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公開番号2024179052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097553
出願日2023-06-14
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類B65H 3/48 20060101AFI20241219BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】手差し給送部に載置されるシートにエアーを吹き付ける、サイド規制板と共に移動可能なファンに対し、適正な束線長で束線を配置する。
【解決手段】手差し給送部235のシート幅方向の一方及び他方の位置をそれぞれ規制する第1、第2規制部と、シートにエアーを吹き付けるための、第1サイド規制部と共に移動可能でシート幅方向の一方の側に可動領域を有する第1ファンモータと、シートにエアーを吹き付けるための、第2サイド規制部と共に移動可能で第1ファンモータよりシート給送方向下流側で前記シート幅方向の他方の側に可動領域を有する第2ファンモータと、第1、第2ファンモータよりシート給送方向下流側でシート幅方向の一方の側に配置される制御部100に、第1ファンモータからシート幅方向の他方の側とは逆方向に引き出され、第2ファンモータの可動領域の外を通って接続される束線部とを有する画像形成装置。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部に向けて手差しシートを給送可能な手差し給送部と、
前記手差し給送部のシート給送方向と直交するシート幅方向に移動可能で前記シート幅方向の一方の位置を規制するための第1サイド規制部と、
前記手差し給送部の前記シート幅方向に移動可能で前記シート幅方向の他方の位置を規制するための第2サイド規制部と、
前記手差し給送部に載置されるシートにエアーを吹き付けるための、前記第1サイド規制部と共に移動可能で前記シート幅方向の一方の側に可動領域を有する第1ファンモータと、
前記手差し給送部に載置されるシートにエアーを吹き付けるための、前記第2サイド規制部と共に移動可能で前記第1ファンモータより前記手差し給送部のシート給送方向下流側で前記シート幅方向の他方の側に可動領域を有する第2ファンモータと、
前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータを制御するための、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータより前記手差し給送部のシート給送方向下流側で前記シート幅方向の一方の側に配置される制御部と、
前記第1ファンモータから前記シート幅方向の他方の側とは逆方向に引き出され、前記第2ファンモータの可動領域の外を通って前記制御部に接続されるように配線される第1ファンモータ用束線部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記手差し給送部に配置されるシート検知センサと、
前記シート検知センサから前記シート幅方向の他方の側とは逆方向に引き出されて前記第2ファンモータの可動領域の外を通って前記制御部に接続されるように配線されるシート検知センサ用束線部と、
を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積載されたシート束に、シート束を捌くためのエアーを吹き付け可能な手差し給送装置を備えた画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、カラー化、高画質化が普及してきた。オフィスで使用する画像形成装置においてもユーザは、より高画質、高精細なプリント成果物を求めるようになってきている。
【0003】
一般的にオフィスの画像形成装置で使用される用紙は、普通紙や再生紙が多く用いられている。一方、普通紙では、要求される綺麗で見栄えのする成果物を得るには限界があった。そのため、より綺麗で見栄えのする成果物とするために、コート紙、厚紙などの特殊紙が望まれるようになってきている。
【0004】
従来から、画像形成装置では特殊紙を給送するために、画像形成装置側壁に取付けられて手差し給送装置が用いられている。これは、画像形成装置内のカセット給送装置ではセットできないサイズの用紙(長尺紙、不定形サイズ、小サイズ紙)や、ストレート搬送路でないと搬送抵抗が大きく搬送できない高剛度の厚紙などに対してこの手差し給送装置で対応するためである。
【0005】
このような手差し給送装置は、画像形成装置の側壁に取付けられていることからユーザが目視で用紙を観察することができるメリットがある。つまり、用紙をユーザが手で捌いて給送トレイにセットして、給送状態を見ながら給紙できる。例えば、捌きムラがあるときは、再度、用紙を手で捌き直してセットすることで紙詰まりの発生を軽減させるこができる。但し、捌いてから時間が経過すると再び用紙同士が吸着状態になり、紙詰まりなどが発生する恐れがあった。
【0006】
そこで、このような問題を改善させる方法として、手差し給送装置である手差し給送トレイに積載された用紙にエアー吹き付けるエアー吹き付け部を設け、エアーで積載された用紙を捌き、連続で給紙できるようにする技術が特許文献1で提案されている。
【0007】
特許文献1は、エアー吹き付け部が手差し給送トレイの外部に配置されて固定されているが、装置の小型化を図ろうとする場合、手差し給送トレイの内部にエアー吹き付け部を配置することが望ましい。この場合、積載された用紙にエアーを吹き付けるための手段の一つとして、手差し給送トレイの紙サイズの幅方向の設定を行うサイド規制板からエアーを吹き付ける方法が挙げられる。サイド規制板をエアーの風路として利用するには、紙サイズの設定を行うために移動するサイド規制板に対し、エアーを吹き付けるためのファンもサイド規制板と共に移動する必要がある。この場合、ファンの可動領域は、1つのファンは一方のサイド規制板と共にシート幅方向の一方側を移動し、もう1つのファンは他方のサイド規制板と共に他方側を移動するような構成となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2006-256819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述のような構成では、手差し給送トレイ内部に配置する束線は、ファンの可動領域にかかってしまうとファンや周辺部品との接触により断線等が発生する恐れがあるため、ファンの可動領域を避けて配置する必要がある。このため、可動するファンの配置に対する束線の経路によって束線が冗長となり、余計なコストがかかってしまうといった問題があった。
【0010】
本発明は以上の事情に鑑みなされたもので、手差し給送部に積載されるシートにエアーを吹き付けるための、サイド規制板と共に移動可能なファン対し、適正な束線長で束線を配置可能な画像形成装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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