TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025003153
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103661
出願日2023-06-23
発明の名称液体吐出装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/17 20060101AFI20241226BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 ミストを適切に回収する。
【解決手段】 液体を吐出部から被吐出媒体の第1面へと吐出する液体吐出ヘッドと、吐出部と対向し被吐出媒体を第1の方向に搬送する搬送手段と、第1の方向において液体吐出ヘッドより下流に設けられ、搬送手段へと空気を送風する送風手段と、送風手段と対向し前記送風手段により送風された空気の少なくとも一部を吸気する吸気手段と、を備える。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
吐出部から被吐出媒体の第1面へと液体を吐出する吐出ヘッドと、
前記吐出部と対向し前記被吐出媒体を第1の方向に搬送する搬送手段と、
前記第1の方向において前記吐出ヘッドより下流に設けられ、前記搬送手段へと空気を送風する送風手段と、
前記送風手段と対向し前記送風手段により送風された空気の少なくとも一部を吸気する吸気手段と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記吸気手段は前記吐出部からの液体の吐出により発生するミストを捕集するミスト捕集部を備えることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記搬送手段は前記被吐出媒体の前記第1面と異なる第2面と接触する接触面を有し、前記吸気手段は前記接触面に設けられた吸気孔を介して前記送風手段により送風された空気を吸気することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記接触面には前記第1の方向と交差する第2の方向に並ぶ第1の吸気孔と第2の吸気孔とが設けられ、前記吸気手段は前記第1の吸気孔と前記第2の吸気孔とから吸気を行うものであり、
前記第1の吸気孔は前記搬送手段により搬送される前記被吐出媒体が通過する領域にあり、前記第2の吸気孔は前記領域の外にあることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記送風手段は前記被吐出媒体の前記第1面に向けて開口する吹出口から空気を吹き出すものであり、前記第1の方向と交差する第2の方向における前記吹出口の長さは、前記第2の方向における前記被吐出媒体の長さ以上であることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記搬送手段は、複数の前記被吐出媒体を前記第1の方向において所定の間隔を開けて連続的に搬送し、
前記吹出口の前記第2の方向における長さは、前記所定の間隔よりも短いことを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
第1の吐出部から被吐出媒体の第1面へと液体を吐出する第1の吐出ヘッドと、
搬送手段により前記被吐出媒体が搬送される方向である第1の方向において、前記第1の液体吐出ヘッドよりも下流側に設けられ、第2の吐出部から前記被吐出媒体の前記第1面へと液体を吐出する第2の吐出ヘッドと、
前記第1の方向において、前記第1の吐出ヘッドより下流であり、かつ前記第2の吐出ヘッドより上流に設けられ、前記搬送手段へと空気を送風する送風手段と、
前記送風手段と対向し前記送風手段により送風された空気の少なくとも一部を吸気する吸気手段と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
前記第1の吐出ヘッドは第1の液体を吐出し、前記第1の液体は前記第2の吐出ヘッドが吐出する第2の液体と接触することにより前記第2の液体の流動性を低下させることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記吸気手段は前記第1の吐出部および前記第2の吐出部からの液体の吐出により発生するミストを捕集するミスト捕集部を備えることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記搬送手段は前記被吐出媒体の前記第1面と異なる第2面と接触する接触面を有し、前記吸気手段は前記接触面に設けられた吸気孔を介して前記送風手段により送風された空気を吸気することを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、記録媒体に記録ヘッドからインクを吐出して文字や画像などを記録する液体吐出装置としてインクジェット記録装置が知られている。このような記録装置においては、インクの吐出の際に噴霧状のミストが生じる場合があり、このミストが、記録ヘッドに付着するとインクの吐出を阻害し、インクの着弾精度が低下する可能性があった。特許文献1には、複数のベルト吸引孔を有する搬送機構によって記録媒体を吸引しながら記録媒体を搬送し、インクジェットヘッドに対して搬送方向上流側と下流側の両側に設けた吸引部により、ミストを上方へと吸引する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-93591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、吸引部により吸引されないミストがあった場合には搬送方向下流側にミストが移動し、液体吐出装置内の部材に付着する可能性がある。
【0005】
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、ミストを適切に回収することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る液体吐出装置は、液体を吐出部から被吐出媒体の第1面へと吐出する液体吐出ヘッドと、前記吐出部と対向し前記被吐出媒体を第1の方向に搬送する搬送手段と、
前記第1の方向において前記液体吐出ヘッドより下流に設けられ、前記搬送手段へと空気を送風する送風手段と、前記送風手段と対向し前記送風手段により送風された空気の少なくとも一部を吸気する吸気手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ミストを適切に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る記録装置の模式図である。
本発明に係るプリントベルトユニットの構成を示す図である。
本発明に係る吸引ユニットの構成を示す図である。
本発明に係るエアカーテンユニットの構成を示す図である。
第1実施形態においてミストを捕集する流れを示す概略図である。
第2実施形態においてミストを捕集する流れを示す概略図である。
第3実施形態においてミストを捕集する流れを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
以下、好適な実施の形態を上げて、本発明を詳細に説明する。なお、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
【0010】
(記録装置)
図1には、互いに直交する3つの矢印Xと、矢印Yと、矢印Zと、が示され、夫々がX方向と、Y方向と、Z方向と、に対応している。本実施形態では、X方向、Y方向、Z方向の夫々は、記録装置100の幅方向(全長方向)、奥行き方向、高さ方向を示す。X方向のうち、+X方向は、記録媒体101の搬送方向を示す。-X方向は、+X方向の反対方向を示す。Z方向のうち、+Z方向は、上方を示す。-Z方向は、下方を示す。また、記録媒体101が有する、+Z方向を向く面を「上面」と呼び、-Z方向を向く面を「下面」と呼ぶ。以下、本発明を適用可能な液体吐出装置の一例としてインクジェット記録装置(以下、記録装置1)について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
記録装置
15日前
キヤノン株式会社
印刷装置
29日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
23日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
現像装置
29日前
キヤノン株式会社
測距装置
29日前
キヤノン株式会社
通信装置
29日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
2日前
キヤノン株式会社
検出装置
22日前
キヤノン株式会社
定着装置
17日前
キヤノン株式会社
電子機器
29日前
キヤノン株式会社
撮像装置
22日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
22日前
キヤノン株式会社
防水構造体
22日前
キヤノン株式会社
露光ヘッド
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像記録方法
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
24日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
続きを見る