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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025007913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109640
出願日
2023-07-03
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
3/48 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 帯電による複数枚のシート同士の吸着力が増加し、重送による給送不良が発生する虞がある。
【解決手段】 シートに画像を形成する画像形成部と、記画像形成部を含む装置本体の側面に回動可能に設けられ、シートが載置されるトレイ面を有する樹脂製トレイと、前記トレイ面に載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、前記トレイ面に載置されたシートおよび前記トレイ面にエアを送風する送風部と、前記給送部によって給送されるシートの情報にかかわらず、所定枚数、シートを前記給送部が給送する毎に、送風部に送風させる制御部と、備える。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を含む装置本体の側面に回動可能に設けられ、シートが載置されるトレイ面を有する樹脂製のトレイと、
前記トレイ面に載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、
前記トレイ面に載置されたシートおよび前記トレイ面にエアを送風する送風部と、
前記給送部によって給送されるシートの情報にかかわらず、所定枚数、シートを前記給送部が給送する毎に、前記送風部に送風させる制御部と、を備え、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記送風部による送風が停止した状態で前記給送部によるシートの給送を開始する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記送風部による風量を調整することが可能であって、
前記トレイに載置されるシートがコート紙の場合に、前記送風部は第1風量で送風し、前記トレイに載置されるシートがコート紙以外の場合に、前記送風部は前記第1風量よりも小さい第2風量で送風する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記所定枚数は1枚であって、
前記制御部は、前記給送部によってシートを1枚給送する度に前記送風部によって送風を実施する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート画像を形成する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置において、画像形成装置の側面に手差し給送部が取付けられている。手差し給送部は、画像形成装置の下部に設けられるカセット給送部ではセットできないサイズのシート(例えば、長尺紙、不定形サイズ、および小サイズ紙)に対応するものである。また、シートを搬送する際に、ガイドから受ける搬送抵抗が大きくなり搬送できない高剛度の厚紙等にも対応するものである。つまり、多種多様なメディアに対応するものである。
【0003】
多種多様なメディアのうちコート紙は、表面が滑らかなため写真や色の再現性に優れている等で高品質の成果物を生成することが可能である。近年では、装置の生産性を向上させるため、そのコート紙を連続して給送することが求められている。しかし、コート紙は表面が滑らかであるためにシート同士の吸着力が高く、容易にシート同士を分離することが困難であった。
【0004】
そこで、特許文献1には、手差しトレイにエア吹き付け手段であるファンを設け、給送を開始する前に複数のコート紙にエアを吹き付けて、シートを捌いてシート間の吸着力を低減する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-256819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1において、手差しトレイが樹脂製であった場合に、コート紙にかかわらずシートが給送分離される際のシート同士の摩擦により、手差しトレイの表面は静電気による帯電量が増加する。特に、低温低湿環境では、給送摩擦による帯電が発生しやすい。その結果、帯電による複数枚のシート同士の吸着力が増加し、重送による給送不良が発生する虞がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、シートの重送による給送不良の発生を低減可能な画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するための本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部と、記画像形成部を含む装置本体の側面に回動可能に設けられ、シートが載置されるトレイ面を有する樹脂製トレイと、前記トレイ面に載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、前記トレイ面に載置されたシートおよび前記トレイ面にエアを送風する送風部と、前記給送部によって給送されるシートの情報にかかわらず、所定枚数、シートを前記給送部が給送する毎に、前記送風部に送風させる制御部と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、シートの重送による給送不良の発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の断面図
実施形態1に係る手差しトレイの上面図
実施形態1に係る手差しトレイの断面図
実施形態1に係る手差しトレイに設けられるファンの制御ブロック図
実施形態1に係る手差しトレイのトレイ面における表面電位量の推移(ファン送風なし)
実施形態1係る手差しトレイに積載されるシートの表面電位量の推移(ファン送風なし)
実施形態1に係る手差しトレイのトレイ面における表面電位量の推移(4枚毎にファン送風あり)
実施形態2に係る手差しトレイのトレイ面における表面電位量の推移(1枚毎にファン送風あり)
実施形態2に係るシート給送制御のフローチャート
実施形態3に係る手差しトレイのトレイ面における表面電位量の推移(1枚毎にファン送風あり)
実施形態4に係る差しトレイに設けられるファンの制御ブロック図(接地なし)
実施形態4に係る静電印加時の電圧(接地なし)
実施形態4に係る差しトレイに設けられるファンの制御ブロック図(接地有り)
実施形態4に係る静電印加時の電圧(接地有り)
実施形態4に係る手差しトレイの断面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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