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公開番号
2025003003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103430
出願日
2023-06-23
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20241226BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】小型化可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、被駆動部材と、枠体と、駆動源と、駆動伝達ユニットと、を備える。駆動伝達ユニットは、第1ギアを含むギア列と、ギア列を覆うギアカバーと、を有する。ギアカバーは、回転軸方向に直交する直交方向に延びる外側面と、外側面から回転軸方向に平行な第1方向に凹んだ第1凹部と、を有する。第1ギアは、第1凹部に設けられた第1孔を貫通して第1孔に対して第1方向とは反対の第2方向に突出する軸部を有する。外側面は、第2方向を向いたギアカバーの面の内、直交方向における面積が最大の面である。軸部の第2方向における下流端は、第2方向におけるギア列の最下流端であり、かつ外側面からギアカバーの板厚だけ第2方向に移動した位置にある仮想面よりも、第2方向における上流に配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成装置において、
被駆動部材と、
前記被駆動部材を支持する枠体と、
駆動力を発生させる駆動源と、
前記駆動源の駆動力を前記被駆動部材に伝達するための駆動伝達ユニットであって、前記駆動源からの駆動力により回転する第1ギアを含むギア列と、前記ギア列を覆うギアカバーと、を有する駆動伝達ユニットと、を備え、
前記ギアカバーは、前記第1ギアの回転軸方向に直交する直交方向に延びる外側面と、前記外側面から前記回転軸方向に平行な第1方向に凹んだ第1凹部と、を有し、前記第1方向において前記枠体の上流に配置され、
前記第1ギアは、前記第1凹部に設けられた第1孔を貫通して、前記第1孔に対して前記第1方向とは反対の第2方向に突出する軸部を有し、
前記外側面は、前記第2方向を向いた前記ギアカバーの面の内、前記直交方向における面積が最大の面であり、
前記軸部の前記第2方向における下流端は、前記第2方向における前記ギア列の最下流端であり、かつ前記外側面から前記ギアカバーの板厚だけ前記第2方向に移動した位置にある仮想面であって前記直交方向に延びる仮想面よりも、前記第2方向における上流に配置されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記軸部は、前記枠体及び前記ギアカバーに回転可能に支持され、
前記軸部の前記下流端は、前記軸部が前記枠体に対して前記第1方向における下流に押し付けられた状態で、前記外側面よりも前記第2方向における上流に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記軸部は、前記回転軸方向において所定の距離だけ移動可能であり、
前記所定の距離は、前記ギアカバーの前記板厚よりも小さい、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ギア列は、第2ギアを含み、
前記駆動伝達ユニットは、前記第2ギアの軸部を回転可能に支持する軸受部材を含み、
前記ギアカバーは、前記外側面から前記第1方向に凹んだ第2凹部を有し、
前記軸受部材は、前記第2凹部に備えられた第2孔を貫通して前記第2孔に対して前記第2方向に突出する突出部を有し、
前記突出部の前記第2方向における下流端は、前記仮想面よりも、前記第2方向における上流に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ギアカバーは、板金から形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1凹部は、絞り加工によって形成されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
シートに画像を形成する画像形成装置において、
被駆動部材と、
前記被駆動部材を支持する枠体と、
駆動力を発生させる駆動源と、
前記駆動源の駆動力を前記被駆動部材に伝達するための駆動伝達ユニットであって、前記駆動源からの駆動力により回転するギアを含むギア列と、前記ギア列を覆うギアカバーと、前記ギアの軸部を回転可能に支持する軸受部材と、を有する駆動伝達ユニットと、を備え、
前記ギアカバーは、前記ギアの回転軸方向に直交する直交方向に延びる外側面と、前記外側面から前記回転軸方向に平行な第1方向に凹んだ凹部と、を有し、前記第1方向において前記枠体の上流に配置され、
前記軸受部材は、前記凹部に設けられた孔を貫通して前記孔に対して前記第1方向とは反対の第2方向に突出する突出部を有し、
前記外側面は、前記第2方向を向いた前記ギアカバーの面の内、前記直交方向における面積が最大の面であり、
前記突出部の前記第2方向における下流端は、前記外側面から前記ギアカバーの板厚だけ前記第2方向に移動した位置にある仮想面であって前記直交方向に延びる仮想面よりも、前記第2方向における上流に配置されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記駆動伝達ユニットは、前記ギアと前記軸受部材との間に縮設されると共に前記ギア及び前記軸受部材を前記回転軸方向において互いに離れる方向に付勢する付勢部材を有し、
前記突出部の前記下流端は、前記軸受部材が前記付勢部材の付勢力によって前記ギアカバーに対して前記第2方向における下流に押し付けられた状態で、前記ギアカバーの前記外側面と前記仮想面との間に位置している、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記ギアの前記第1方向における下流端部には、第1カップリング部に係合することで前記第1カップリング部との間で駆動伝達を行う第2カップリング部が設けられている、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記ギアカバーは、板金から形成されている、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、側板と、側板に固定されるステーと、ステーに固定されるモータと、側板とステーによって支持される支持軸に取り付けられるアイドラギアと、を備えた駆動装置を有する画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-57146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の駆動装置は、アイドラギアの軸方向において、側板の外側に支持軸、アイドラギア及びステーが配置され、更にステーの外側にモータが配置されている。このため、回転軸方向において装置が大型化してしまっていた。
【0005】
そこで、本発明は、小型化可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置において、被駆動部材と、前記被駆動部材を支持する枠体と、駆動力を発生させる駆動源と、前記駆動源の駆動力を前記被駆動部材に伝達するための駆動伝達ユニットであって、前記駆動源からの駆動力により回転する第1ギアを含むギア列と、前記ギア列を覆うギアカバーと、を有する駆動伝達ユニットと、を備え、前記ギアカバーは、前記第1ギアの回転軸方向に直交する直交方向に延びる外側面と、前記外側面から前記回転軸方向に平行な第1方向に凹んだ第1凹部と、を有し、前記第1方向において前記枠体の上流に配置され、前記第1ギアは、前記第1凹部に設けられた第1孔を貫通して前記第1孔に対して前記第1方向とは反対の第2方向に突出する軸部を有し、前記外側面は、前記第2方向を向いた前記ギアカバーの面の内、前記直交方向における面積が最大の面であり、前記軸部の前記第2方向における下流端は、前記第2方向における前記ギア列の最下流端であり、かつ前記外側面から前記ギアカバーの板厚だけ前記第2方向に移動した位置にある仮想面であって前記直交方向に延びる仮想面よりも、前記第2方向における上流に配置されている、ことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置において、被駆動部材と、前記被駆動部材を支持する枠体と、駆動力を発生させる駆動源と、前記駆動源の駆動力を前記被駆動部材に伝達するための駆動伝達ユニットであって、前記駆動源からの駆動力により回転するギアを含むギア列と、前記ギア列を覆うギアカバーと、前記ギアの軸部を回転可能に支持する軸受部材と、を有する駆動伝達ユニットと、を備え、前記ギアカバーは、前記ギアの回転軸方向に直交する直交方向に延びる外側面と、前記外側面から前記回転軸方向に平行な第1方向に凹んだ凹部と、を有し、前記第1方向において前記枠体の上流に配置され、前記軸受部材は、前記凹部に設けられた孔を貫通して前記孔に対して前記第1方向とは反対の第2方向に突出する突出部を有し、前記外側面は、前記第2方向を向いた前記ギアカバーの面の内、前記直交方向における面積が最大の面であり、前記突出部の前記第2方向における下流端は、前記外側面から前記ギアカバーの板厚だけ前記第2方向に移動した位置にある仮想面であって前記直交方向に延びる仮想面よりも、前記第2方向における上流に配置されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、画像形成装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る画像形成装置を示す断面図。
モータ及び駆動伝達ユニットを示す斜視図。
(a)は駆動伝達ユニットを示す正面図、(b)は駆動伝達ユニットを示す側面図。
(a)は第1駆動ギア列及び第1ギアカバーを示す斜視図、(b)は図4(a)のX1-X1断面を示す断面図。
(a)は第1駆動ギア列及び第1ギアカバーを示す斜視図、(b)は図5(a)のX2-X2断面を示す断面図。
(a)は第1駆動ギア列及び第1ギアカバーを示す斜視図、(b)は図6(a)のX3-X3断面を示す断面図。
(a)はモータを示す断面図、(b)は第2駆動ギア列側に配置されたソレノイドを示す断面図。
(a)は第1駆動ギア列、第1ギアカバー及び束線ガイドを示す斜視図、(b)は図8(a)のX4-X4断面を示す断面図。
変形例に係るビスを示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[画像形成装置の全体構成]
まず、本実施の形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。図1は画像形成装置100の断面図である。本実施の形態の画像形成装置100は、電子写真方式のレーザプリンタである。図1に示すように、画像形成装置100は、装置本体A、画像形成部としてのカートリッジBを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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