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公開番号
2025017408
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120411
出願日
2023-07-25
発明の名称
表示装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
5/64 20060101AFI20250130BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】誤操作を抑制して容易に設定を切り替えることができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置100は、ユーザーHの右目と左目の一方に映像を投影する第1の接眼光学系と、ユーザーの右目と左目の他方に映像を投影する第2の接眼光学系と、表示装置の姿勢を検出する検出部と、投影する映像を制御する制御部とを有する。制御部は、検出部の検出結果に基づいて、ユーザーが右目で第1の接眼光学系を覗き、左目で第2の接眼光学系を覗く第1の姿勢において第1の映像を投影し、ユーザーが右目で第2の接眼光学系を覗き、左目で前記第1の接眼光学系を覗く第2の姿勢において第1の映像とは異なる第2の映像を投影するように、投影する映像を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表示装置であって、
ユーザーの右目と左目の一方に映像を投影する第1の接眼光学系と、
前記ユーザーの右目と左目の他方に映像を投影する第2の接眼光学系と、
前記表示装置の姿勢を検出する検出部と、
投影する映像を制御する制御部と
を有し、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ユーザーが右目で前記第1の接眼光学系を覗き、左目で前記第2の接眼光学系を覗く第1の姿勢において第1の映像を投影し、前記ユーザーが右目で前記第2の接眼光学系を覗き、左目で前記第1の接眼光学系を覗く第2の姿勢において前記第1の映像とは異なる第2の映像を投影するように、前記投影する映像を制御する
ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1の接眼光学系と前記第2の接眼光学系とが並ぶ方向である第1の方向と、前記第1の接眼光学系の光軸と前記第2の接眼光学系の光軸とに平行な方向である第2の方向とに垂直な第3の方向において、前記第1の接眼光学系の光軸と、前記第2の接眼光学系の光軸とのそれぞれが、前記表示装置の略中心に位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示装置の外装は、前記第1の姿勢において前記ユーザーの鼻が接近する第1の凹部と、前記第2の姿勢において前記ユーザーの鼻が接近する第2の凹部とを有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1の凹部に設けられた第1の近接センサと、前記第2の凹部に設けられた第2の近接センサとをさらに有する
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1の接眼光学系と前記第2の接眼光学系とが並ぶ方向である第1の方向と、前記第1の接眼光学系の光軸と前記第2の接眼光学系の光軸とに平行な方向である第2の方向とに垂直な第3の方向における前記第1の接眼光学系の光軸と前記表示装置の中心とのずれ量、および前記第3の方向における前記第2の接眼光学系の光軸と前記表示装置の中心とのずれ量のそれぞれは、前記第3の方向における前記表示装置のサイズの15%以下である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項6】
外部機器と通信を行うためのケーブルの差込口をさらに有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記差込口は、前記第1の姿勢において前記表示装置の左側面または右側面となる部分に設けられている
ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記差込口が設けられた部分の反対側の部分に設けられた操作ボタンをさらに有する
ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
【請求項9】
現実空間を撮像する撮像部をさらに有し、
前記制御部は、前記撮像部によって得られた前記現実空間の映像に基づいて、前記現実空間に仮想物体を配置した映像を、前記投影する映像として生成することが可能である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1の映像と前記第2の映像との一方は、前記現実空間に前記仮想物体を配置した映像であり、前記第1の映像と前記第2の映像との他方は、前記現実空間に前記仮想物体を配置した前記映像における前記仮想物体の少なくとも一部を変更した映像である
ことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関し、特に表示装置の本体構成に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザー(観察者)の頭部に装着する表示装置(ヘッドマウントディスプレイ:HMD)が知られている。HMDを使用すれば、手軽に映像を大画面で見たり立体視したりすることができる。そのため、HMDは、人工現実感(バーチャルリアリティ:VR)および複合現実感(ミックスドリアリティ:MR)を体験可能な機器として使用されている。
【0003】
MRを実現するためのHMDは、現実空間を撮像する撮像部と、撮像部によって得られた現実空間の映像を、3DCG画像を重畳して表示する表示部と、表示部によって表示された映像をユーザーの目に投影する接眼光学系とを有する。3DCGは、例えばPCによって生成される。PCはPersonal Computerの略であり、3DCGはThree Dimensional Computer Graphicの略である。
【0004】
例えば、小型の液晶パネルに映像が表示され、当該映像が接眼光学系によって拡大されて、ユーザーの目に投影される。互いに視差のある2つの映像を右目と左目にそれぞれ投影すれば、ユーザーは映像を立体視することができる。この視差によって、3DCG画像(仮想物体)を現実に存在するかのように表現することができる。
【0005】
ユーザーが観察対象に対してアクションをとったり、HMDからの問い合わせに返答したりするために、HMDに操作ボタンが設けられることがある。また、ユーザーは、HMDを頭部に装着してハンズフリーの状態で使用するだけでなく、手で把持してハンドヘルドディスプレイ(HHD)として使用することもできる。例えば、ユーザーは、様々な作業を検証する際にHMDを頭部に装着し、観察のみを行う際にはHMDをHHDとして使用する。
【0006】
HMDおよびHHDでは、ユーザーの快適性を向上するために、小型軽量化が求められている。本体(HMDまたはHHD)の小型化が進むと、操作ボタンを配置するスペースが減少する。複数のボタンが密に配置されると、ボタンが押しにくくなり、誤操作が生じやすくなる。特許文献1には、ボタンの誤操作を低減するHHD用ハンドル部材が開示されている。特許文献2では、HMDに表示されている映像を切り替えるためのコントローラを外部装置としてHMDに接続し、頭部の角度に応じて表示情報を変更する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-114756号公報
特開2021-119431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、ボタンが押しにくく、操作に時間を要してしまう。特許文献2に開示された従来技術では、操作が複雑であり、操作に時間を要してしまう。さらに、特許文献2に開示された従来技術では、頭部を所定の角度に維持する必要があり、ユーザビリティが低下することがある。
【0009】
本発明は、誤操作を抑制して容易に設定を切り替えることができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の表示装置は、ユーザーの右目と左目の一方に映像を投影する第1の接眼光学系と、前記ユーザーの右目と左目の他方に映像を投影する第2の接眼光学系と、前記表示装置の姿勢を検出する検出部と、投影する映像を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ユーザーが右目で前記第1の接眼光学系を覗き、左目で前記第2の接眼光学系を覗く第1の姿勢において第1の映像を投影し、前記ユーザーが右目で前記第2の接眼光学系を覗き、左目で前記第1の接眼光学系を覗く第2の姿勢において前記第1の映像とは異なる第2の映像を投影するように、前記投影する映像を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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