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公開番号
2025100194
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217391
出願日
2023-12-22
発明の名称
情報処理装置、区間選択方法及び区間選択プログラム
出願人
アズビル株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G05B
13/02 20060101AFI20250626BHJP(制御;調整)
要約
【課題】システム同定に適する動特性を表す区間の自動抽出を実現することを課題とする。
【解決手段】情報処理装置は、制御対象のシステムに関する入出力の時系列データを収集する収集部と、時系列データが分割された区間ごとに区間に対応するセグメントデータから生成されるモデルのパラメータに関する確率分布を推定する推定部と、確率分布の統計的ばらつきが小さい区間を選択する選択部と、選択部が選択した区間に関する情報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
制御対象のシステムに関する入出力の時系列データを収集する収集部と、
前記時系列データが分割された区間ごとに前記区間に対応するセグメントデータから生成される第1のモデルのパラメータに関する確率分布を推定する推定部と、
前記確率分布の統計的ばらつきが小さい区間を選択する選択部と、
前記選択部が選択した区間に関する情報を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記選択部は、前記確率分布の統計的ばらつきに基づいて前記区間をクラスタリングし、クラスタリングの結果として得られたクラスタのうち前記統計的ばらつきが相対的に小さいクラスタに含まれる1以上の区間を選択する処理を含む請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記収集部により収集された時系列データのうち前記出力部により出力された区間に対応するセグメントデータに基づいて、前記システムの同定に用いる第2のモデルを生成する同定部をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2のモデルは、前記第1のモデルと異なる構造を有する請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1のモデルは、1次遅れ系の伝達関数表現の構造を有する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1のモデルは、ゲインと、前記システムの動特性部分とを乗算するモデル構造を有し、
前記推定部は、前記動特性部分を固定し、前記ゲインに絞り込んで確率分布の推定を実行する請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
制御対象のシステムに関する入出力の時系列データを収集し、
前記時系列データが分割された区間ごとに前記区間に対応するセグメントデータから生成される第1のモデルのパラメータに関する確率分布を推定し、
前記確率分布の統計的ばらつきが小さい区間を選択し、
選択した区間に関する情報を出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする区間選択方法。
【請求項8】
制御対象のシステムに関する入出力の時系列データを収集し、
前記時系列データが分割された区間ごとに前記区間に対応するセグメントデータから生成される第1のモデルのパラメータに関する確率分布を推定し、
前記確率分布の統計的ばらつきが小さい区間を選択し、
選択した区間に関する情報を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする区間選択プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、区間選択方法及び区間選択プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
制御手法の1つとして、モデル予測制御が知られている。例えば、モデル予測制御では、制御対象とするシステムの振る舞いを伝達関数や状態空間表現、ステップ応答で表現するモデルが用いられる。
【0003】
このようなモデルを生成する手法の1つとして、制御対象とするシステムに関する入出力の時系列データから統計的な推定手法によるモデル化を行うシステム同定と呼ばれる手法がある。例えば、特許文献1や特許文献2では、制御対象とするシステムへの入力にM系列などのテスト信号を印加してシステム同定を行うタイプの技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2012-528392号公報
米国特許第7209793号明細書
【非特許文献】
【0005】
L. Ljung: System Identification-Theory for the User-2nd Edition, Prentice Hall 1999
N. Chopin, O. Papaspiliopoulos, “An Introduction to Sequential Monte Carlo”, Springer, 2020
山内,渡邉,西口:パラメータ事後分布評価に基づくプロセスモデル逐次更新,第65回自動制御連合講演会予稿集,2022
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、制御対象のシステムから収集された時系列データを用いてシステム同定を行う場合、システム同定に適する区間を選択する作業がエンジニア等の専門家に委ねられる側面がある。
【0007】
1つの側面では、本発明は、動特性を持つシステムの同定に適する区間の自動抽出を実現できる情報処理装置、区間選択方法及び区間選択プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一態様に係る情報処理装置は、制御対象のシステムに関する入出力の時系列データを収集する収集部と、前記時系列データが分割された区間ごとに前記区間に対応するセグメントデータから生成されるモデルのパラメータに関する確率分布を推定する推定部と、前記確率分布の統計的ばらつきが小さい区間を選択する選択部と、前記選択部が選択した区間に関する情報を出力する出力部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
1つの側面として、動特性を持つシステムの同定に適する区間の自動抽出を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
図2は、区間分割の一例を示す模式図である。
図3は、確率分布の推定結果の一例を示す図である。
図4は、クラスタリング結果の一例を示す図である。
図5は、パラメータの確率分布の一例を示す図(1)である。
図6は、パラメータの確率分布の一例を示す図(2)である。
図7は、システム同定処理の手順を示すフローチャートである。
図8は、ハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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