TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025031991
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2024231013,2024003317
出願日
2024-12-26,2020-01-09
発明の名称
通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04W
24/10 20090101AFI20250228BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】マルチAP協調構成における効率的なサウンディング手順を提供する。
【解決手段】 IEEE 802.11シリーズの規格に対応するマルチAP(アクセスポイント)協調構成におけるマスタAPとして機能する通信装置は、通信装置に接続された端末装置からフィードバックとしてCSI報告を受けるためのAPのヌルデータパケット(NDP)の送信方式であるサウンディング方式を、複数のサウンディング方式の中から選択し、選択されたサウンディング方式に従ってNDPを送信する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
IEEE 802.11シリーズの規格に対応するマルチAP(アクセスポイント)協調構成におけるマスタAPとして機能する通信装置であって、
前記通信装置に接続された端末装置からフィードバックとしてCSI報告を受けるためのAPのヌルデータパケット(NDP)の送信方式であるサウンディング方式を、複数のサウンディング方式の中から選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択されたサウンディング方式に従ってNDPを送信する送信手段と、を有することを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記選択手段は、前記通信装置および前記マルチAP協調構成におけるスレーブAPが同時にNDPを送信する方式である第1のサウンディング方式と、前記通信装置と前記スレーブAPが個別のタイミングで前記NDPを送信する方式である第2のサウンディング方式と、を少なくとも含む複数のサウンディング方式の中から選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記選択手段は、前記通信装置および前記マルチAP協調構成におけるスレーブAPが同時にNDPを送信する方式である第1のサウンディング方式と、前記通信装置および前記スレーブAPが同時に前記NDPを送信した後に前記通信装置がBFRP TF(BeamForming Report Poll Trigger Frame)を送信する方式である第2のサウンディング方式と、を少なくとも含む複数のサウンディング方式の中から選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記選択手段は、前記通信装置およびスレーブAPが同時に前記NDPを送信した後に前記通信装置がBFRP TF(BeamForming Report Poll Trigger Frame)を送信する方式である第1のサウンディング方式と、前記通信装置と前記スレーブAPが個別のタイミングで前記NDPを送信する方式である第2のサウンディング方式と、を少なくとも含む複数のサウンディング方式の中から選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記端末装置からサウンディングに関する能力情報を含む所定のフレームを受信する受信手段と、を有し、
前記選択手段は前記サウンディングに関する能力情報に基づいて、サウンディング方式を選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記サウンディングに関する能力情報は2値以上の値で示されることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項7】
前記サウンディングに関する能力情報はTrigger Frame MAC Padding Durationの値で示されることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項8】
前記サウンディングに関する能力情報は、前記所定のフレームにおける情報要素(Information Element)内のCapabilities elementで示されることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項9】
前記所定のフレームは、Beacon、Probe Request/Response、Association Reqest/Response、Authentiation Request/Responseフレームのいずれかであることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項10】
IEEE 802.11シリーズの規格に対応するマルチAP(アクセスポイント)協調構成におけるマスタAPとして機能する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置に接続された端末装置からフィードバックとしてCSI報告を受けるためのAPのヌルデータパケット(NDP)の送信方式であるサウンディング方式を、複数のサウンディング方式の中から選択する選択工程と、
前記選択工程において選択されたサウンディング方式に従ってNDPを送信する送信工程と、を有することを特徴とする制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線LANの通信技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
無線LAN(Wireless Local Area Network)に関する通信規格としてIEEE802.11シリーズ規格が知られている。IEEE802.11ax規格では、OFDMAを用いて、高いピークスループットに加え、混雑状況下での通信速度向上を実現している。なお、OFDMAとは、Orthogonal Frequency-Division Multiple Accessの略であり、直交周波数分割多元接続とも称される。
【0003】
現在、更なるスループット向上のためにIEEE802.11ax規格の後継規格として、IEEE802.11 EHT(ExtremeまたはExtremely High Throughput)と呼ばれるSG(Study Group)を経て、802.11be TG(Task Group)が活動している。
【0004】
このTGが目指すスループット向上の方策のひとつとして、複数のAP(アクセスポイント)が協調して動作するマルチAP協調(Multi-AP Coordination)構成が検討されている。このマルチAP協調構成を効率的に運用するためには、アクセスポイント(AP)と端末(STA)との間で、サウンディング手順をおこなうのが一般的である。サウンディング手順とは、STAが複数のAPからNDP(Null Data Packet)を「サウンディングパケット」として受信し、それぞれのAPにチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)を含むフィードバックパケットを送信する手順である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2016-526856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかながら、従来のサウンディング手順においては、協調して動作する複数のAPがサウンディングフレームを送出する手順については明らかにされていない。また、従来技術では、サウンディング手順の時間的なオーバーヘッドやSTAへの多大な負荷に対しては、もっぱら、STAにより送信されるCSIの情報量を削減(フィードバック量を削減)することが提案されてきている。しかし、CSI情報量を削減することは、無線媒体の推定を不正確にするものであり、特に、マルチAP協調構成においては、その不正確さからもたらされる媒体利用の非効率、速度の低下といった影響は大きくなりうる。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、マルチAP協調構成における効率的なサウンディング手順を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための一手段として、本発明の通信装置は以下の構成を有する。すなわち、IEEE 802.11シリーズの規格に対応するマルチAP(アクセスポイント)協調構成におけるマスタAPとして機能する通信装置は、前記通信装置に接続された端末装置からフィードバックとしてCSI報告を受けるためのAPのヌルデータパケット(NDP)の送信方式であるサウンディング方式を、複数のサウンディング方式の中から選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択されたサウンディング方式に従ってNDPを送信する送信手段と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
マルチAP協調構成における効率的なサウンディング手順が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態におけるシステム構成例を示す。
実施形態におけるAPのハードウェア構成例を示す。
実施形態におけるAPの機能構成例(a)とSTAの機能構成例(b)を示す。
STAと接続を開始する際に実行される処理のフローチャートである。
STAへ送信するデータが発生した際に実行される処理のフローチャートである。
サウンディング方式の選択の処理のフローチャートである。
MACフレームの構成を示す。
トリガーフレーム(TF)の構成を示す。
CSI報告フィールドの構成を示す。
MIMO制御フィールドの構成を示す。
「APとSTAの接続からサウンディング方式の選択まで」のシーケンス図である。
「NDP同時送信(BFRP TF無し)の場合」のシーケンス図である。
「NDP同時送信(BFRP TF有り)の場合」のシーケンス図である。
「NDPシーケンシャル送信の場合」のシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
記録装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
制御装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
測距装置
17日前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
2日前
キヤノン株式会社
定着装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
2日前
キヤノン株式会社
光学機器
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
電子機器
25日前
キヤノン株式会社
半導体装置
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
続きを見る
他の特許を見る