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公開番号
2025025822
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130972
出願日
2023-08-10
発明の名称
電子機器及び交換モジュール
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
25/00 20060101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】異なる操作部材を備える交換モジュールの着脱を容易に行うことができ、且つ、小型化と低コスト化を実現する。
【解決手段】デジタルカメラ100は、背面筐体301に設けられた凹部301aに対してダイヤルモジュール74とボタンモジュール76を交換可能に構成される。ダイヤルモジュール74は、環状のダイヤル742と、ダイヤル742と一体的に回転する環状磁石748と、ダイヤル742の略中心に配置されたセットボタン741を有する。背面筐体301の内側において凹部301aの底面部位を挟んで、ダイヤル742の回転に伴う磁束の変化を検知する交番検知磁気センサ306が環状磁石748と対向する位置に、セットボタン741の押下に伴う磁石752の磁束の変化を検知する3軸磁気センサ305がセットボタン741と対向する位置に、それぞれ配置される。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
操作部の一部を構成する交換モジュールが機器本体に設けられた凹部に対して着脱可能であり、前記交換モジュールとしての第1の交換モジュールと第2の交換モジュールを選択的に装着して使用することができる電子機器であって、
前記第1の交換モジュールは、
環状の回転操作型の操作部材と、
前記回転操作型の操作部材と一体的に回転する環状磁石と、
前記回転操作型の操作部材の略中心に配置された第1の押下操作型の操作部材と、
前記第1の押下操作型の操作部材に対する押下操作に伴って移動する第1の磁石と、を有し、
前記第2の交換モジュールは、
複数の第2の押下操作型の操作部材と、
前記複数の第2の押下操作型の操作部材のそれぞれに設けられ、押下操作に伴って移動する第2の磁石と、を有し、
前記機器本体は、
前記凹部が一体的に形成された筐体と、
前記筐体の内側において前記凹部の底面部位を挟んで前記第1の磁石と対向する位置に設けられた第1の磁気センサと、
前記筐体の内側において前記底面部位を介して前記環状磁石と対向する位置に設けられた第2の磁気センサと、を有し、
前記第1の交換モジュールが装着された状態では前記第1の磁気センサは前記第1の押下操作型の操作部材の押下に伴う磁束の変化を検知し、前記第2の磁気センサは前記回転操作型の操作部材の回転に伴う磁束の変化を検知し、
前記第2の交換モジュールが装着された状態では、前記第1の磁気センサは前記複数の第2の押下操作型の操作部材の押下に伴う磁束の変化とを検知することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第2の交換モジュールにおいて、前記複数の第2の押下操作型の操作部材はそれぞれ、前記底面部位を挟んで前記第2の磁気センサと対向しない位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第2の交換モジュールにおいて、前記複数の第2の押下操作型の操作部材はそれぞれ、前記第1の磁気センサの感度中心に対向した開口を有する穴部を有し、
前記穴部に前記第2の磁石が固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記機器本体は、前記第1の磁気センサと前記第2の磁気センサを表面に実装したシート状の配線部材を有し、
前記配線部材の表面から前記環状磁石までの距離が、前記配線部材の表面から前記第1の磁石までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項1又2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記配線部材を保持する磁性体からなる金属板を有し、
前記第1の交換モジュールは、前記第1の磁石および前記環状磁石と前記金属板とが引き合うことにより前記凹部に保持され、
前記第2の交換モジュールは、前記第2の磁石と前記金属板とが引き合うことにより前記凹部に保持されることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
機器本体と、
前記機器本体に対する着脱が可能で、前記機器本体に装着されて操作部の一部を構成する交換モジュールと、を備える電子機器であって、
前記交換モジュールは、
環状の回転操作型の操作部材と、
前記回転操作型の操作部材と一体的に回転する環状磁石と、
前記回転操作型の操作部材の略中心に配置された押下操作型の操作部材と、
前記押下操作型の操作部材の押下操作に伴って移動する磁石と、を有し、
前記機器本体は、
前記交換モジュールが着脱される凹部が一体的に形成された筐体と、
前記筐体の内側において前記凹部の底面部位を挟んで前記磁石と対向する位置に設けられ、前記押下操作型の操作部材の押下に伴う磁束の変化を検知する第1の磁気センサと、
前記筐体の内側において前記底面部位を挟んで前記環状磁石と対向する位置に設けられ、前記回転操作型の操作部材の回転に伴う磁束の変化を検知する第2の磁気センサと、を有することを特徴とする電子機器。
【請求項7】
前記機器本体は、前記第1の磁気センサと前記第2の磁気センサを表面に実装したシート状の配線部材を有し、
前記配線部材の表面から前記環状磁石までの距離が、前記配線部材の表面から前記磁石までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記配線部材を保持する磁性体からなる金属板を有し、
前記環状磁石の磁力により前記環状磁石と前記金属板とが引き合うことにより、前記交換モジュールが前記凹部に保持されることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
機器本体と、
前記機器本体に対する着脱が可能で、前記機器本体に装着されて操作部の一部を構成する交換モジュールと、を備える電子機器であって、
前記交換モジュールは、
複数の押下操作型の操作部材と、
前記複数の押下操作型の操作部材のそれぞれに設けられ、押下操作に伴って移動する磁石と、を有し、
前記機器本体は、
前記交換モジュールが着脱される凹部が一体的に形成された筐体と、
前記筐体の内側において前記複数の押下操作型の操作部材を前記凹部の底面部位に投影した位置を結ぶ図形の略中心と前記底面部位を挟んで対向するように設けられ、前記複数の押下操作型の操作部材の押下に伴う磁束の変化を検知する第1の磁気センサと、
前記筐体の内側において前記底面部位を挟んで前記複数の押下操作型の操作部材と対向しない位置に設けられた第2の磁気センサと、を有することを特徴とする電子機器。
【請求項10】
前記交換モジュールにおいて前記複数の押下操作型の操作部材はそれぞれ、前記第1の磁気センサの感度中心に対向した開口を有する穴部を有し、
前記穴部に前記磁石が固定されていることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作部材を交換モジュールとして着脱可能に構成された電子機器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
機器本体に対する操作部材の着脱が可能な電子機器が知られている。例えば、特許文献1には、入力スイッチ操作部が別体で構成され、電子機器に装着して用いられるスイッチモジュールが記載されている。また、特許文献2には、スライドスイッチや操作ボタンを備える操作パネルを、ユーザがスライドスイッチや操作ボタンを操作しやすい位置に配置して使用することが可能なジョイスティックが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-158569号公報
特開2002-358133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された技術では、スイッチモジュールの複数の入力操作キーがそれぞれ押下操作に応じて上下する磁石を有し、磁石の移動を検知する磁気センサが各磁石ごとに機器本体に設けられている。そのため、複数の入力操作キーのそれぞれに対応する位置に磁気センサを配置する必要があり、多くの磁気センサと配置スペースが必要となるために、機器本体の小型化は容易ではなく、製品コストも増大してしまう。
【0005】
特許文献2に記載された技術では、操作パネルは90度ずつ回転させた4つのパターンのうちの1つで保持されるが、操作パネルを回転させるためにはケーシングを分解しければならないために手間がかかる。また、特許文献2には、異なる操作部材を備える操作パネルの着脱については言及していない。
【0006】
本発明は、異なる操作部材を備える交換モジュールの着脱を容易に行うことができ、且つ、小型化と低コスト化を実現可能な電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る電子機器は、操作部の一部を構成する交換モジュールが機器本体に設けられた凹部に対して着脱可能であり、前記交換モジュールとしての第1の交換モジュールと第2の交換モジュールを選択的に装着して使用することができる電子機器であって、前記第1の交換モジュールは、環状の回転操作型の操作部材と、前記回転操作型の操作部材と一体的に回転する環状磁石と、前記回転操作型の操作部材の略中心に配置された第1の押下操作型の操作部材と、前記第1の押下操作型の操作部材に対する押下操作に伴って移動する第1の磁石と、を有し、前記第2の交換モジュールは、複数の第2の押下操作型の操作部材と、前記複数の第2の押下操作型の操作部材のそれぞれに設けられ、押下操作に伴って移動する第2の磁石と、を有し、前記機器本体は、前記凹部が一体的に形成された筐体と、前記筐体の内側において前記凹部の底面部位を挟んで前記第1の磁石と対向する位置に設けられた第1の磁気センサと、前記筐体の内側において前記底面部位を介して前記環状磁石と対向する位置に設けられた第2の磁気センサと、を有し、前記第1の交換モジュールが装着された状態では前記第1の磁気センサは前記第1の押下操作型の操作部材の押下に伴う磁束の変化を検知し、前記第2の磁気センサは前記回転操作型の操作部材の回転に伴う磁束の変化を検知し、前記第2の交換モジュールが装着された状態では、前記第1の磁気センサは前記複数の第2の押下操作型の操作部材の押下に伴う磁束の変化とを検知することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、異なる操作部材を備える交換モジュールの着脱を容易に行うことができ、且つ、小型化と低コスト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るデジタルカメラの外観斜視図である。
デジタルカメラとレンズユニットの概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラにおける交換モジュールの着脱部と、着脱可能な交換モジュールの一例を説明する模式図である。
ダイヤルモジュールの外観斜視図である。
ダイヤルモジュールの正面図及び矢視A-A断面図である。
ダイヤルモジュールの分解斜視図である。
ボタンモジュールの外観斜視図である。
ボタンモジュールの正面図及び矢視B-B断面図である。
ボタンモジュールの分解斜視図である。
デジタルカメラの背面筐体の分解斜視図である。
ダイヤルモジュールに対する操作を検知する構成を説明する図である。
ボタンモジュールに対する操作を検知する構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る電子機器の一例として、デジタルカメラ(撮像装置)を取り上げる。
(【0011】以降は省略されています)
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