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公開番号2025107877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024001404
出願日2024-01-09
発明の名称走査光学装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類G02B 26/10 20060101AFI20250714BHJP(光学)
要約【課題】半導体レーザのリード端子を基板の穴に挿入するのを容易にする。
【解決手段】走査光学装置5は、第1リード端子TMを有する第1半導体レーザLDMと、第1半導体レーザLDMからの光を偏向走査するポリゴンミラー54と、第1半導体レーザLDMの第1リード端子TMが挿入される穴101Mを有し第1半導体レーザLDMを制御するレーザ基板100と、を備え、スキャナフレーム50は、レーザ基板100の長手方向の位置決めを行う第1位置決め部151と、レーザ基板100の短手方向の位置決めを行う第2位置決め部152及び第3位置決め部153と、を有し、第2位置決め部152と第3位置決め部153とは、上記長手方向において第1半導体レーザLDMを挟んだ一方側及び他方側にそれぞれ配置されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
リード端子を有する第1半導体レーザと、
前記第1半導体レーザからの光を偏向走査する偏向器と、
前記第1半導体レーザの前記リード端子が挿入される穴を有し、前記第1半導体レーザを制御するレーザ基板と、
前記第1半導体レーザ、前記偏向器、及び前記レーザ基板を支持するスキャナフレームと、
を備え、
前記スキャナフレームは、
前記レーザ基板を貫通する方向に突出し、前記レーザ基板の長手方向の位置決めを行う第1位置決め部と、
前記レーザ基板を貫通する方向に突出し、前記レーザ基板の短手方向の位置決めを行う第2位置決め部と、
前記レーザ基板を貫通する方向に突出し、前記レーザ基板の前記短手方向の位置決めを行う第3位置決め部と、
を有し、
前記第2位置決め部と前記第3位置決め部とは、前記レーザ基板の前記長手方向において前記第1半導体レーザを挟んだ一方側及び他方側にそれぞれ配置されている
ことを特徴とする走査光学装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記レーザ基板の前記長手方向において前記第1半導体レーザと並んで配置される第2半導体レーザを有し、
前記第1位置決め部の前記レーザ基板の前記長手方向における位置は、前記第1半導体レーザの前記長手方向における位置と前記第2半導体レーザの前記長手方向における位置との間である
ことを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
【請求項3】
前記レーザ基板の前記短手方向において前記第1半導体レーザと並んで配置される第3半導体レーザを有し、
前記第2位置決め部および前記第3位置決め部それぞれの前記短手方向における位置は、前記第1半導体レーザの前記短手方向における位置と前記第3半導体レーザの前記短手方向における位置との間である
ことを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
【請求項4】
前記レーザ基板を前記スキャナフレームに締結する第1ネジと第2ネジとを有し、前記第1ネジと前記第2ネジとは前記第2位置決め部と前記第3位置決め部とを結ぶ直線上に配置され、前記第1ネジと前記第2ネジとは前記レーザ基板の前記長手方向において前記第1半導体レーザを挟んだ一方側及び他方側にそれぞれ配置されている
ことを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
【請求項5】
前記第1ネジの頭部と前記レーザ基板との間に介在配置される弾性部材を有する
ことを特徴とする請求項4記載の走査光学装置。
【請求項6】
前記レーザ基板は、前記第1位置決め部が貫通することで位置決めされる第1被位置決め部を有し、
前記第1被位置決め部は、前記短手方向に延びる溝である
ことを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
【請求項7】
前記第1位置決め部は、前記溝に沿って前記短手方向に延びる位置決め面を有する
ことを特徴とする請求項6記載の走査光学装置。
【請求項8】
前記溝は、前記短手方向の一端が開放されている
ことを特徴とする請求項6記載の走査光学装置。
【請求項9】
前記第2位置決め部は、略円柱形状を有する
ことを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
【請求項10】
前記第2位置決め部は、前記略円柱形状の基部側に、強度補強用のリブ部を一体的に備える
ことを特徴とする請求項9記載の走査光学装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体レーザからの光を偏向する偏向器を備えた走査光学装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載のように、画像形成装置のハウジングの側壁において、レーザ光源に接続された基板を位置決めするための位置決め部を持つものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-60137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の画像形成装置では、ハウジングの側壁は位置決めのための円形のボスを2か所有し、ボスが基板の端子挿入穴に係合することで位置決めされる。ボスは、先端部が小径となっており基板の端子挿入穴の誘い込みが可能な構成となっているが、ボスの径方向に基板が移動可能な自由度があるため、基板の端子挿入穴にレーザ光源のリード端子を挿入する際に、工数を要する可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、半導体レーザのリード端子を基板の穴に挿入するのを容易にすることができる走査光学装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、リード端子を有する第1半導体レーザと、前記第1半導体レーザからの光を偏向走査する偏向器と、
前記第1半導体レーザの前記リード端子が挿入される穴を有し、前記第1半導体レーザを制御するレーザ基板と、前記第1半導体レーザ、前記偏向器、及び前記レーザ基板を支持するスキャナフレームと、を備える。前記スキャナフレームは、前記レーザ基板を貫通する方向に突出し、前記レーザ基板の長手方向の位置決めを行う第1位置決め部と、前記レーザ基板を貫通する方向に突出し、前記レーザ基板の短手方向の位置決めを行う第2位置決め部と、前記レーザ基板を貫通する方向に突出し、前記レーザ基板の前記短手方向の位置決めを行う第3位置決め部と、を有し、前記第2位置決め部と前記第3位置決め部とは、前記レーザ基板の前記長手方向において前記第1半導体レーザを挟んだ一方側及び他方側にそれぞれ配置されている。
【0007】
本願発明の走査光学装置においては、スキャナフレームにおいて、レーザ基板の長手方向の位置決めを行う第1位置決め部と、短手方向の位置決めを行う第2位置決め部及び第3位置決め部と、が設けられる。
レーザ基板をスキャナフレームに取り付ける際には、まず第1位置決め部を用いてレーザ基板の長手方向の位置決めを行う。その後、長手方向が位置決めされた状態で、第2位置決め部及び第3位置決め部のいずれか一方、いずれか他方、の順でレーザ基板の短手方向の位置決めを行う。このような流れで、第1~第3位置決め部によってレーザ基板の位置を規制しつつスキャナフレームへの取り付けを行うことができるので、第1半導体レーザのリード端子をレーザ基板の穴に挿入するのが容易になる。
【0008】
さらに、走査光学装置は、前記レーザ基板の前記長手方向において前記第1半導体レーザと並んで配置される第2半導体レーザを有し、前記第1位置決め部の前記レーザ基板の前記長手方向における位置は、前記第1半導体レーザの前記長手方向における位置と前記第2半導体レーザの前記長手方向における位置との間であってもよい。
【0009】
本願発明の走査光学装置においては、第1位置決め部から第1半導体レーザまでの距離と第1位置決め部から第2半導体レーザまでの距離とを略同一とすることができる。その結果、第1位置決め部によってレーザ基板の長手方向の位置決めを行いつつ、第1半導体レーザ及び第2半導体レーザそれぞれのリード端子をほぼ同時にレーザ基板の穴に挿入することができる。
また、レーザ基板とスキャナフレームとで熱膨張率の差がある場合でも、上記のように第1位置決め部から第1半導体レーザ又は第2半導体レーザまでの距離が互いに略同一であるため、上記熱膨張差による悪影響を軽減できる。
【0010】
さらに、走査光学装置は、前記レーザ基板の前記短手方向において前記第1半導体レーザと並んで配置される第3半導体レーザを有し、前記第2位置決め部および前記第3位置決め部それぞれの前記短手方向における位置は、前記第1半導体レーザの前記短手方向における位置と前記第3半導体レーザの前記短手方向における位置との間であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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