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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024147381
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060347
出願日2023-04-03
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類B41J 11/70 20060101AFI20241008BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】カッター機構によるシートの切断品質が低下することを抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置(1)は、本体筐体(20)と、シートにトナー像を形成する感光ドラムと、シートに形成されたトナー像を定着する定着器と、定着器によってトナー像が定着されたシートを切断する刃であって、交換可能な刃を有するカッター機構と、を有する。本体筐体(20)は、開口(K)と、開口(K)を開閉するカバー(KC)と、を有する。カッター機構の刃は、開口(K)を介して交換可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
シートにトナー像を形成する感光ドラムと、
シートに形成されたトナー像を定着する定着器と、
前記定着器によってトナー像が定着されたシートを切断する刃であって、交換可能な刃を有するカッター機構と、を有し、
前記筐体は、
開口と、
前記開口を開閉するカバーと、を有し、
前記カッター機構の前記刃は、前記開口を介して交換可能である、画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記筐体は、着脱可能な給送トレイを、さらに有し、
前記開口は、前記給送トレイの着脱方向と直交する直交方向を向く前記筐体の面に配置される、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記開口は、前記筐体の外側表面に配置される、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記筐体は、前記開口を備える第1筐体と、前記第1筐体に対して、上方に回動可能な第2筐体と、を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記筐体は、
前記感光ドラムと前記定着器とを収容した第1筐体と、
シートの画像を読み取る画像読取センサを収容した第2筐体と、
前記第1筐体と前記第2筐体との間に位置し、前記第1筐体と前記第2筐体とを連結するジョイントカバーと、を有し、
前記開口は、少なくとも前記ジョイントカバーに形成されている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記開口は、前記ジョイントカバーと、前記第1筐体または前記第2筐体の少なくとも一方とに亘って形成されている、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記感光ドラムは、回転軸方向を中心に回転可能であり、
前記カッター機構は、
前記回転軸方向に延びた固定刃と、
前記交換可能な刃であって、前記回転軸方向に移動して前記固定刃と共にシートを切断する移動刃と、
前記移動刃を支持するカッターキャリッジと、を有し、
前記カッターキャリッジは、前記開口を介して操作可能である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記開口は、前記カッターキャリッジの前記回転軸方向側に位置する、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記カッターキャリッジは、前記移動刃を支持する支持部材と、前記支持部材よりも前記開口に向かって突出するように前記支持部材に連結されて、前記開口を介して把持可能な把持部材とを、有する、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記カッター機構においては、
前記カッターキャリッジは、シートを切断する切断領域と、前記切断領域の前記開口側に設けられて、少なくとも前記移動刃を交換可能な交換位置とに移動する、請求項7に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真プリンタなどの画像形成装置としては、画像形成対象のシートを加熱して現像剤像を定着させる定着器を備えたものが知られている。また、従来の画像形成装置として、例えば、下記特許文献1には、定着部の上方に設けられ、用紙が排出される排出部、及び定着部と排出部との間に設けられ、用紙を切断するカッターを設けることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-362823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記従来技術では、カッター機構において、その使用頻度などに応じた経年劣化等の刃の劣化については考慮されていなかった。このため、従来技術では、刃の劣化に伴って、シートの切断面が荒くなったり、所望の位置でシートを正確に切断することができなくなったりして、シートの切断品質が低下するという問題点を生じることがあった。
【0005】
本開示は、カッター機構によるシートの切断品質が低下することを抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の画像形成装置は、筐体と、シートにトナー像を形成する感光ドラムと、シートに形成されたトナー像を定着する定着器と、前記定着器によってトナー像が定着されたシートを切断する刃であって、交換可能な刃を有するカッター機構と、を有し、前記筐体は、開口と、前記開口を開閉するカバーと、を有し、前記カッター機構の前記刃は、前記開口を介して交換可能である。
【0007】
上記構成によれば、カバーを開いた状態とすることにより、開口を介してカッター機構の刃を交換することができる。これにより、カッター機構によるシートの切断品質が低下することを抑制することができる。
【0008】
本開示の画像形成装置では、前記筐体は、着脱可能な給送トレイを、さらに有し、前記開口は、前記給送トレイの着脱方向と直交する直交方向を向く前記筐体の面に配置されてもよい。
【0009】
上記構成によれば、給送トレイの着脱方向と直交する直交方向を向く筐体の面に配置された開口を介してカッター機構の刃を確実に交換することができる。これにより、カッター機構によるシートの切断品質が低下することを確実に抑制することができる。
【0010】
本開示の画像形成装置では、前記開口は、前記筐体の外側表面に配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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