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公開番号
2025017426
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120443
出願日
2023-07-25
発明の名称
表示装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
5/64 20060101AFI20250130BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】簡易な構成で、方向に依らず高精度に接眼光学系の位置決めをする表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、ユーザーの右目に映像を投影する第1の接眼光学系と、ユーザーの左目に映像を投影する第2の接眼光学系と、第1の接眼光学系と第2の接眼光学系の左右方向(X軸方向)の間隔を調整する調整機構と、左右方向に垂直な第1の方向において、第1の接眼光学系または第2の接眼光学系である対象光学系を付勢する付勢部材(ボールプランジャ900)と、間隔の調整時に付勢部材が係合することによってクリック感を発生させる溝(調整位置溝1000)と、を有する。溝は、左右方向においても左右方向と第1の方向とに垂直な第2の方向においても凹部となっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザーの右目に映像を投影する第1の接眼光学系と、
前記ユーザーの左目に映像を投影する第2の接眼光学系と、
前記第1の接眼光学系と前記第2の接眼光学系の左右方向の間隔を調整する調整機構と、
前記左右方向に垂直な第1の方向において、前記第1の接眼光学系または前記第2の接眼光学系である対象光学系を付勢する付勢部材と、
前記間隔の調整時に前記付勢部材が係合することによってクリック感を発生させる溝とを有し、
前記溝は、前記左右方向においても前記左右方向と前記第1の方向とに垂直な第2の方向においても凹部となっている
ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記左右方向における複数の位置のそれぞれに前記溝が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記調整機構は、前記対象光学系に設けられた前記左右方向の穴と、前記穴を通る軸とを有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記対象光学系の自重による前記軸周りの回転を前記対象光学系との当接によって規制する回転規制面をさらに有する
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記付勢部材は前記第1の方向に縮むことが可能であり、縮んだ際に発生する復元力によって、前記対象光学系を付勢し、
前記付勢部材の縮み量は、前記穴と前記軸との間の隙間よりも大きい
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記付勢部材は、前記対象光学系の自重による前記軸周りの回転の方向に合った方向の付勢力で前記対象光学系を付勢するように設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項7】
前記付勢部材は、前記穴および前記軸に向かう方向の付勢力で前記対象光学系を付勢するように設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドマウントディスプレイに関し、特にヘッドマウントディスプレイの接眼光学系の位置調整機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
Cross Reality(XR)の体験を可能とするXRデバイスとして、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)が知られている。XRには、例えばVirtual Reality(VR)、Augmented Realit(AR)、およびMixed
Reality(MR)が含まれる。また、HMDの左右の接眼光学系の位置(右の接眼光学系と左の接眼光学系との(左右方向の)間隔)を調整する機構が提案されている。以後、この機構を、IPD調整機構と記載する。右の接眼光学系と左の接眼光学系との間隔をユーザーの右目と左目の間隔、いわゆるInterPupillary Distance(IPD)に合わせることによって、HMDによる表示が好適に視認(観察)可能になる。
【0003】
ユーザーの平均的なIPDに対応する位置といった基準位置に接眼光学系を適切に配置するために、接眼光学系が基準位置にきた際にクリック感を発生させるIPD調整機構が提案されている。所定の位置においてクリック感を発生させる機構は、XRデバイスに限られず知られている。特許文献1には、凹部に対して球体を付勢してクリック感を発生させ、ダイヤルとベースの2部品で球体を挟んでガタツキを抑制する機構が開示されている。特許文献2には、レンズの操作リングに凹部を設け、光軸方向に軸部材を付勢することによって、操作リングの移動に伴うクリック感を発生させる機構が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-18372号公報
特開2022-173260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された機構は、2部品で球体を挟むという複雑な機構であるため、コストの増加をまねく。特許文献2に開示された機構では、付勢の方向が光軸方向のみであるため、光軸方向に直交する方向において高精度に位置決めをすることができない。
【0006】
本発明は、簡易な構成で、方向に依らず高精度に接眼光学系の位置決めをすることのできる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の表示装置は、ユーザーの右目に映像を投影する第1の接眼光学系と、前記ユーザーの左目に映像を投影する第2の接眼光学系と、前記第1の接眼光学系と前記第2の接眼光学系の左右方向の間隔を調整する調整機構と、前記左右方向に垂直な第1の方向において、前記第1の接眼光学系または前記第2の接眼光学系である対象光学系を付勢する付勢部材と、前記間隔の調整時に前記付勢部材が係合することによってクリック感を発生させる溝とを有し、前記溝は、前記左右方向においても前記左右方向と前記第1の方向とに垂直な第2の方向においても凹部となっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡易な構成で、方向に依らず高精度に接眼光学系の位置決めをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの外観斜視図である。
本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの断面図である。
本実施形態に係るIPD調整機構の模式図である。
本実施形態に係る調整位置溝の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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