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公開番号2025009120
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111896
出願日2023-07-07
発明の名称放熱構造及びカメラ
出願人アズビル株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/52 20230101AFI20250110BHJP(電気通信技術)
要約【課題】少なくとも2つの回路基板のそれぞれで発生する熱を効率的に筐体に伝達する。
【解決手段】カメラ10は、厚み方向に沿って互いに平行にかつ重なるように配列された基板31~37と、回路基板を収容する筐体40と、を備える。カメラ10は、GigE処理基板34と、その後方の電源基板35と、を備える。筐体40は、後方に開口した開口部を備える筐体部材41と、筐体部材41よりも後方に配置され、前方に開口した開口部を備える筐体部材42と、を備える。筐体部材41の開口部は、後方、基板34の前方に向いた主面に接触する固定面41A及び41Bを有し、筐体部材42の開口部は、前方に向き、基板35の後方に向いた主面に接触する固定面42C及び42Dを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
厚み方向に沿って互いに平行にかつ重なるように配列された複数の回路基板と、
前記複数の回路基板を収容する筐体と、を備え、
前記複数の回路基板は、
動作時に発熱する第1回路基板と、
前記第1回路基板よりも前記厚み方向のうちの第1方向側に配置された、動作時に発熱する第2回路基板と、を備え、
前記筐体は、
前記第1方向に開口した第1開口部を備える第1筐体部材と、
前記第1筐体部材よりも前記第1方向側に配置され、前記第1方向と反対の第2方向に開口した第2開口部を備える第2筐体部材と、を備え、
前記第1開口部は、前記第1方向に向き、前記第1回路基板の前記第2方向に向いた主面に接触する第1面を有し、
前記第2開口部は、前記第2方向に向き、前記第2回路基板の前記第1方向に向いた主面に接触する第2面を有する、
放熱構造。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記第1回路基板の前記主面は、前記第1回路基板の前記主面の一辺を構成し、前記第1面と接触する帯状部を有し、
前記第2回路基板の前記主面は、前記第2回路基板の前記主面の一辺を構成し、前記第2面と接触する帯状部を有する、
請求項1に記載の放熱構造。
【請求項3】
前記複数の回路基板は、前記第2回路基板よりも前記第1方向側に配置された第3回路基板をさらに備え、
前記第2筐体部材は、前記第1面より前記第1方向側に設けられ、前記第2方向に向き、前記第3回路基板の前記第1方向に向いた主面に接触する第3面を有する、
請求項1に記載の放熱構造。
【請求項4】
前記複数の回路基板は、前記第1回路基板及び前記第2回路基板よりも発熱量が低い第4回路基板をさらに備え、
前記第4回路基板の前記第1筐体部材又は前記第2筐体部材との接触面積が、前記第1回路基板の前記第1筐体部材との接触面積より小さく、かつ、前記第2回路基板の前記第2筐体部材との接触面積よりも小さい、
請求項1に記載の放熱構造。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の放熱構造を備えるカメラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回路基板で発生した熱を放熱する放熱構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、放熱構造として、回路基板を筐体部材で挟んで、回路基板で発生した熱を筐体部材を介して放射させることで放熱する構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016-009558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1が開示する装置では、回路基板が1つとなっているが、近年は、複数の回路基板を備える装置も製造されている。このような装置では、例えば2つの回路基板で熱が生じることがある。ここで、特許文献1が開示する技術は、1つの回路基板を筐体部材で挟むことから、2つの回路基板に対しては適用できない。
【0005】
本発明は、少なくとも2つの回路基板のそれぞれで発生する熱を効率的に筐体に伝達することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る放熱構造は、厚み方向に沿って互いに平行にかつ重なるように配列された複数の回路基板と、前記複数の回路基板を収容する筐体と、を備え、前記複数の回路基板は、動作時に発熱する第1回路基板と、前記第1回路基板よりも前記厚み方向のうちの第1方向側に配置された、動作時に発熱する第2回路基板と、を備え、前記筐体は、前記第1方向に開口した第1開口部を備える第1筐体部材と、前記第1筐体部材よりも前記第1方向側に配置され、前記第1方向と反対の第2方向に開口した第2開口部を備える第2筐体部材と、を備え、前記第1開口部は、前記第1方向に向き、前記第1回路基板の前記第2方向に向いた主面に接触する第1面を有し、前記第2開口部は、前記第2方向に向き、前記第2回路基板の前記第1方向に向いた主面に接触する第2面を有する。
【0007】
また、本発明に係るカメラは、上記放熱構造を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、少なくとも2つの回路基板のそれぞれで発生する熱が効率的に筐体に伝達される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の第1実施形態に係るカメラの分解斜視図である。
図2は、本発明の第1実施形態に係るカメラの一部の分解斜視図である。
図3は、図1のカメラの一部の斜視図である。
図4は、図1のカメラの一部の斜視図である。
図5は、図1のカメラの一部の側面図である。
図6は、本発明の第2実施形態に係るカメラの分解斜視図である。
図7は、本発明の第2実施形態に係るカメラの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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