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公開番号2025099574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216347
出願日2023-12-22
発明の名称配線構造及び超音波流量計
出願人アズビル株式会社,アズビル金門株式会社
代理人弁理士法人山王内外特許事務所
主分類G01F 1/667 20220101AFI20250626BHJP(測定;試験)
要約【課題】配線を適切に引き回して固定し、振動ノイズの配線への伝播を抑制することができる配線構造を提供する。
【解決手段】圧電素子42が取り付けられる金属板41と、ケース部材20に設けられ、金属板41及び圧電素子42に接続される配線44を保持する配線保持部54を有するパッキン45と、配線44を保持した配線保持部54を押さえるキャップ30とを備える。配線44の周囲は、配線保持部54を形成するパッキン材料によって覆われる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
圧電素子が取り付けられる金属板と、
筐体に設けられ、前記圧電素子及び前記金属板に接続される配線を保持する配線保持部を有するパッキンと、
前記配線を保持した前記配線保持部を押さえる押さえ部材とを備え、
前記配線の周囲は、
前記配線保持部を形成するパッキン材料、又は、前記配線保持部を形成するパッキン材料及び前記押さえ部材によって覆われる
ことを特徴とする配線構造。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記配線保持部は、
前記配線が挿入された状態で、前記押さえ部材によって押さえ付けられることで、前記配線の周囲を前記パッキン材料で覆う配線保持溝を有する
ことを特徴とする請求項1記載の配線構造。
【請求項3】
前記配線保持溝の溝幅は、前記配線の直径以上の長さである
ことを特徴とする請求項2記載の配線構造。
【請求項4】
前記配線保持溝の溝幅は、前記配線の直径よりも短い長さである
ことを特徴とする請求項2記載の配線構造。
【請求項5】
前記押さえ部材は、前記配線が嵌め込まれる配線用凹部を有し、
前記配線保持部は、前記配線における前記配線用凹部に嵌め込まれていない部分を、沈ませるように変形する
ことを特徴とする請求項1記載の配線構造。
【請求項6】
前記配線保持部は、前記配線が挿入される配線保持溝を有し、
前記筐体は、前記配線保持部が嵌合される嵌合凹部を有し、
前記配線保持溝は、
前記配線保持部が前記嵌合凹部に嵌合されると、前記配線の周囲を前記パッキン材料で覆う
ことを特徴とする請求項1記載の配線構造。
【請求項7】
圧電素子が取り付けられる金属板と、
筐体に設けられ、前記圧電素子及び前記金属板に接続される配線を保持する配線保持部を有するパッキンとを備え、
前記配線保持部は、
前記配線が内部に押し込まれることで、前記配線の周囲を、前記配線保持部を形成するパッキン材料で覆うスリットを有する
ことを特徴とする配線構造。
【請求項8】
請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の配線構造を備える
ことを特徴とする超音波流量計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線構造及び超音波流量計に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧電デバイスが開示されている。この特許文献1に開示された圧電デバイスは、圧電素子及び当該圧電素子が取り付けられる金属板に接続される配線を、樹脂材料で形成した制振部材の内部に埋め込むようにした、配線構造を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/164890号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された配線構造は、制振部材を成形する際に、その成形に使用する金型内に、配線を、予め、圧電素子及び金属板に接続させた状態で配置することで、制振部材の成形と共に、当該制振部材の内部に配線を埋め込むようにしている。このため、特許文献1に開示された配線構造においては、配線を金型内で所定の位置に引き回すことが困難となる。配線を適切に引き回すことができない場合、当該配線には、圧電素子の振動ノイズが伝播するおそれがある。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、配線を適切に引き回して固定し、振動ノイズの配線への伝播を抑制することができる配線構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る配線構造は、圧電素子が取り付けられる金属板と、筐体に設けられ、圧電素子及び金属板に接続される配線を保持する配線保持部を有するパッキンと、配線を保持した配線保持部を押さえる押さえ部材とを備え、配線の周囲は、配線保持部を形成するパッキン材料、又は、配線保持部を形成するパッキン材料及び押さえ部材によって覆われるものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、配線を適切に引き回して固定し、振動ノイズの配線への伝播を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る配線構造が適用される超音波流量計の外観斜視図である。
実施の形態1に係る圧電デバイスがケース部材に取り付けられた状態を示す図である。図2Aは、キャップがケース部材から取り外された状態を示す図である。図2Bは、キャップがケース部材に取り付けられた状態を示す図である。
ケース部材の平面図である。図3Aは、圧電デバイスが取り外された状態を示す図である。図3Bは、圧電デバイスが取り付けられた状態を示す図である。
実施の形態1に係る圧電デバイスの外観斜視図である。図4Aは、圧電デバイスを上方側から見た図である。図4Bは、圧電デバイスを下方側から見た図である。
実施の形態1に係る配線構造の正面図である。図5Aは、配線が配線保持溝に配置された状態を示す図である。図5Bは、配線の周囲がパッキン材料によって覆われた状態を示す図である。
実施の形態2に係る配線構造の正面図である。図6Aは、配線が配線保持溝に配置された状態を示す図である。図6Bは、配線の周囲がパッキン材料によって覆われた状態を示す図である。
実施の形態3に係る配線構造の正面図である。図7Aは、配線が配線保持部とキャップの嵌合凹部との間に配置された状態を示す図である。図7Bは、配線の周囲がパッキン材料と嵌合凹部とによって覆われた状態を示す図である。
実施の形態4に係る配線構造の正面図である。図8Aは、配線が配線保持溝に挿入される前の状態を示す図である。図8Bは、配線を保持した配線保持部がケース部材の嵌合凹部に嵌め込まれる前の状態を示す図である。図8Cは、配線の周囲がパッキン材料によって覆われた状態を示す図である。
実施の形態5に係る配線構造の正面図である。図9Aは、配線が配線保持部のスリットに挿入される前の状態を示す図である。図9Bは、配線の周囲がパッキン材料によって覆われた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
実施の形態1.
実施の形態1に係る配線構造について、図1から図5を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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