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公開番号2025031485
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2024027116
出願日2024-02-27
発明の名称画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 21/33 20130101AFI20250228BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像形成装置において、端末において署名されたデータを検証するための仕組みを提供することを目的とする。
【解決手段】認証機能を有する端末と通信可能な画像形成装置であって、前記端末に、前記画像形成装置のユーザ認証を行うための検証用データを送信する送信手段と、前記端末の前記認証機能における認証がなされたことに基づいて当該認証に対応する秘密鍵を用いて前記検証用データを暗号化して得られた署名データを、前記端末から受信する受信手段と、前記検証用データおよび前記秘密鍵に対応する公開鍵を用いて、受信した前記署名データの検証を行う検証手段と、を有し、前記検証が成功した場合に、前記ユーザ認証を前提とした機能が提供されることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
認証機能を有する端末と通信可能な画像形成装置であって、
前記端末に、前記画像形成装置のユーザ認証を行うための検証用データを送信する送信手段と、
前記端末の前記認証機能における認証がなされたことに基づいて当該認証に対応する秘密鍵を用いて前記検証用データを暗号化して得られた署名データを、前記端末から受信する受信手段と、
前記検証用データおよび前記秘密鍵に対応する公開鍵を用いて、受信した前記署名データの検証を行う検証手段と、
を有し、
前記検証が成功した場合に、前記ユーザ認証を前提とした機能が提供される
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記画像形成装置は、プリンタを備える画像形成装置であって、
前記検証が成功した場合に、前記ユーザ認証を前提とした機能として、前記プリンタによる所定の印刷設定での印刷機能が提供される
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記画像形成装置は、スキャナを備える画像形成装置であって、
前記検証が成功した場合に、前記ユーザ認証を前提とした機能として、前記スキャナによりスキャンして得られる画像データを外部の装置へ送信する機能が提供される
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記検証が成功した場合に、前記ユーザ認証を前提とした機能として、前記スキャナによりスキャンして得られる画像データの送信先を指定する際に、アドレス帳から選択して送信先を指定する機能が提供される
ことを特徴とする請求項３に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記画像形成装置は、プリンタ及びスキャナを備える画像形成装置であって、
前記検証が成功した場合に、前記ユーザ認証を前提とした機能として、前記プリンタを用いた印刷及び前記スキャナを用いたスキャンに関する設定を行う機能が提供される
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記秘密鍵に対応する前記公開鍵を前記画像形成装置に登録する登録手段をさらに有し、
前記検証手段は、登録された前記公開鍵を用いて前記検証を行う
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記登録手段は、
前記端末に、前記公開鍵の登録ための検証用データを送信し、
前記端末の前記認証機能における認証がなされたことに基づいて生成された前記秘密鍵に対応する前記公開鍵と、前記秘密鍵を用いて前記登録のための検証用データを暗号化して得られた登録のための署名データと、を前記端末から受信し、
前記登録のための検証用データおよび受信した前記公開鍵を用いた、前記登録のための署名データの検証が成功した場合に、受信した前記公開鍵を前記画像形成装置に登録する
ことを特徴とする請求項６に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記公開鍵は、前記画像形成装置を利用するユーザのユーザ情報と対応付けて登録されることを特徴とする請求項６に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記画像形成装置にアクセスするためのＵＲＬの情報を含むＱＲコードを、前記画像形成装置の操作パネルに表示する表示制御手段をさらに有し、
前記送信手段は、前記端末からの前記ＵＲＬへのアクセスを検知すると、前記検証用データを前記端末に送信する
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記公開鍵を用いる方法と、前記ユーザにより入力されるパスワードを用いる方法と、を含む選択肢から、前記ユーザ認証を行う方法を選択するユーザ操作を受け付ける
ことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、機器を利用するユーザを認証する技術に関するものである。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、ユーザを認証する手段として、ＦＩＤＯ（ＦａｓｔＩｄｅｎｔｉｔｙＯｎｌｉｎｅ）アライアンスが規定するＦＩＤＯ２．０等の技術が知られている。ユーザの手元にある端末上で生体認証を行い、端末において秘密鍵で署名されたデータを認証サーバ側で検証する技術である。
【０００３】
一方、画像形成装置においては、特許文献１のように、ＩＣカードを用いた認証や、ユーザにより入力されたパスワードの認証を行う技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２３－３７１６９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１の技術では、ＦＩＤＯと同様に端末において署名されたデータを、画像形成装置において検証することができなかった。
【０００６】
本発明は、画像形成装置において、端末において署名されたデータを検証するための仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、認証機能を有する端末と通信可能な画像形成装置であって、前記端末に、前記画像形成装置のユーザ認証を行うための検証用データを送信する送信手段と、前記端末の前記認証機能における認証がなされたことに基づいて当該認証に対応する秘密鍵を用いて前記検証用データを暗号化して得られた署名データを、前記端末から受信する受信手段と、前記検証用データおよび前記秘密鍵に対応する公開鍵を用いて、受信した前記署名データの検証を行う検証手段と、を有し、前記検証が成功した場合に、前記ユーザ認証を前提とした機能が提供されることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明に係る画像形成装置によれば、端末において署名されたデータを当該画像形成装置において検証するための仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
システム構成を示す図である。
ハードウェア構成を示す図である。
ソフトウェア構成を示す図である。
ユーザデータベースに記憶する情報を示す図である。
ＭＦＰの操作パネルに表示するユーザインタフェースを示す図である。
ユーザ認証に関わる設定のユーザインタフェースを示す図である。
パスキー登録のシーケンスを示す図である。
パスキー認証のシーケンスを示す図である。
その他の実施例におけるモバイル端末のソフトウェア構成を示す図である。
パスキー登録におけるモバイル端末のユーザインタフェースを示す図である。
パスキー認証におけるモバイル端末のユーザインタフェースを示す図である。
その他の実施例におけるモバイル端末のユーザインタフェースを示す図である。
ＭＦＰの操作パネルに表示するユーザインタフェースを示す図である。
シンプルログインに関わる設定のユーザインタフェースを示す図である。
シンプルログイン有効時の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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