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公開番号
2025015410
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024061960
出願日
2024-04-08
発明の名称
液体収容容器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250123BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】外部装置に液体を供給する際に、その部位に異物が混入することを抑制するための液体収容容器の提供および脱炭素/循環型社会などの持続可能な社会の実現に貢献し得る。
【解決手段】液体を充填するための充填口と、充填された液体を外部装置に注入するための注入口と、を有した液体収容容器であって、充填口が設けられた充填口配設面と、充填口配設面と隣接し、充填口配設面とともに液体収容容器の収容空間を形成する注入口配設面であって、注入口が設けられた注入口配設面と、を備え、注入口から外部装置に注入するときの液体収容容器の姿勢において、注入口は充填口より高い位置に位置することを特徴とする液体収容容器。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を充填するための充填口と、充填された前記液体を外部装置に注入するための注入口と、を有した液体収容容器であって、
前記充填口が設けられた充填口配設面と、
前記充填口配設面と隣接し、前記充填口配設面とともに前記液体収容容器の液体収容空間を形成する注入口配設面であって、前記注入口が設けられた注入口配設面と、
を備え、
前記注入口から前記外部装置に注入するときの前記液体収容容器の姿勢において、前記注入口は前記充填口より高い位置に位置することを特徴とする液体収容容器。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記注入口と前記充填口との、前記充填口配設面に垂直な方向の距離は、前記注入口の開口幅より大きいことを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項3】
前記注入口と前記充填口との、前記充填口配設面に垂直な方向の前記距離は、前記充填口配設面と、前記液体収容容器において前記充填口配設面に対向する面との距離の1/20以上、1/5以下であることを特徴とする請求項2に記載の液体収容容器。
【請求項4】
前記注入口と前記充填口との、前記充填口配設面に垂直な方向と直交する方向の距離は前記注入口の開口幅より大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体収容容器。
【請求項5】
前記液体収容容器は前記注入口に接続する注ぎ口管をさらに備え、前記注ぎ口管の延びる方向が前記液体収容容器の前記充填口配設面に対向する面に対してなす角度は、0°より大きく90°より小さい範囲の値であることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項6】
前記注ぎ口管の延びる方向が前記液体収容容器の前記充填口配設面に対向する面に対してなす角度は、70°以上で90°より小さい範囲の値であることを特徴とする請求項5に記載の液体収容容器。
【請求項7】
前記注入口配設面は、前記充填口に向かって先細り形状であることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項8】
前記充填口配設面および前記注入口配設面は、曲面であることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項9】
前記注入口および前記充填口を示すそれぞれの表示が前記液体収容容器に記されていることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体収容容器に関し、詳しくは、インクなどの液体を補充できかつ補充した液体を外部装置に供給する液体を収容する液体収容容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の液体収容容器として、例えば、インクジェット記録装置においてインク吐出ヘッドに供給するインクを収容するとともに貯留したインクが少なくなるとインクが補充されるインクタンクがある。また、液体収容容器の他の形態として、上述のようなインクタンクに対して補充するインクを収容し、供給する液体収容ボトルがある。これらの液体収容容器には、外部装置に液体を供給するための注入口と液体を補充するための充填口を、ユーザーの作業性の観点などから別に設ける形態がある。
【0003】
特許文献1に記載の液体収容容器は、液体噴射装置の噴射ヘッドに液体を供給するための注入口が、液体収容容器の底部に、液体を補充するための充填口が液体収容容器の頂部に、それぞれ設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の液体収容容器は、他の所定の箇所(吐出ヘッド)に液体を供給するための注入口が、その注入の際に容器の最下部となる。このため、この収容容器への液体充填時に仮に異物が混入した場合あるいはインク固着物などが生じている場合、その異物は液体注入に際して容器の最下部へ移動し、液体供給に伴って所定箇所に移動することがある。この場合、所定箇所が例えば吐出ヘッドであるときは移動した異物によってその吐出機能などが損なわれることになる。
【0006】
本開示の目的は、液体収容容器で外部装置に液体を供給する際に、その部位に異物が混入することを抑制できる液体収容容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、液体を充填するための充填口と、充填された液体を外部装置に注入するための注入口と、を有した液体収容容器であって、充填口が設けられた充填口配設面と、充填口配設面と隣接し、充填口配設面とともに液体収容容器の収容空間を形成する注入口配設面であって、注入口が設けられた注入口配設面と、を備え、注入口から外部装置に注入するときの液体収容容器の姿勢において、注入口は充填口より高い位置に位置することを特徴とする液体収容容器である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、液体収容容器で外部装置に液体を供給する際に、その部位に異物が混入することを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
液体吐出装置を示す斜視図である。
図1に示される液体吐出装置要部の内部構成を示す斜視図である。
(a)~(c)は、本開示の第1実施形態に係る液体収容容器としての液体収容ボトルを説明する図である。
(a)~(b)は、本開示の第2実施形態に係る液体収容容器としての液体収容ボトルを説明する図である。
(a)~(c)は、本開示の第3実施形態に係る液体収容容器としての液体収容ボトルを説明する図である。
(a)~(b)は、本開示の第4実施形態に係る液体収容容器としての液体収容ボトルを説明する図である。
(a)~(b)は、本開示の第5実施形態に係る液体収容容器としての液体収容ボトルを説明する図である。
(a)~(b)は、本開示の第6実施形態に係る液体収容容器としての液体収容ボトルを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に記載する実施の形態の各構成部品の寸法、材質、形状や、それらの相対配置などは、本開示が適用される液体吐出ヘッドなどの構成や各種条件により適宜変更され得るものである。本開示の範囲は以下に記載する実施の形態に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
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