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公開番号
2025037374
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144269
出願日
2023-09-06
発明の名称
積層体、光学機器、撮像装置および表示装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
5/24 20060101AFI20250311BHJP(積層体)
要約
【課題】 高機能化された積層体を提供する。
【解決手段】 基材1の上に、第1の部材と、第2の部材23とが順に積層された積層体100である。第1の部材は、繊維と、前記繊維を結着するバインダ21と、を有し、空隙24が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材の上に、第1の部材と、第2の部材とが順に積層された積層体であって、
前記第1の部材は、繊維と、前記繊維を結着するバインダと、を有し、空隙が設けられている、
ことを特徴とする積層体。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記第2の部材は、前記第1の部材より屈折率が低い請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記第1の部材と前記第2の部材の総厚をTとしたとき、
前記基材に遠い側の厚さT/2までの領域における空隙の量は、前記基材に近い側の厚さT/2までの領域における空隙の量より多い請求項1に記載の積層体。
【請求項4】
前記第2の部材は、空隙が設けられている請求項1に記載の積層体。
【請求項5】
前記第1の部材および前記第2の部材における空隙の割合を示す空隙率が、50%以上90%以下の範囲である請求項4に記載の積層体。
【請求項6】
前記繊維の少なくとも一部が、前記繊維を結着するバインダから突出し、
前記第1の部材の空隙は、前記繊維に囲まれることで形成されている請求項1に記載の積層体。
【請求項7】
前記第2の部材の空隙の最大円相当径が、前記第1の部材の空隙の最大円相当径より小さい請求項3に記載の積層体。
【請求項8】
前記第1の部材の空隙の最大円相当径が、1μm以上200μm以下の範囲である請求項1に記載の積層体。
【請求項9】
前記第2の部材の空隙の最大円相当径が、5nm以上100nm以下の範囲である請求項4に記載の積層体。
【請求項10】
前記第2の部材が透明であり、
前記繊維および前記繊維を結着するバインダが黒色である請求項1に記載の積層体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、積層体、光学機器、撮像装置および表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
基材上に繊維とバインダを有する部材を設けた積層体が知られている。積層体はユーザのニーズに合わせて、親水性、防汚性、抗菌性、耐水性、耐候性といった機能を付与することが可能である。また、光学用途としては、筐体内で発生する迷光と呼ばれる不要な反射光や散乱光を抑制するために用いられることが知られている。特許文献1には、筐体内の反射率を減少させることを目的とした、樹脂に異形繊維を含有させた反射防止膜を有する光学部材が開示されている。特許文献2には、複数の種類の形状の微粒子を有する塗装膜を有する光学系部品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-8843号公報
特開2011-64737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、機器や装置に求められる特性は日々高まっており、より優れた機能が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための態様は、基材の上に、第1の部材と、第2の部材とが順に積層された積層体であって、前記第1の部材は、繊維と、前記繊維を結着するバインダと、を有し、空隙が設けられている積層体である。
【発明の効果】
【0006】
上記解決手段によれば、例えば、従来技術よりも高機能化された積層体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る積層体の断面構造を示す概略図。
(a)は積層体が備える異形繊維の平面図。(b)は異形繊維の断面図。
変形例に係る積層体の断面構造を示す概略図。
(a)~(e)は異形繊維の変形例を示す概略図。
実施形態に係る撮像装置の一実施態様を示す概略図。
実施形態に係る表示装置の一実施態様を示す概略図。
実施例1の積層体の断面像。
(a)実施例1の積層体の断面のEDS分析におけるX線C Kα線強度のMap、(b)X線Si Kα線強度のMap、(c)X線C Kα線強度とX線Si Kα線強度のZ方向の平均値および、X線C Kα線強度とX線Si Kα線強度の強度比を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の積層体は、ユーザのニーズに合わせて、親水性、防汚性、抗菌性、耐水性、耐候性といった機能を付与することが可能である。また光学用途としても使用可能である。以下の開示は、光学用途を中心に記載する。
【0009】
[光学部材]
図1は実施形態に係る積層体の断面構造を示す概略図である。積層体である光学部材100は、基材1と、基材1の上に設けられた光反射面2Aを有する反射防止膜2と、を有する。反射防止膜2は、第1の部材と、第2の部材とが順に積層されている。
【0010】
(基材)
基材1は、基材の表面である第1の面1Aと、基材の第1の面1Aの反対側の面である基材の裏面である第2の面1Bと、を有する。基材の第1の面1Aの上には、基材の第1の面1Aに密着して反射防止膜2が設けられる。基材の第1の面1A上に反射防止膜2との密着力を高めるためのプライマー層があってもよい。また、基材の第1の面1Aの表面の表面粗さを大きくして、反射防止膜2との密着性を高めても構わない。
(【0011】以降は省略されています)
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