に設けられ、外部と通信する通信部と、を有することを特徴とする電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マイクロレンズ等の光学部材を有する発光装置、表示装置、撮像装置、及び電子機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
有機発光素子は、第一電極と第二電極と、その間に配置されている有機化合物層を有する素子であり、第一電極及び第二電極からキャリアが注入されることで発光する発光デバイスである。有機発光素子は、軽量かつ、フレキシブル化が可能なデバイスであるため、近年、有機発光素子を備える表示装置等が注目されている。この表示装置の高精細化のために、白色発光する有機発光素子とカラーフィルタとを用いる方式(以下、白+CF方式と呼ぶ)が知られている。白+CF方式は、有機層を基板全面に成膜するため、メタルマスクを用いて色ごとに有機層を成膜する方式と比較して、画素サイズや画素間のピッチなど高精細化が比較的容易である。
【0003】
特許文献1には、有機発光素子を備えた表示装置を光学系とともに用いることが記載されている。
【0004】
図14は、有機発光装置を光学系とともに使用する場合に、有機発光装置からユーザーの眼球までの光線の概略を示した図である。図14で示すように有機発光装置110を光学レンズ120とともに使用する場合、表示領域の中心部に位置する中心領域では、表示面に対して正面方向に向かう光線を利用する。これに対し、表示領域の外周部に位置する外周領域では表示面に対して斜め方向に向かう光を利用し、眼球130に結像している。
【0005】
すなわち、外周領域に位置する有機発光素子においては、有機発光素子から出射する角度が広角である光を利用するため、有機発光素子の視野角特性の向上が求められる。特許文献1には光出射部の発光面の中心とカラーフィルタの中心とを相対的にずらして配置することにより視野角特性が向上された表示装置が記載されている。
【0006】
特許文献2には、この全反射を低減し、広視野角の光を取り出すアウトカップリングコンポーネントを有する表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開第2017/169563号
特開2017-017013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1や特許文献2に記載された表示装置は、広視野角の光を表示に利用できる。
【0009】
しかし、広視野角の光を発している有機発光素子の発光のうち、表示に寄与する光の割合は小さいものであり、かつ、取り出される光の波長に応じて、色度ずれの対応が異なるため、レンズの位置、発光領域の大きさに改善の余地があった。
【0010】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、レンズを用いた場合に、視野角による色ずれの低減を色ごとに調整した発光装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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