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公開番号
2025025124
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129614
出願日
2023-08-08
発明の名称
光学機器およびその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/08 20210101AFI20250214BHJP(光学)
要約
【課題】ソフトフィルタを使用せず、ダイナミックにソフトフォーカス効果を得ることが可能な光学機器を提供すること。
【解決手段】光学機器は、並列配置された第1の光学系および第2の光学系と、第1の光学系に設けられ、光軸方向へ移動可能な第1のフォーカスレンズと、第2の光学系に設けられ、光軸方向へ移動可能な第2のフォーカスレンズと、第1および第2のフォーカスレンズの駆動を制御する制御手段とを有し、制御手段は、第1および第2のフォーカスレンズの駆動位置がそれぞれ合焦位置と合焦位置に対して所定量だけ離れた位置となるように駆動を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
並列配置された第1の光学系および第2の光学系と、
前記第1の光学系に設けられ、光軸方向へ移動可能な第1のフォーカスレンズと、
前記第2の光学系に設けられ、前記光軸方向へ移動可能な第2のフォーカスレンズと、
前記第1および第2のフォーカスレンズの駆動を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記第1および第2のフォーカスレンズの駆動位置がそれぞれ合焦位置と前記合焦位置に対して所定量だけ離れた位置となるように前記駆動を制御することを特徴とする光学機器。
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【請求項2】
前記所定量は、撮影中に変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第1および第2の光学系のうち一方の集光する像をもとに、前記第1および第2のフォーカスレンズの駆動量を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記所定量に関する情報を受け付け、前記情報に応じて前記駆動を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
【請求項5】
前記光学機器は、撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
【請求項6】
前記光学機器は、撮像を行う撮像素子と画像処理手段とを有する撮像装置であり、
前記画像処理手段は、前記第1のフォーカスレンズが前記合焦位置に位置する場合に前記第1の光学系を通した撮像により生成した第1の画像と、前記第2のフォーカスレンズが前記合焦位置に対して前記所定量だけ離れた位置に位置する場合に前記第2の光学系を通した撮像により生成した第2の画像とを合成した合成画像を作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学機器。
【請求項7】
前記画像処理手段は、撮影中、又は撮影後に前記合成画像を作成することを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
【請求項8】
前記第1の画像と前記第2の画像の合成を行うことで、ソフトフォーカス効果を得ることを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
【請求項9】
並列配置された第1の光学系および第2の光学系と、前記第1の光学系に設けられ、光軸方向へ移動可能な第1のフォーカスレンズと、前記第2の光学系に設けられ、前記光軸方向へ移動可能な第2のフォーカスレンズとを有する光学機器の制御方法であって、
前記第1および第2のフォーカスレンズの駆動を制御するステップを有し、
前記ステップにおいて、前記第1および第2のフォーカスレンズの駆動位置がそれぞれ合焦位置と前記合焦位置に対して所定量だけ離れた位置となるように前記駆動を制御することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、請求項9に記載の制御方法に従う処理を実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、並列配置された2つの光学系を有する光学機器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、レンズにより、絞りがボケ味に与える一般的な特徴とは異なる、にじみの効果をボケ味に与えることができる構成が知られている(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-268437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、一つのレンズからの光をビームスプリッタで分けて二つの撮像素子に導き、各撮像素子で合焦画像と非合焦画像を撮影して合成することでソフトフォーカス効果を得る。そのため、片方の光路上に光学部材を挿入せねばならず、更に撮影中のフォーカス位置は一定であり、ソフトフォーカス量を動的に動かすことができない。
【0005】
本発明は、ソフトフィルタを使用せず、ダイナミックにソフトフォーカス効果を得ることが可能な光学機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての光学機器は、並列配置された第1の光学系および第2の光学系と、第1の光学系に設けられ、光軸方向へ移動可能な第1のフォーカスレンズと、第2の光学系に設けられ、光軸方向へ移動可能な第2のフォーカスレンズと、第1および第2のフォーカスレンズの駆動を制御する制御手段とを有し、制御手段は、第1および第2のフォーカスレンズの駆動位置がそれぞれ合焦位置と合焦位置に対して所定量だけ離れた位置となるように駆動を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ソフトフィルタを使用せず、ダイナミックにソフトフォーカス効果を得ることが可能な光学機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るカメラシステムのブロック図である。
動画撮像において実行する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るカメラシステム(撮像システム)10のブロック図である。カメラシステム10は、光学機器としてのレンズ装置(以下、交換レンズという)100と交換レンズ100が着脱可能かつ通信可能に装着される撮像装置(以下、カメラ本体という)200とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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