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公開番号
2025020565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124032
出願日
2023-07-31
発明の名称
走査光学装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G02B
26/12 20060101AFI20250205BHJP(光学)
要約
【課題】ポリゴンミラーに塵埃が付着するのを抑制する。
【解決手段】走査光学装置1は、半導体レーザ10と、カップリングレンズ20と、偏向器50と、走査光学系と、フレームFと、カバーC1とを備える。偏向器50は、第1方向に延びる回転軸線X1を中心に回転可能なポリゴンミラーを有する。フレームFは、偏向器50が設置されたベース壁Fb1を有する。カバーC1は、ベース壁Fb1とは反対側から偏向器50を覆う。フレームFは、第1壁(第1囲み壁F20)を有する。第1壁は、ベース壁Fb1からカバーC1に向かう方向に延びている。第1壁は、偏向器50から走査光学系に向かうビームが通る開口F21と、開口F21から主走査方向に平行な第2方向に離れて配置された第1切欠F22と、を有する。カバーC1は、第1方向および第2方向に直交する第3方向から見て、第1切欠F22の全体を覆う第2壁C12を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体レーザと、
前記半導体レーザから出射された光をビームに変換するカップリングレンズと、
前記カップリングレンズを通過したビームを主走査方向に偏向する偏向器であって、第1方向に延びる回転軸線を中心に回転可能なポリゴンミラーを有する偏向器と、
前記偏向器で偏向されたビームを被走査面上に結像させる走査光学系と、
前記偏向器が設置されたベース壁を有するフレームと、
前記ベース壁とは反対側から前記偏向器を覆うカバーと、を備え、
前記フレームは、前記ベース壁から前記カバーに向かう方向に延びる第1壁であって、前記偏向器から前記走査光学系に向かうビームが通る開口と、前記開口から主走査方向に平行な第2方向に離れて配置された第1切欠と、を有する第1壁を有し、
前記カバーは、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向から見て、前記第1切欠の全体を覆う第2壁を有することを特徴とする走査光学装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第3方向において、前記第2壁は、少なくとも一部が、前記第1壁と前記偏向器との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項3】
前記第3方向において、前記第1壁は、前記第2壁の少なくとも一部と前記偏向器との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項4】
前記第2壁は、
前記第3方向において、前記第1壁と前記偏向器との間に位置する第1部分と、
前記第3方向において、前記第1部分から離れて位置する第2部分と、を有し、
前記第3方向において、前記第1壁は、前記第1部分と前記第2部分の間に位置することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項5】
前記第1部分は、前記第2部分よりも前記第1方向の寸法が大きいことを特徴とする請求項4に記載の走査光学装置。
【請求項6】
前記第2壁は、前記第1部分と前記第2部分を繋ぐリブをさらに有し、
前記リブは、少なくとも一部が前記第1切欠の中に位置することを特徴とする請求項4に記載の走査光学装置。
【請求項7】
前記走査光学系は、第1走査レンズと、前記第1走査レンズよりもビームの進行方向の下流に位置する第2走査レンズと、を有し、
前記第3方向から見て、前記第1壁は、第2走査レンズと重なり、
前記第3方向から見て、前記第1切欠は、前記第2走査レンズの中央から前記第2方向に離れた端部領域と重なることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項8】
前記第1走査レンズは、前記開口を塞ぐように配置されていること特徴とする請求項7に記載の走査光学装置。
【請求項9】
前記フレームと前記カバーは、
一方が前記第1方向に延びるボスを有し、
他方が前記フレームに前記カバーを取り付けるときに前記ボスが入り込む筒部を有することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項10】
前記フレームは、前記第1方向に延び、前記走査光学系を囲む外壁を有し、
前記カバーは、前記カバーが前記フレームに取り付けられた状態で、前記フレームに係合する係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリゴンミラーと走査光学系を備える走査光学装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、走査光学装置として、半導体レーザからの光をビームに変換するカップリングレンズと、カップリングレンズからのビームを偏向するポリゴンミラーを有する偏向器と、偏向器に偏向されたビームを像面に結像する走査光学系と、カップリングレンズ、偏向器および走査光学系を保持するフレームと、を備えるものが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-206910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ポリゴンミラーは、ミラー面に塵埃が付着すると、反射率が低下するなど光学性能が低下する。
【0005】
そこで、本発明は、塵埃がポリゴンミラーに付着するのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る走査光学装置は、半導体レーザと、カップリングレンズと、偏向器と、走査光学系と、フレームと、カバーと、を備える。
カップリングレンズは、半導体レーザから出射された光をビームに変換する。偏向器は、カップリングレンズを通過したビームを主走査方向に偏向する。偏向器は、第1方向に延びる回転軸線を中心に回転可能なポリゴンミラーを有する。走査光学系は、偏向器で偏向されたビームを被走査面上に結像させる。フレームは、偏向器が設置されたベース壁を有する。カバーは、ベース壁とは反対側から偏向器を覆う。
フレームは、第1壁を有する。第1壁は、ベース壁からカバーに向かう方向に延びている。第1壁は、偏向器から走査光学系に向かうビームが通る開口と、開口から主走査方向に平行な第2方向に離れて配置された第1切欠と、を有する。
カバーは、第1方向および第2方向に直交する第3方向から見て、第1切欠の全体を覆う第2壁を有する。
【0007】
フレームが、偏向器が設置されたベース壁と、ベース壁から延びる第1壁と、第1壁に配置された第1切欠と、を有する構成において、第3方向から見て、カバーの第2壁がフレームの第1切欠の全体を覆うことで、第1切欠から偏向器の収容室に塵埃が入りにくくなり、ポリゴンミラーに塵埃が付着するのを抑制することができる。
【0008】
また、第3方向において、第2壁は、少なくとも一部が、第1壁と偏向器との間に位置していてもよい。
【0009】
また、第3方向において、第1壁は、第2壁の少なくとも一部と偏向器との間に位置していてもよい。
【0010】
また、第2壁は、第3方向において第1壁と偏向器との間に位置する第1部分と、第3方向において第1部分から離れて位置する第2部分と、を有していてもよい。そして、第3方向において、第1壁は、第1部分と第2部分の間に位置していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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